2021年3月までに地方の楽天モバイルエリアはどうなるか

私の住んでいる静岡県静岡市では、先日第二弾とも言える静岡市の楽天モバイルエリアがエリアマップに掲載されました。前回も触れましたが、基本的に携帯電話会社がエリア整備をする際には、まずは市内中心部や幹線道路、主要な駅をエリアにすると思うのですが、楽天モバイルの場合はパートナーエリアとしてauのエリアを使えていることもあり、そのパターンとはかなり違うエリアの広げ方をしているようです。

今回広がったエリアは、静岡競輪場付近のエリアで東静岡駅の手前まで広がっていて、そのエリア内に住んでいる人が羨ましいですが残念ながら今回の更新でも自宅が楽天モバイルのエリアに入りませんでした。どういった理由でこのエリアなんだろうと思えるエリア拡大ですが、恐らく基地局の設置ができるところを優先しているのだろうなという感じです。

過去に少し書かせていただきましたが、auのエリアを楽天モバイルのエリア外では「パートナー回線」として提供していますが、このエリアはauならびにauから回線を借りているMVNOを使っている方とも少し違い、周波数が800MHz帯のBand 18のみのサービスとなるため、ビルとビルの間など電波の状況で繋がりにくい場所が中心部にいくらか見られ(楽天モバイルのエリアマップでは静岡駅周辺でパートナー回線でもエリア外の場所があります)、ユーザーとしてはパートナー回線の穴をふさぐような形で楽天モバイルのエリア整備が進んでくれればと思うわけですが。

ただ、楽天モバイルの一般向けサービスが始まったのが2020年4月で、私はその時にすぐ加入したので、2021年3月までにはこのまま契約を続けるのか、それとも解約して様子を見るのかを決めなければなりません。

個人的には新たなキャリアとして頑張ってもらいたいですし、楽天エリアでの回線安定度がどのくらいあるかによっては、自宅にモバイルルーターを置いたままにして自宅用のメイン回線として使うというプランも持っています。今月は一般向けのサービスを開始してから6ヶ月目となり、私の無料期間の半分が経過してのエリア拡大なので、毎月エリアが拡大していって自宅でも使えるようになればと思っているのですが。

ただ、同じ静岡県でも静岡市以外でのエリアはまだないようですし、地域によっての差が激しいということもあるので、全国のユーザーにどこまで響くのかはわかりませんが、せめて楽天には年内くらいには地方主要都市でのエリア展開を頑張っていただかないと、いくら安く回線を提供してもモバイル利用ができない状況が生まれてきてしまいます。

まだ半年あるということはあるものの、2020年になって世界中が感染症の影響におののくことなど考えもしなかったわけで、さらにこれからインフルエンザが猛威を振るう冬がやってくるので、エリア拡張工事もどこまで広がってくれるかはまだ不透明な部分があります。改めてこのブログでは、エリア拡大状況について確認して報告していくことにします。


カテゴリー: 通信サービス全般ニュース | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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