防災用品・防災コラム」カテゴリーアーカイブ

赤のタオルかバンダナが防災用品になる?

 防災用品のことを紹介しているホームページは様々あるかと思いますが、表題のようなことを以前から書いてあるようなところはそれほど多くはないと思います。私自身もそうなのですが、実際に経験したことだけではわからない部分があるので、頭の中で様々な事態を想定して用意するものを紹介することが多いのですが、それでも想定外の事は起きます。

 では赤のタオルやバンダナは何に使うのか、そもそもなぜ赤でなければならないのかというのは、この内容をリアルタイムで読まれている方なら何となくおわかりかなと思います。川の堤防が決壊して洪水になり、多くの民家や車が孤立する中、空からの救出をスムーズに行なってもらうためには自分がここにいて助けを待っているということを上空のヘリコプターに認識してもらう必要があります。救助活動は夜間が危険なため昼間が中心になるということで、上空から見やすいものを振ってサインを送る方が早く救出してもらいやすくなるというのが今回の水害の様子を見ていて大切ではないかと思いました。

 色にこだわるのは、発煙筒や信号など、一番目立ちやすい色としてはやはり赤だということです。もし赤のタオルがなければ仕方ありませんが、何かのことを考えれば赤のものをそろえた方がいいに決まっています。ただ、今回の鬼怒川水害一連の状況が明らかになるにつけ、ちょっとでも救出が遅れると人の生き死にを分けるかも知れないわけで、こうした準備をするということも大事だなあと思う次第です。

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 というわけで、100円ショップで赤のバンダナと、ピックアップツールというラジオのアンテナのような伸びる金属の棒を買ってきました。これをいつも持ち出すバッグの中に入れておいて、いざという時に旗のようにして振れば白いタオルよりも見付けやすくなるのではないかと思います。同じように、車旅に持っていくタオルも白でなく赤を選ぶようにするとか、普段家で使うタオルの中に洗い替えを含めて2枚くらいは赤いタオルを用意しておくなど、ちょっとしたことではありますが非常用持出袋の中味を見直す際には気に掛けてみてもいいのではないでしょうか。ちなみに私は写真のセットをいつも持ち歩くバックパックに入れておきましたので、日常だけでなく旅先で立ち往生した場合にも役に立つのではないかと思います。


ホーチキ 緊急ラジオ EMR-01

 表題のラジオ名で検索をかけても、詳しい製品情報は出てきませんが、れっきとした緊急ラジオです。私は、地元の防災政策の一環として防災無線が聞けるというふれこみの市が売り出した緊急ラジオとしてこのラジオを手に入れました。
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 まず、このラジオが一般のものと違うのが、販売している地域で聞くことのできる放送局名がプリセットされていて、それ以外の放送局は聞けないということです。ものの話によると極端に自由が制限されているとある国ではかつて、このラジオと同じように決まった放送局しか聞けないようにダイヤルがロックされていたそうですが、このラジオもそうした形になっているので、県内にいたとしても、市外に引っ越すととたんに使い物にならなくなるというものですので、頻繁に住居を動くような方には向かないラジオであることは確かでしょう。
 私が知っている昔の防災ラジオと違うのが、今まで市販されていたものは、津波警報などが発令された時に、独特のピロピロ音によってスイッチが自動的に入るものでしたが、このラジオは全国瞬時警報システム Jアラートに対応した放送を行なっている地方のコミュニティFM局と連動させることができます。
 Jアラートとはどういうものかというと、弾道ミサイル情報、大津波警報、緊急地震速報、気象警報などの緊急情報を伝えるもので、これらの警報が出ると夜中でも大音量で鳴らしてくれるのですが、それには、付属のACアダプターをコンセントにつないだ上で、停電時でも使えるように単三電池4本を本体にセットしておくことが必要になります。ちなみに、私はアルカリ電池を入れないで、充電式のエネループを入れてあります。もし単三電池が切れた場合は、本体のランプで知らせてくれます。
 このように、このラジオは他の地元局も聞けるものの、やはり地元のコミュニティFM局が聞けないとその機能を十分に活用することはできません(AMラジオで行なわれている普通の緊急警報放送も聞くことはできますが)。ですから、コミュニティFM局が元々聞けない山の中でもその実力を存分に発揮することができません。ただ、市街地に住んでいれば何とか聞けるのではないかという人たちのため、このラジオにはコミュニティFM局の受信を良行にするための機能が付いています。
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 付属のロッドアンテナだけでは良行に受信できない場合に備えて、このようにテレビアンテナに接続できる端子が付いています。付属品の中には端子に付けるT字アンテナも付いているので、自宅の中で付属のアンテナを張り、置く場所を工夫して受信感度を良くすることは可能でしょう。ラジオ自体にもコミュニティFMkが圏外になると点灯するランプが付いているので、セッティングをした際にそのランプが点灯しなければ置き場所としてはOKということになります。
 どちらにしてもこうしてセッティングすると、何か本当にあった時にそれがたとえ夜中であっても大音量でラジオ放送を聞くことができるようになります。全ての市町村で売られているものではないと思いますが、災害対策について動きている自治体では扱っている可能性もありますので、興味のある方は、まずはお住いの市町村のホームページや、地元コミュニティFM局のホームページをチェックし、緊急放送の有無および専用の受信機の販売があるかどうか確認してみることをおすすめします。
 とここまで書いて終わりにしようと思ったら、このラジオの動作を実際に確認できる機会が訪れました。というのも、先日の大水害をもたらした原因の一つである台風が静岡県に接近し、静岡市内に避難準備情報や大雨洪水警報が出た際、ラジオが動作したのです。大音量で大雨警報と避難準備情報が出た事を知らせた上でラジオが切れるのを確認しました。屋外で同じ広報を流してはいるものの、大雨の中なかなか聞こえずらいですし、何を言っているのかわからない事もしばしばです。市の広報のお知させもラジオから直接大きな音で流れるので、その内容を聞き逃すことはないでしょう。ただ、深夜でもお掛いなしに最大音量で鳴るというのは住んでいる場所によっては隣人への迷惑になりますので、全ての人におすすめかと言われると微妙で、集合住宅では携帯電話やスマートフォンに警報が出たらメールを送るサービスを使った方がいい場合もあります。そうしたことも購入を考える際には検討した方がいいかも知れません。

