月別アーカイブ: 2015年7月

改めて切れた電線の危なさを実感する

 夏休みに入って最初の連休は、私も出掛けたもののどこへ行っても混んでいたというのが正直なところです。たまたま日曜日のカーラジオから流れてきたニュースが、動物避けの電気柵につながっていた電線が切れて、川に入っていた人が感電したというものでした。

 ニュースを聞いた当時は動物を驚かすための電気柵に流れていた電流なので大したことはないと思っていたのですが、子供を助けに入った40代の男性2人が亡くなってしまったとのことで、本当にびっくりしています。

 まだ原因の究明がされていないので確かなことは書けませんが、今回の事故については電気柵を動かすために繋がっていた線が切れて川に浸かっていたのではないかという話があります。だとすると、家庭用のコンセントである100Vか、家によっては200Vのものだと思います。その程度といっては何ですが、改めて電気をなめてはいけないという気持ちが強くなったことは確かです。小さいお子さんをお持ちの方は、子供がいたずらをしてコンセントに指や細長いものを突っ込むようなこともあると大変ですから、使わないコンセントを塞ぐ器具でしっかりと対策をするなど、電気の事故には気を付けたいものです。

 そして、もう一つ思い出したことがあります。台風や地震などで公共インフラが破壊されてしまった場合、切れた電線を見付けたら近づかないで電力会社に連絡をという注意がありますが、イラストによる注意喚起の内容というのは、どうしてもソフトになりがちなことも問題があるのではないかとこんな事故があると思ってしまいます。家庭に引く電線はコンセントから引く電気とは格段に多くの電流および電圧がかかっているわけですから、直接触るだけでなく、水たまりに浸かったその水たまりに触れただけでも命の危険があるということになります。

 地震などで倒壊の恐れがあるような場合は家から出ることもやむを得ませんが、大雨や台風で家自体は大丈夫な場合は雨や風の影響がある時はもちろん、翌日晴れたとしても安全が確認できるまではふらふら外に出ることは控えることも大事ですね。子供さんなどは野次馬根性でつい外へ出てはしゃいで、切れた電線の浸かった水たまりに入ってしまって感電なんてことが起こらないとは限りません。普段の生活の中の危険というのはそれこそ必限りなく存在するでしょうが、様々なケースを学ぶ中で危険を避ける方法を見つけるためにも、こうしたニュースには敏感になって自らの生活の中に生かすように努めたいと今は思っています。


今さらユースホステルの話(^^)

 Yahoo!ニュースのトップに若年層の宿として今も全国に点在するユースホステルの記事が来ていました。と思ったらとある全国紙の1面トップ扱いだったからということのようですね。

 記事の内容は急激な会員の減少を受けて、ユースホステルもその内容を変えつつあるという話でしたが、なぜ今こんな話を今さら出してきているのか疑問の方が先に来てしまったのでした。

 まず第一に、ユースホステルが対象とした10代からせいぜい20代までの年齢層の人たちが旅行をしなくなっているということが言われています。車を持たずに公共交通機関だけで移動する場合、飛行機を使わないと遠くへは行けないわけで、さらに格安航空会社を利用すれば、JR普通列車乗り放題の「青春18きっぷ」を使うよりも安く飛行機に乗れて国内だけでなく海外へも簡単に行ける時代です。海外へ行く場合、現地での宿泊費を安くするということだけでなく、英語が使えない国へ行っても何とか英語が通じるであろう海外のユースホステルを利用することがあるかもしれません。しかし国内のユースホステルよりもネットから割引を使って5千円以下で朝食付きのビジネスホテルに泊まれますし、安くという事で言うならネットカフェだっていいわけです。あえてユースホステルを今さら利用する理由がありません。

