月別アーカイブ: 2013年5月

タカラトミー スマート飯 MEGA powerful men

 先日、ゴールデンウィークの渋滞が予想される中、できるだけ渋滞にはまるまえに距離を稼いでおきたいという状況がありました。車を運転していて止むを得ず停めなくてはならない場合というのは、睡魔に襲われた時はもちろんですが、トイレ休憩や食事の時があります。ただ、このうち食事をするための休憩というのは食べる場所にもよりますが渋滞の高速道路のサービスエリアで食べようとするとレストランや軽食コーナーすらも行列ができている場合もあり、その分タイムロスが起こってしまいます。出発当日のお昼くらいは自宅から用意していく方が食事のタイムロスを減らせると思いますが、同乗者はともかく、運転者はおにぎりを持って行っても手が汚れてハンドルを汚すような事になってしまい、車内で食べるという事が難しいというところもあると思います。

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 今回は手を汚さないで片手で食べられるランチボックス、タカラトミーの「スマート飯 MEGA powerful men」を紹介します。以前新聞記事で紹介されているのを見て気になっていたのですがたまたま昨日、とある家電量販店のおもちゃ売り場のワゴンセールの中で割引されたものを見付けたので色違いを2つ買ってきてしまいました。

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 一応おもちゃという扱いになるのでしょうが、緑が男性用でピンクが女性用を意識したぱっけーじになっています。中味は同じものの、自分でピンクのものを使うのかとも思いましたが(^^;)、洗う時にごっちゃにならなくていいのではないかと思います。

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 とりあえず緑の方を分解してみました。筒の部分に両側から蓋をするようになっているのですが、片方の蓋はさらに分解して小さい収納スペースになっているので、必要に応じて何か詰められるようになっています。

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 今回は、ご飯にまぜておむすびにするものを使って実際にランチを作ってみることにしました。写真のご飯はお茶碗に山盛りになってしまっていて、全てのごはんはこの中には入りません。普通によそった茶碗一杯分といったところです。

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 混ぜ込んだご飯を筒型容器を開いたものに写真のように詰めていきます。すり切り状態になるまでしっかりとつめれば、これ一つでそれなりにお腹にたまるようになると思います。

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 筒型容器を閉じ、細長いパーツを押し込むようにして底の部分に蓋します。その上でもう一方の蓋でご飯を押し込んで完成です。

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 食べる時には先に押し込んだ蓋の下を回すと、まるで口紅やスティックのりのようにまとまったごはんがせり出してくるので、その部分をめがけてかぶりつくのです(^^;)。これで、手が汚れずにランチを食べられるわけです。この容器を使うもう一つのメリットとして、全部食べなくても、途中でまた蓋をすれば続きから同じように食べられるというのがあります。すぐに食べられて片付けもやりやすいという事は、ドライブ中の時間短縮用のお弁当箱として最適ではないかと思うのですが。

 ただ、直接かぶりつくタイプのランチボックスという事で、本体のプラスチックの部分を直接かんでしまったりすると、人によってはプラスチック臭か気になったり、歯にぶつかる違和感を感じたりして、使えないと感じる方もそれなりにいるように思います。その点をクリアできる方ならば、旅行や仕事でできるだけ食事は短時間で済ませ、その分移動距離を稼ぎたいという方には魅力ある品に映るかも知れません。

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 今回私が購入したのがおもちゃが並んでいる売り場だったという事で、もし私と同じように興味があるもののホームセンターのランチボックス売り場で見つからないと思っている方は、タカラトミーの同種の製品と同じようにおもちゃ売り場に並んでいる可能性がありますので、そちらの方も探してみて下さい。個人的には全体的におもちゃ的なのかちゃちで、細いパーツは簡単に折れてしまいそうで心配なのですが、これからは旅行に出る際におにぎりの代わりに持っていこうかと算段しています。一本では物足りない場合は写真のように二本連結して持っていけるというのも有難いですね。


ガラパゴス化は悪いこと?

 この文章を書いている2013年、「ガラパゴス化」という言葉がさまざまな用例で使われることになってきたように思います。先日紹介した、日本国内で使われている言葉を早めに掲載する事に特徴のある「三省堂国語辞典」にもまだ掲載のない言葉ですが、私が認識する限りでは、「ガラパゴス携帯」(実はこの言葉を略したものが「ガラケー」としてスマートフォン以外の携帯電話を指す言葉として既に市民権を得ています)のような使われ方が最初ではなかったかと思います。ガラパゴス諸島は、地球の歴史の中でも早いうちから外敵の侵入が難しい地理的条件のもと生物が進化してきたので、その地域だけ進化から取り残されてしまい独自の生物を生んだ島として、多くの人たちが知っています。そうした状況を、日本社会の独自の製品や慣習が世界標準とかけ離れているという事を揶揄して使われる事が多いようです。