いつ逃げる判断をするか

 昨日の茨城県の鬼怒川堤防が決壊した映像には衝撃を受けました。被害に遭われた方々も、まさか自分のところが被害に遭うとは思わなかったのではないでしょうか。被災された方にはただただお見舞いを申し上げるしかないのですが、今後の状況にも十分注意をいただきたいものです。

 今回の台風の件については、まさに私の住んでいる地方でも人事ではありませんでした。台風の進路情報により私の住む地方全体に避難準備情報が出て、避難所も開かれました。結局雨が止んだということで水害の恐れはなくなり、家に留まったのですが、私の場合避難するか家に残るかを判断する場合のひとつの基準があります。

 地元での大きな水害というと過去に1974年に起きた「七夕豪雨」というものがありまして、24時間雨量が508mmという雨に降られたことで、自宅周辺も水びたしになりました。これは自宅周辺に降ってたまったというよりも、近くを流れていた川が溢れて流れ込んだ分がかなり多かったと言われています。その後、安全に川の水を海に流すための放水路が作られたことから、ほとんど自宅周辺では洪水の恐れはなくなりました。ただ、もしこの放水路が溢れるほどの雨が降り続いた場合はまずいということです。

 最近の情報伝達の進化はありがたいもので、テレビのデータ放送で各地の川や水路の情報が出されています。私が避難する場合はこの数値を確認しながら、警戒水位を超えた時点で高台への避難を行なうように準備すべきだと思っています。ただこれはずっと同じところで生活をしているから言えることなのかも知れません。自分のいる土地がどうなっているか知らない方は、まずは地方公共団体の出している防災ハザードマップを手に入れ、さらに自宅周辺の土地が高いのか低いのか、自宅を基準にした傾斜はどうなっているのか散歩のついでにも確認してみることをおすすめします。


台風経路図を印刷して見る

 この週末から週明けにかけて、2つの台風が日本に近づいてきています。進路情報は気になるところですが、やはりインターネットからの情報収集は欠かせません。

 基本的には気象庁のホームページから情報を得るのが普通ですが、先日、印刷して紙に出すならと、別のサイトを紹介されました。それが国際気象海洋(IMOC)という気象情報サービスの会社でした。

http://www.imocwx.com/

 教えてくれた方は米軍の出す台風情報も使っているそうですが、日本語での情報ではないので、日本語で出る情報とともに台風の進路図には印刷用のファイルが用意されているのが特徴です。