 ただ、まだインターネットがない頃、さらにビジネスホテルも高かった時代には安宿としての利用価値はあったでしょう。そして、今はいろいろと宿泊時の縛りもなくなってきているようですが、昔は男女別の相部屋だったので、人との接触に飢えたライダー(バイクでの一人旅は走る距離が長くなればなるほど人との接触は少なくなります)が宿の人や同宿者と話をするために泊まったという話は聞きます(^^)。しかし、今の時代はそんな旅などまずやる人は少なくなったのではないかとも思えますし、旅館やビジネスホテルと同じ土俵の上で勝負していかないといけない時代になっているというのが現状でしょう。

 今の日本では、わざわざ若年層のために特別な宿泊施設を用意する時代は終わったのかとも思えてきますが、やはり何か他の施設とは違ったものを打ち出していかないと、それこそ海外でユースホステルを使っている人には同じ会員証で安く使えるからと利用する人はいるものの、国内での会員はこれからも減る一方なのは間違いないでしょう。

 ユースホステル協会の会長という職は、昔から自民党の国会議員の先生が歴任していた記憶がありますが、今調べたら現在の会長も同じ国会議員の先生でした。協会自体は独立した財団法人なので政府との関係は直接にはないようですが、今の政治に携わっておられる方は、若年層の人たちの旅行離れにはどんな思いを持っているのだろうかとふと思ってしまいました。若い世代が旅をするというのが当り前ではない今、おせっかいかとは思いますが、若年層をターゲットにして旅をする気持ちを後押しするようなことも考えていかないと、本当に数十年後には極端に旅をする人が減ってしまうのではないかと思います。ユースホステルがそうした傾向の歯止めになるためには、やはり政治の力も必要になるのかなと思います。先日来話題に出している、新国立競技場の建設費を削った分のいくらかを青少年のために使ってもいいのではないかと私は思うのですが。


民放公式テレビポータル「TVer」は使えるサービスか

 2015年10月から、在京の民放テレビ局が共同で運営する見逃し番組をネット上で再配信するサイト「TVer」のサイトがオープンしました。各社はドラマやバラエティ番組などを週に10番組くらい1週間限定という形で広告は付くものの無料で配信することになるそうです。今までも独自に見逃し配信を行なってきたテレビ局はありましたが、同じサイトでまとめて配信するということになると、利用する方もまとまって見られます。サイトからメールアドレスを登録すると、サービス開始前の案内がメールで送られてくるそうなので早速私もメールアドレスを登録しました。

 この種のネット配信では、どの辺まで自由に配信するソフトを見させてくれるかという事が多くの人に使われるかのポイントであると思います。人気番組をどれくらい配信してくれるかとともに私が気になるのは、タブレットやパソコンだけでなくテレビ画面に映して簡単に見られるかということです。

 個人的に楽しみだった「Gyao!」のサービスを使ったテレビ東京の見逃し配信は、最初の頃にはChromecast対応で簡単にテレビ画面で番組を見ることができたのですが、突然Chromecastでテレビ画面から番組を見ることができなくなりました。テレビで直接見られるなら通常のテレビ放送と同じように家族で一緒に見ることもできるのですが、パソコンやタブレットでしか見られないと、とたんに一人専用のような感じになるような気がします。Chromecastに対応しているネット配信サービスを使うと、ネット配信と電波を受信して見る事の垣根を越えるという印象になります。見逃し配信という点についていうと、まさにビデオいらずで特定の期間なら自由に見られるということで、もしChromecastに対応してくれれば、個人的にも、家族単位でも気軽に見逃せるという感じになると思います。

 今回の見逃し配信サイトにはちゃんと広告も入るということで、録画したものを見るよりも広告主は確実に広告を見てもらえる(早送りで飛ばされる心配はない)わけですし、見逃し配信を利用した数はデータ化されることで、むしろ一般視聴者の視聴動向を調べるよりも簡果により積極的に番組を見たい人の動向を調べられるようになると思います。だからこそ、大画面のテレビで家族一緒に見られる環境を見逃し配信であっても作って欲しいと思いますね。


新国立競技場の再スタートに期待していいのか

 ラグビーのワールドカップと東京オリンピックに使う予定の新国立競技場について、昨日唐突にそれまでの計画が白紙撤回されることになったというニュースが入ってきました。ちょっと前までは最初の計画など変える気が全くなかったように感じられた政府が何とあっさりと前言を翻したなと思うわけですが、これで全ての問題が解決したわけではないという事も確かです。

 というのも、これから全く0からのスタートということで、デザインコンペからやり直す勢いなので、次に決まったプランがどうなろうと、そこから変えることはまず不可能でしょう。きわめて悪意を持って考えれば、予定に反して建築費用が芋づる式に増えてしまったとしても、今度は撤回させることは不可能です。まさかこれだけ多くの人たちから非難の声が挙がったのに、同じ誤ちを犯すことはないだろうと思われる方がほとんどかも知れませんが、今のところ、以前の案を実現寸前まで引っぱった人たちの責任を追求せずにそのまま主要ポストに残すような感じになっています。早いうちに人事にもメスを入れてくれることを期待しますが、果たしてそこまでできるのかどうかがポイントのように私には思えます。これが政治の世界の話なのだと言われればそれまでですが、全く新しいコンセプトで以前批判された問題点を改善するような競技場を作るためには、少なくとも主要人事は刷新するのが筋だと思うのですが。

 というわけで、まだまだ新国立競技場建設についての状況を楽観視するには早すぎると私は思います。ただ、もし私が危惧しているような事が起こってしまったら、冗談ではなく東京オリンピックは開催する前からどんよりとした雰囲気で開かなければならなくなるでしょう。未来のことはわかりませんが、また同じ誤ちを繰り返す事のないように関係者の方には多くの人が納得できる競技場を作っていただきたいと切に願っています。


あまり語られない気がするミッション車の話

 私が普通に車を買う場合、ほとんど無条件に選ぶのはいわゆるオートマ(CVT含む)の車だろうと思います。免許の種類に「オートマ限定」ができて、その話が増えれば増えるほどオートマ限定では運転できないマニュアル車を選ぶということが少なくなっているように思います。すでにメーカーによってはマニュアル車の販売を一部車種では行なっていないところもあり、将来性もないというのが正直なところでしょう。

 私自身現在はオートマに乗っていて、その便利さを知った上であえてマニュアル車を選ぶかと言われると正直選ばないのですが、それでも一部の人の間には根強い人気がありますし、それなりのメリットも有ります。たまたま先日懇意にしている修理屋さんと話をしていて、人によってはあえてマニュアル車を選ぶのもありかと思ったことがあります。それは、特にシニア以上の方の場合です。

 大きな事件のない日には格好のニユースソースになるのではないかと私が思うのは、いわゆる「アクセルとブレーキの踏み間違えた」や「前進と後退を間違えた」ことに起因する事故です。オートマの場合アクセルとブレーキの操作だけを右足で行なうため、感覚の違いでブレーキのつもりでアクセルを踏み込んでしまう事故が多発していますし、前進で駐車してバックで出ようとして(その逆もあり)実は前に進んでしまって店の中に突っ込んでしまったなんてこともあります。

 こうした事故を起こした車はまずほとんどがオートマ車であるということが想像されます。マニュアル車で同じような操作をした場合どうなるかというと、前進でも後進でも車を動かす場合はクラッチを繋ぐ必要があるので、停まった状態から急に出られないような構造になっています。また、マニュアル車の場合はまずギアをきちっと入れてからクラッチをつなぐようになるので、急に出る前にエンストしてしまうことがほとんどでしょう。

 つまり、最新のカメラシステムを仕込まなくても安全に除行しながら発進および後退できるのがマニュアル車の特徴であると言えます。クラッチのつなぎ方が下手だとクラッチ板を壊してしまったり、坂道からの発進に恐怖を伴うなどオートマの方がいい場合ももちろんありますが(^^;)、慎重にクラッチを繋いて運転することができるならば、いわゆる暴走するような事故を起こしたくない場合はマニュアル車を選んだ方がいいということになるでしょう。