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 このように、カラープリンターで印刷すれば、これまでの進路および今後の進路情報を紙の上で確認することができます。国際気象海洋ではスマートフォンやタブレット端末で使える専用アプリも提供していますが、私の使っているiPad mini2でもこれだけの範囲を一度に見ることはできないので、テレビニュースをやっていない時間に台風が接近してきた時にはこちらのサイトから紙に出力することで家族や職場などで情報を共有できて便利です。もちろん、新たな情報が入ってくれば予報の内容も変わってくるので、時間ごとに出力した内容を見比べながら自分の行動の指針にできます。

 今のところ、この週末は沖縄や小笠原諸島でかなりの被害が予想されますので、台風の進路にあたっている方はこうした情報を活用しつつ十分に警戒してください。


改めて切れた電線の危なさを実感する

 夏休みに入って最初の連休は、私も出掛けたもののどこへ行っても混んでいたというのが正直なところです。たまたま日曜日のカーラジオから流れてきたニュースが、動物避けの電気柵につながっていた電線が切れて、川に入っていた人が感電したというものでした。

 ニュースを聞いた当時は動物を驚かすための電気柵に流れていた電流なので大したことはないと思っていたのですが、子供を助けに入った40代の男性2人が亡くなってしまったとのことで、本当にびっくりしています。

 まだ原因の究明がされていないので確かなことは書けませんが、今回の事故については電気柵を動かすために繋がっていた線が切れて川に浸かっていたのではないかという話があります。だとすると、家庭用のコンセントである100Vか、家によっては200Vのものだと思います。その程度といっては何ですが、改めて電気をなめてはいけないという気持ちが強くなったことは確かです。小さいお子さんをお持ちの方は、子供がいたずらをしてコンセントに指や細長いものを突っ込むようなこともあると大変ですから、使わないコンセントを塞ぐ器具でしっかりと対策をするなど、電気の事故には気を付けたいものです。

 そして、もう一つ思い出したことがあります。台風や地震などで公共インフラが破壊されてしまった場合、切れた電線を見付けたら近づかないで電力会社に連絡をという注意がありますが、イラストによる注意喚起の内容というのは、どうしてもソフトになりがちなことも問題があるのではないかとこんな事故があると思ってしまいます。家庭に引く電線はコンセントから引く電気とは格段に多くの電流および電圧がかかっているわけですから、直接触るだけでなく、水たまりに浸かったその水たまりに触れただけでも命の危険があるということになります。

 地震などで倒壊の恐れがあるような場合は家から出ることもやむを得ませんが、大雨や台風で家自体は大丈夫な場合は雨や風の影響がある時はもちろん、翌日晴れたとしても安全が確認できるまではふらふら外に出ることは控えることも大事ですね。子供さんなどは野次馬根性でつい外へ出てはしゃいで、切れた電線の浸かった水たまりに入ってしまって感電なんてことが起こらないとは限りません。普段の生活の中の危険というのはそれこそ必限りなく存在するでしょうが、様々なケースを学ぶ中で危険を避ける方法を見つけるためにも、こうしたニュースには敏感になって自らの生活の中に生かすように努めたいと今は思っています。


災害に備える「付箋紙」よりも私は「布テープ」

 東海地震がいつ来るかわからないという土地柄のせいか、私の住んでいる静岡県では他の地域と比べて災害に備えるための情報提供が多いと思います。ラジオで毎日防災関連の情報を流すコーナーがあって、そこで先日勧められていたのは、自宅のポストの中に付箋紙とペンを常備しておけばどうかというものでした。

 外にこれらのものを備えておくと、自宅から移動する場合に移転先や家族の状況を付箋紙に書いて貼り付けることによって、後から来た家族や親戚が安否情報を簡単に入手することができるだけでなく、再び戻ってきた来のための情報発信にもなるとのこと。これは全くその通りなのですが、個人的には付箋紙をポストの中とは言え外に出したままにしておいていざという時に使えるのかという疑問もわきます。

 だれにでもわかるように玄関先に付箋紙を貼ったとしても、強い風が吹いたり、大雨で濡れてしまったらいくら大切な情報が書き込まれてあったとしても用をなさなくなるかも知れません。それなら、少々の雨でも剥がれず、直接油性ペンで字を書くことができる布テープと油性ペンのセットの方が実用的ではないかと思えますね。