 長いスパンで考えると、今オートマ限定免許しか持っていない人たちがシニア世代になった場合、その頃には公道を走るほとんどの車が衝突防止システムが標準装備になっていないと、この種の事故というのはなかなか減ることはないでしょう。家の近所は結構田舎なので(^^;)、田んぼへ行くと思われる軽トラに乗っているシニア世代の方の中にはものすごい勢いで空ぶかしをしてる場面に出くわすことがあります。あれはまだマニュアル車だから自分の車を傷めるだけで済んでいると思うのですが、そうした運転をオートマ車でやったらと思うと巻き込まれたらと思うと大変危ないと思います。マニュアル車がなくなっていくのは時代の流れで仕方ありませんが、今ならまだ新車でマニュアル車が買えますので、こうしたマニュアル車の良さを感じられている方は次回の車買い替えの際にも再考してみるのもいいかも知れません。


勝手に規則が変えられるのは社会的には当り前か

 表題の件は国会の安保法制のことではありません(^^;)。しかし、今の社会の中では後から変わったことでも、黙って受け入れることが当り前な雰囲気があるのではないかと思うことがあります。これから書くことは実に些細なことだと思われる方もいるかも知れませんが、いかに些細な事であっても文句を言わないで従順にしていることがいいことだとはどうしても思えないので、記録という意味でもここに書いておきたいと思います。

 私のブログではモバイルインターネット環境について、新しい動きがあれば追って行くということを行なっているのですが、ここのところ私が気になっているのは、モバイルインターネットを提供する様々な企業の中に、無制限にインターネットが使えるかのような広告をしたり、さらに一定の条件の元では通信制限により速度低下をすることを契約時に言わないで(時間差で情報を出してくるのではと疑われる事例があるという話もあります)トラブルになるケースが出てきているということです。

 これでは一体何の事か分からない人も多いと思うので、あえて具体的に名前を出します。まず、データのやり取りが一定量を超えると速度規制をかけるのにも関わらず、あたかも無制限でインターネットが利用できるかのような広告を出していということがネット上のニュースになっていたUQモバイルのWimax2と、Y!mobileの特定のモバイルルータを使ったデータ通信契約において、月間7GBの制限を適用せず、こちらも無制限でデータ通信が使えるという謳い文句が一人歩きしていて、実際に速度規制を行なったことでユーザーからかなりの不満の声が上がったケースがたて続けに起こりました。問題なのはこれら2つの会社で契約をした場合、広告で出ている料金というのは2年間の契約継続が前提になっていることです。契約者側からすると広告で通信制限がなさそうだから、外でもネットゲームや動画閲覧が思い切りできるのでは思ってあえてこれらのサービスを選んだ方も少なくないでしょう。もし契約時にも別に速度制限について言われなかった(この点については契約時に渡された書類に書いてあるかも知れませんので微妙ではありますが)というユーザーのネットでの書き込みが真実だとしたら、突然通信制限が実行されたような場合を考えると、もはや契約自体を契約日にさかのぼって解除したいと思われると思います。しかし、そうした行為は多くの場合行なうことができず、泣く泣く多額の解除料金と端末料金を払って解約するケースもあるとのことです。

 私自身、今メインで使っている回線が上限3Mbpsまでではありますが容量や日によって制限されないことをうたうぷららのLTEに入っていますが、もし何らかの事情でこうしたサービスの継続が難しいという発表があった場合は、とっとと契約を解約して、別のサービスに入り直すでしょう。ぷららの場合はMVNOでデータ通信専用契約は利用期間の制限がなくいつ解約しても解約についての手数料は取られないのですが、先に挙げた2社は2年契約を前提とした料金体系になっていて、広告戦略で魅力的なサービスであることを煽りながら契約を取り、売る時に言っていたことを後で翻しているように感じられる点が悪質だという風に捉えられる部分も確かに出てくるでしょう。

 もしかしたら、最初に挙げたように社会全体の風潮として、通信会社の方では決して認めないでしょうが、とりあえず売ってしまえば後で文句を言われるような事があっても何とかなるだろう。そして文句を言ってくるのは一握りの人達だけで、ほとんどの人が従順に毎月利用料金を払ってくれるだろう。うまく行けば解約するのに手数料のかからない更新月に気付かないままさらに2年契約してくれるかも知れないなどとという読みがあってのことなのかとも邪推したくもなります(^^;)。それこそMVNOが出てくる前はモバイル通信を提供する企業はほぼ独占で、多少高いなと思っても我慢して使うしかありませんでした。ただ、MVNOの事など知らない人は、今も料金に不満を感じつつも高いと感じる毎月の料金を払い続けている人もいるのではないでしょうか。

 少なくともここを読まれている皆さんには、そうしたモバイル通信の契約にあたっての不満や怒りがあるような場合は、決して泣き寝入りすることなく行動を起こしてほしいと思っています。些細な事ではありますが、行動をすることで変わるのは何も政治の世界だけではないことも確かなのですから。


夏季の水分補給に適したボトル2015

 国内では台風の影響を受けている地域もありますが、ここ数日の気温上昇で水分補給の重要性を改めて感じた方も多いだろうと思います。私は主に今まではきっちりとフタが閉まり落としても割れにくいナルゲンボトルに水を入れて持ち運んでいるのですが、これだけ暑さが続くと口の広いボトルから一気に飲んでしまいたくなりますが、水分補給の方法としてはあまり良くありません。さらに口を付けた部分を長く洗わないでいると、そこからの菌の繁殖も心配です。そこで、以前にもここで紹介しましたが、今年も夏用のボトルとして主に自転車用として開発されたCAMELBAK PODIUM ボトルを水分補給用に持って出ることにしました。

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 写真のものはスタンダードタイプですが、保冷効果に優れたCAMELBAK PODIUM CILLボトルのシリーズもあります。このボトルの特徴はフタを開けてももちろん飲めますが、写真の状態のままで、ボトルを倒したり逆さまにしても水が出てこないような作りになっています。水を出したい時はロックを外し、本体の側面を押すことによって適量の水が勢い良く出てきますので、口を開けて待ちかまえればボトルに触れることなく水分を体内に取り込めます。回し飲みも簡単ですし、勢いよく押しても定量しか出ないのでのどが渇いていない状態でも少量ずつ水分補給できるのもいい点です。

 また、押せば一定量出るという点から汚れた手を洗ったり、外限定にはなりますが顔や首に直接水を浴びて涼むこともできます。主に水を入れ、外でも少なくなったらすぐに補給をしておけば、災害用品としても役に立つことでしょう。やはり今のところ、このボトルが夏場にこまめに水分補給するためにはベストチョイスの座は揺るがないのではないかと思いますね。ただ、水だけだと不安という方には塩飴のような塩分補給と併用することが脱水症状を防ぐためには重要になります。

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車の中の掃除グッズについて

 皆さんは車の中をきれいにしているでしょうか(^^)。ずっと掃除をしないまま使っていると、やはり汚れたり匂いが気になったりしますので、定列的な掃除は必要でしょう。その場合、自宅のコンセントが届く所に車が置けるのであれば、あえて車用の掃除機を使わなくても家庭用の掃除機でシートや足元のゴミを取れば十分だと思います。

 一応私の車では100円ショップで手に入れた小さなほうきとちり取りのセットを載せていて、ダッシュボードのホコリ取りにウェットシートを使っていますが、先日それだけだとまずい状況に陥ってしまいました。

 というのも、コンビニでコーヒーを購入してミルクと砂糖をもらったのですが、そのうち砂糖の紙パッケージが知らないうちに破れていて、足元に細かい砂糖の粒が散らばってしまったのです。