 布テープというのはダンボールの梱包などに使ったりしますが、車でドライブ中でも落ちそうになった部品の一時的な補強に使うこともできますし、窓が割れた場合にダンボールなどをあてて雨風が入らないように塞ぐために使うこともできます。このように、様々な災害時に使える道具としてまとめて用意しておくことにしました。

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 例によって100円ショップのダイソーですが、布テープは15mという小さいものが税抜100円になっています。色は一番文字を書くのに適した白色のものを選び、油性ペンは日本メーカーのプラチナ万年筆のなまえペンです。これをポストの中ではなく車の中のすぐに取りだせるダッシュボードの中に入れておくことにしました。家族が最初から合流できている場合でも、自分の衣服に切った布テープを貼り、そこに名前と住所を書いておき、お年寄りや小さいお子さんがはぐれても大丈夫なような名札の代用としても使えます。常備していて車の走行中のトラブル時に使ってもいいでしょうが、できればこの2つをセットで同じ場所に置いておくことが重要です。とにかく応用範囲が広いので、必要に応じて同じセットを別々の場所に分けて置くのもいいでしょう。興味のある方は、100円ショップに出掛けた折にでも手に入れてみてください。


富士登山おしゃれヘルメットアイデアコンテスト 最優秀賞の作品が面白い

 地元の新聞を読んでいると、ローカルニュースの中でちょっと面白いものに当たることがあります。今回紹介するのは山開きを控えて静岡県が富士登山の安全を目的に募集した「富士登山おしゃれヘルメットアイデアコンテスト」の受賞作品が決定したとのことで、最優秀賞を受賞した横浜の男性が応募した「Randoseru」という作品が紹介されていました。

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 このアイデアの面白いところは普段はランドセルのようにバックパック全体をカバーしている部分が頭にフィットするような形になっているということです。これなら、噴火の危険性がある富士登山に使ってもいいですが、災害用の非常持ち出し袋としてもかなり役に立ちそうです。

 一般的なバックパックであっても頭の上に載せることで、頭上から落ちてくる危険な物から頭を守ることはできますが、このように荷物を背負って普通に歩き続けることもできそうです。

 この作品自体はこれからどうなるかはわかりませんが、静岡県地震防災センターで受賞作の展示があるそうです。静岡県も単にアイデアを集めただけではいざという時の役には立たないと思いますので、防災用品を出している企業とコラボして、関心の強いユーザーに向けて積極的に製品化を目指していただきたいところです。専門メーカーにこうしたアイデアを下ろせば、本体の材質や使いやすい内部構造を工夫するなど本格的に富士登山に使える形で出していただければ、防災用としても軽くて扱いやすいものとして売れるのではないかと思うのですが。


緊急時を想定した避難プランは複数立てよう

 2015年に入ってから日本各地の様々な場所で地震や火山の噴火が起きています。特に5月から6月にかけての、口永良部島の島民の方々の避難時における緊迫の状況というのはかなりのものだと、テレビ越しに見ていても良くわかりました。

 先日の噴火では火砕流が民家を直撃することがなかったので、島民の全員がとにかく無事に島の外に避難できたわけですが、時間の経過とともに起った事は多くの方は予想していなかったでしょう。家の回りに火砕流が来たので取るものも取りあえず家から出て避難場所へ向かったものの、噴火直後から行政の指示は島を出ての避難ということになりました。

 島民の方の中には家の戸締りもまともにしないまま出て来てしまった人もいたようですし、ペットを残して島を出た方もおられたようです。幸い噴火は連続して大きいものが起こっているようではないので、島の一部の方が代表して島に戻り、アフターケアを行なえるようで、それが救いではあるのですが、今後日本のどこかで災害が起こっても同じようになるかというとそううまくは行かないでしょう。

 一時的に避難するだけで済む程度の災害なら収まれば戻れますが、がけ崩れで家が建っている地盤ごと流されてしまう場合もありますし、今でも福島の原子力発電所のごく近い地域には居住することができなくなっています。最悪の場合逃げ出したら簡単に戻れない場合もあると思いながら家を出る覚悟か必要になる場合も出てくるでしょう。

 まず大切なのは、今自分が住んでいる場所にどんな危険があるかということを把握することです。地盤の状態や津波の到達時刻の予想、火山の溶岩の流れ方などは役所に行けばハザードマップが用意されているでしょう。これからの雨が続く時期になると、大雨による土砂災害についての危険地域かどうかも調べておいた方がいいでしょう。比較的避難まで余裕がある場合は逃げる直前に何を持って行くか選ぶことも可能ですが、火山の噴火や津波から逃げる場合はほとんど用意する時間がないと考えた方がいいでしょう。

 また、車を使って逃げられる場合とそうではない場合についても状況は変わってきます。車の中にそれなりの避難用グッズを入れておけば、いざというのに持ち出すものも少なくて済むでしょう。どんな災害が起こるかわからない現代に、私たちはどう備えればいいのでしょうか。

 基本的な考えとしては、最低体一つだけでも自分の命さえ残っていれば物質的な問題は後からでも解決できるものだということがあります。今の社会ではまだマイナンバー制度は導入されてはいませんが、個人に関するデータ自体が長期間使えないくらいダメージが出ることはそうそう考えられないので、命の危険を感じたら物への執着については意識の外に置いておき、自分および家族、さらにペットの安全確保をまずは第一に考えましょう。

 その次に考えることは、日々持ち運んでいるバッグの中に最低限家を離れて避難生活を送ることになった場合に使えそうなものを入れておくということです。私の場合は主にモバイル端末を使い続ける事を念頭に置いて(^^;)、ライトが付いたモバイルバッテリーとモバイルバッテリーを充電するためのUSB出力のACアダプターとコードは最定限バッグには常備しています。あと当面の生活のために必要な財布の中に現金を入れておけば、着の身着のままでも何とかなるかなとは思っていますが、着替えと多少の備蓄食料および用意したキャンプ用品が非常持出用のバックパックに入れてありますので、それを持って逃げられればとは思っています。まあそうはうまく行かないかも知れないので、最悪常用のバッグを持って逃げるだけでも何とかなると楽観的に考えることにしています(^^)。

 どちらにしても、自分でいくら綿密な避難計画を立てていてもその通りには行かないことは確かでしょうから、車で逃げられる場合と、家から非常用持出袋を持って行ける場合、どちらもだめで身の回りの物しか持ち出せないという複数のプランを臨機応変に組み合わせることが大事かと思います。あと私の場合は、できれば非常用持出袋の中味はこれ以上入らないように詰め込み過ぎる事は避け、後から何かを入れられるように少し空けておきます。そして、すぐに逃げなくてもいい場合は空いた中味に食料や着替えを詰められます。多少余裕がある場合はあれもこれもと持って逃げたくなりがちではありますが、大切なのは安全に避難することです。逃げる際に両手は開けておいた方がいいので、荷物はできるだけ一つにまとめるようにすることもお忘れなく。


防災速報アプリの設定を確認しよう

 関東周辺の方は、昨日の午後に埼玉県を震源とした茨城県で震度5弱を記録した地震にびっくりした方もいらしたのではないでしょうか。先週は奄美大島付近を震源とする同じく震度5弱の地震がありましたが、ここのところまた頻繁に日本国内で起こっているということで、今回起きた地方だけでなく、念のため注意が必要だろうと思います。

 今回の地震も奄美大島の地震も緊急地震速報がテレビの画面に出ましたが、緊急地震速報は携帯電話では鳴らず、割とゆるい震度でもアラームが鳴るようにセットしていたスマートフォンのアプリの方からは昨日の地震では音まで鳴りました。普段鳴らないスマートフォンがけたたましく鳴り出すというのはやはり心臓にはよくなく、一瞬東海地震並みの大きなのが来るかと思ったのですが、テレビを付けたら震源は関東内部だったということで、しばらく時間を置いて揺れが来るか待っていたところ、結果的にはほとんど大きな揺れまでは感じませんでした(実際の地域の震度は2でした)。

 今回は幸いにして私の居る場所では大きな揺れはありませんでしたが、スマートフォンのアプリで大きな音が鳴ったことで、設定の変更をした方がいいように思いました。というのも、野外に出ている時には問題ありませんが、映画館や芝居見物でマナーモードにしていたとしても、独自に設定したアプリの方が大きな音を出して、結果的に大したことがなかったとしたら、かえって回りの人に迷惑を掛ける場合が出てくると思うからです。