 その時は、日帰りのお出掛けでの出来事だったので帰った後にすぐ掃除機で吸い取りましたが、これが長期の車中泊旅の初日あたりに起こったら大変かも知れません。表面上に見えないところに砂糖がたまり、寝ている間に蟻がたかったりしたら、考えただけで恐ろしくなります(^^;)。同じく糖分が入った飲み物をこぼしてしまった場合はまだ水を含んだ雑巾で何度も拭き取るという手も使えますが、散らばってしまった砂糖を濡れ雑巾で拭き取るというのも完全には小さい粒を取り切ることはできないでしょう。ほうきとちり取りでも取り切れないと思います。

 個人的には今まで考えたことはなかったのですが、掃除用具にも得手不得手があり、今回のような場合に一番役に立つのは小さいものでも車のシガーソケットから電力を取って使える車内掃除機のようなものも必要かなと思ったりします。

 まだ具体的にどれがいいかというところまでは考えてはいないものの、その種のものも何か用意しておくのもいいかなと思います。また、これは根元的な対策として、いかに車中泊の旅であっても、例えば大雨でどうしても車の中で飲食をしなければならない場合を除き、車の中を汚さないように中を汚す危険性があるものを持ち込まず外で食べることもいいかなと思います。もっとも、子供さんと一緒に出掛ける場合はなかなか食べものを一切車内でしないというのは難しいとは思いますが、その際は旅行から帰られた後にきちんと中の掃除をすることをおすすめします。


ソフトバンク かんたん携帯 シャープ108SH

 私が今使っているソフトバンクのガラケーはシャープの202SHで、この機種は今回の無料交換プログラムの対象機種の中に入っているのですが、その時に購入候補に上がったものが今回紹介するシニア用かんたん携帯の108SHでした。

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 当時は202SHと比べると白ロム価格が高く、逆に市場価格よりも安い202SHを見付けてしまったのでそちらに行ってしまったのですが、もし安く手に入るなら108SHはぜひ手に入れておきたい端末でありました。普通の携帯と違うシニア向けと便利な機能はもちろんですが、基本性能および買い足すものがない付属品の充実が有難いのです。具体的には、

・プラチナバンド対応
・赤外線通信・Bluetooth機能付
・ワンセグ視聴可
・充電ホルダが付属

 あと、個人的に嬉しいのは電池が202SHと共通なことです。今回は2回線を機種変更し、一台は携帯電話の扱いに不慣れな親用にし、私の分の端末はあえてすぐに使わずに保管しておくことにしました。今使っている端末が壊れたり、もう一台の親が使っている端末が不可抗力で壊れた場合の予備にしようと目論んでいます。どちらにしても今の回線をスマートフォンにする予定は全くないので、ソフトバンクが3Gをやめるまではこれで行くことになると思います。

 あと、いわゆるシニア携帯独自の機能で面白いと思ったのが、本体横にある緊急ブザー機能で、鳴らし続けると登録した連絡先に電話とメールで知らせることができます。ただし、メールはソフトバンクのキャリアメールであるS!メールの契約が必要になりますし、送られる位置情報はすでに終了した「Global NAVITIME」のアドレスを送信しますので、あまり意味はないかも知れません。でも、これがあれば防犯ブザーの代わりとしては十分ですし、災害時に閉じこめられたような場合、人の気配を感じたら鳴らすようなこともできます。同時に送信まではしなくても、いざという時のためにブザーは鳴らす設定にしておいた方がいいかなと思います。