 ちなみに、今まで私のスマートフォンに入れているアプリ「Yahoo!防災速報」では、日本国内で緊急地震速報が出て、今いる場所が震度3以上の揺れが起こると予報された場合にマナーモードにしていても大きな音が鳴るようになってしまっていました。すぐに震度5以上でしか鳴らないように設定を変更しましたが、同じアプリを初期設定のまま導入している方の場合、今回の私のようなそれほど大きな揺れが起きなくても大きな音で告知される可能性がありますので、私と同じようにアプリをスマートフォンに入れている方は改めて設定の見直しを行なうことをおすすめします。


ガソリン携行缶はどのサイズを用意すべきか

 近い将来には起こりそうな話ですが、電気自動車で旅をしていて、充電スタンドが見付からないというのは悲劇以外の何ものでもありません。電気を充電するよりはるかに手軽に早く燃料を補充できるガソリン車であっても、旅先でのガス欠というのも恐ろしいものです。そうならないためにも、普通にガソリン車やハイブリッド車を利用されている方は、ガソリン携行缶を持って旅に出たいという方もいるかも知れません。その際に、どんな携行缶を持って行くのがいいのか、悩みだしたらきりがありませんが、私のケースについて紹介させていただこうかと思います。私は今回あえて小容量のものを購入しました。

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 写真では大きさが伝わらないかも知れませんが、容量2.5リットルのものを約2千円で購入しました。ショップではもっと容量が大きいものでも価値が変わらないので、あえて小さいものを買うのはもったいないという気もしなくもありませんが、これにはこれで私なりの合理的な理由があったりします(^^)。

 私の場合は車だけでなく、原付に入れる場合も想定しておきたいということで、兼用できる大きさが2.5リットルだったということもありますし、今の私の車の中にはすでに空きスペースが限られてきているので、15リットル20リットルクラスの大きなものは旅に持って行くには物理的に無理な感じもします。

 実際に旅にガソリン携行缶を持って行ってどのように使うかというと、事前にガソリンを入れていくのは原付でスタンドがなさそうな長距離を走る時ぐらいで、車で出る場合は空の状態で持って行くことになると思います。というのも、今乗っているガソリン車のホンダ・フィットなら1回ガソリンを満タンにすれば500kmから600kmくらい走りますので、400kmくらい走ったところでスタンドで給油するようにすればまずガソリンがすっからかんになるまで走ることは考えられませんし、車中泊用に様々な準備をしていることで、アイドリングをしてガソリンを浪費する事もあまり考えなくていいということもあります。

 ただメーターの故障のような原因で、もし万が一ガソリンが切れているのが急にわかった場合、全くスタンドが見当たらなければ加入しているJAFや自動車保険のロードサービスで実施されているガソリン給油のサービスを利用するという選択肢があります。どこにあるかわからないスタンドを探してウロウロするよりも、相当の時間待たされたとしても現地を動かず救援を待つ方が利口な気がします。携行缶が活躍するのは、スタンドが割と近くにあるのに車が動かない場合でしょう。普通のスタンドでは直接訪問しても専用の携行缶がないとガソリンを売ってくれません。そのため、とりあえずそのガソリンスタンドまで動けるだけのガソリンを入手できれば十分と考えました。小さいということはガソリンを入れても重くならないということで、特に携行缶を持って歩くことを考えると、このくらい小さい方が持ったままの移動も楽にできます。

 また、ガソリン携行缶を災害用として用意する場合、可能ならば20リットルクラスの携行缶と、この2.5リットルのものを両方用意しておくと便利です。大きいもの一つだけだと、限られたガソリンを並んで入手したとしても、それを複数の車やバイクに分けることはなかなか難しいものです。しかし、もし20リットルの携行缶に満タンに入れた状態で手動式のポンプなどでガソリンを移せば、自分の車だけでなく近所の人の車をどうしても使いたい場合に気軽におすそ分けができます。いったん車にガソリンを入れてしまうとそこからガソリンを移すことは大変ですし危険も伴います。携行缶から携行缶への移し替えも危険なことには変わりありませんが、いざという時に周辺に気を付けながら行なうことは災害時には必要に迫られて行なわなければならないこともあるでしょう。そういう時に役立つものとして、普段はガソリンを入れていなくても用意しておくと何かの際には役に立つものではないかと思います。

 ただ、あまりにも長期間利用しないと、パッキンや給油ノズルが劣化して漏れを起こす場合があります。ネット経由で安いものを購入するのも有りですが、その場合でも近くのお店で交換用の部品が入手できるメーカーのものを購入することをおすすめします。