 メールの機能の中には「読んだよメール」というものもあって、送られてきたメールを読んだことを発信先に知らせることができます。こちらの方はSMSでもやり取りが可能なのが嬉しいですね。ソフトバンクのホワイトプランではSMSのやりとりは同じソフトバンク宛なら無料なので、同じ機種同士の人がお互いの電話番号を登録しておくと、LINEのように送ったメールを相手が読んだのか確認し合いながらコミュニケーションが取れます。現在の契約内容はホワイトプランのみで維持しているので(^^;)、SMSでも使えるサービスがあるというのは地味に嬉しいものです。また、同じようなメールを自動的に送るサービスとして、その日最初に携帯端末を開いた時に指定した2ヶ所にメールを送ることができる「元気だよメール」という機能もあり、こちらもSMSで送ることができます。離れて暮らしているシニアの方の安否を知るための目安となるサービスではありますが、このサービスを利用する場合は、まず朝起きたら携帯を開いてもらうように頼むようにしないと意味がありませんのでその点は説明してから渡すのがいいかと思います。

 ちなみに新しく出たものの現在更新ソフト受信の問題とかで販売中止になっている「らくらく携帯8」ですが、こちらは赤外線・Bluetoothもワンセグも付いていないので、こうした機能が欲しかったり、日本製にこだわる方はまだ在庫があるうちにこちらの機種を入手するのが利口ではないかと思っています。私が考えるウィークポイントとして、プレフィックス番号を登録した電話番号の前に付けてダイヤルできないということがあります(202SHなら「国際発信」の項目を設定から増やすことにより対応可です)。Gcallや楽天でんわを使っている方には202SHの方がいいでしょうが、シニアの方でなくてもおサイフケータイを使っていないなら、基本性能がしっかりしていて長く使えるガラケーということではやはりこれか202SHが個人的なベストバイではないかと思いますね。すでに新たな生産はされていないモデルですので、まだガラケーを使い続けたいと思っている方で、シニア用携帯を持っていたいと思っている方はお早めにゲットすることをおすすめしておきます。


ソフトバンクの「ガラケー無料交換プログラム」に素直に乗ってきました(^^)

 2015年7月から8月末日まで、3Gガラケーを使っている人の中で5年以上同じ機種を使い続けている人を対象に「ガラケー無料交換プログラム」というキャンペーンが行なわれています。私がソフトバンクで契約している2回線はどちらもその対象になることがわかったので、このキャンペーンについて調べてみることにしました。

 ソフトバンクのキャンペーンというと、特典を受けるためには何かしらのトラップがあるのではとびくびくしながら探していたのですが(^^;)、プラン変更やオプション契約を追加するような条件はないようで、あるとすると契約事務手数料の3,240円(税込み)が台数分請求されることと、6ヶ月以内に機種変更や解約をした場合に契約解除料(違約金)が一台ごとに21,600円かかるということだけのようです。今契約している旧ホワイトプランは2年契約とかがない時代のものだったので、6ヶ月を過ぎればいつでも解約できることは変わりませんが、家族や親戚が全てソフトバンクで揃えているため、こちらは掛けなくても向こうからかかってくることがあるため、これからも契約を維持することは変わりません。ということで、今回のキャンペーンを使って0円で機種変更することについての障害はないということで、近くのショップへ行ってきました。

 私が現在使っている端末はシャープの202SHなのですが、これは白ロムを中古店で購入したもので、ソフトバンクが把握しているものとは違っています。そこで、前の日から使わないで仕舞っておいた前の端末を充電して使えるようにして、ショップへと持ち込みました。今回対象になった2回線で以前使っていたガラケーはかなり古いもので電源が入るまで充電ができるかと不安ではありましたが、何とか通話できるくらいまで充電できたのは本当に良かったです(^^)。

 ショップでは念のため今回持ち込んだ2回線がキャンペーンの対象かを調べてもらい、問題がないことがわかれば手続きとなります。今のソフトバンクショップは全てiPadによる申込みになっていて、タッチペンによるサインをする他は、免許証も目視による確認だけでした。このキャンペーンにはもう一つ条件があって、ソフトバンクが出している3Gガラケーのうち、301SHと109SHは選べなくなっています。

 さて、この状況でどの端末を選ぶかというのが問題になってくるのですが、ここまでがちょっと長くなってしまったので、その話については次回のエントリーに持ち越したいと思います(^^;)。