 特に最近になって、日本の企業自体もグローバル化しなければ生き残れないなどと煽られる中、日本は周辺国の協調路線から外され孤立して大丈夫かという話の中で使われている場面も目にします。そのように煽られると、何か世界標準の方が全ていいのだという錯覚に陥りがちになりますが、私は必ずしも世界標準だから全ていいのだという風には思えないこともあります。異論があることを承知で言えば、現在の世界標準のパソコン用のシステムソフトウェアはWindowsだと思いますが、最近になってマイクロソフト社がWindows XPのサポートを終了させると発表したことでその問題点も指摘されています。そもそも、コンピューターウィルスの対策について、全てマイクロソフトという会社に丸投げするのではなく、広く情報を公開・共有してユーザーの側に立った日本生まれのシステムソフトウェア「トロン」を日本で普及させるべくトロンプロジェクトなんてのもあったのですが、もしトロンが世界標準になっていれば、少なくとも古いOSでもサポートはたとえそれが一部の有志の手によってでも細々とされていたのではないかと思うのですが。

 また、ガラケーがすでに時代遅れかというと、私はそうでもないと思います。普通の携帯電話に、それこそ今のスマートフォンのような機能を詰め込みすぎた事で、とんでもない価格になったりしておかしくなったのではないかと私は思っています。むしろ通話と簡単なウェブ閲覧にメール送受信くらいの機能が付いたくらいのもので十分実用になるわけですし、それこそその土地によって使われる機能に特化するような形で製品の内容を変えていけば、世界に受け入れられるものになったのでははないかと思います。私自身、今のスマートフォンはアプリを実行しすぎてフリーズ状態になった場合、緊急の電話を受けられるかというのが不安なのでガラケーとの2台体制にしていますし、今後を考えても「キッズケータイ」や「らくらくホン」のような特化したものでも、十分世界に向けて売っていけるものに仕上がっていると思うのです。

 このように例を出すときりがありませんが、ガラパゴス化と指摘され世界標準から乖離したとされる技術というのは、本当に日本のユーザーのニーズを調査して作られたのかという事も検証する事が大事だと思います。昔から私もそうだったのですが、日本のユーザーの多くは、たとえそれが使うかわからないものであっても、色んな装備がこれでもかという風に付いた製品をありがたがるという事は確かにありました。実際そうした製品が売れたのでメーカーも勘違いをしていたのかとも思えなくもないのですが、これからはしっかりとニーズを把握した上での商品開発が求められるようになって来るでしょう。そうして十分にニーズを充足するものができたとしたら、私は決して世界で売れない製品になることはないような気がするのですが。

 更に個人的に気になることは、ガラパゴス化指摘によるグローバル化の進行の度が過ぎると、今まで日本で息づいている伝統の技術をつぶしてしまいかねないという問題があることです。はたからみると地方の一産業でしかないと思われるものでも、その地に根ざして技術の伝承が続いているものならば、改めてその良さをさぐってみる試みも必要になってくるのではないでしょうか。地方からもしそうした産業が消えてしまったら、たとえそれと引き替えにグローバル企業の大きな工場がやってきたとしても、状況の変化で撤退されたらそれまでです。車中泊の旅で日本全国を訪れる中、人工的な廃墟を目のあたりにするというのはつらいものです。今後も暇を見つけては全国各地をウロウロすると思いますが、他の場所では決して見られないその土地独自のものを色々と見付けていきたいと思っています。


陸前高田にある「ジョニー」という喫茶店(2)

 思いがけず訪れた陸前高田で、以前から行こうと思っていて果たせなかった喫茶店「ジョニー」に入店することができました。入るとプレハブの店内にはカウンターと椅子席があり、奥のトイレの手前にはオルガン(?)が置かれていました。開店してそれほど時間は経っていないようでしたがすでにお客さんはいて、椅子席には地元の人らしい方が男女混合で数名、カウンターの奥に男性のお客さんが食事をしていました。

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 マスターはカウンターのお客との対応をしていて、なかなか話し掛けるタイミングを見い出せないままコーヒーを注文し、改めて店内を見渡してみます。店内でかかっているのは現在の客層を意識してなのかジャズではなくクラシックだったりしていました。でも災害支援で訪れたのであろう国内ミュージシャンのポスターも多く飾られていましたし(実際に今回訪れた店舗に著名なミュージシャンが訪れ、ライブも何回も行なわれているとのことでした)、店内に並んだレコードを見ても、ジャズ色を全く捨てたということではないようです。しばらくして私はある事に気付きました。

 カウンター奥のお客さんが懸命に、でもそれほど大きくない声でマスターに話し掛けているのですが、どうにもその内容をマスターが聞き取りにくそうにしているのです。マスターは耳に補聴器らしいイヤホンを付けているのですが、どうやら普通に話し掛けただけではこちらの言っていることがわかってもらえない感じでした。マスターは奥のお客さんに、言いたい事があるなら筆談でとしきりにすすめているのですが、その方はそうしたコミュニケーションを取ることもなく、自分の言いたいことを喋り続けています。私がその様子をはたから見ていても、お客さんの側からすれば話し相手を見付けて自分の思いの丈を喋ることが個人的なストレスの解消になるということはわかりますが、逆にそれを聞き取らなければならないということで、明らかにマスターにストレスが溜めさせているような感じがして、私はちょっと気の毒に思いながらそうしたやり取りをしばらく眺めていたのでした。

 しばらくしてそのお客さんが帰った後、恐る恐るそばにあったチラシの裏に文字を書きながら私はマスターと筆談を試してみることにしました。すると、意外に簡単にコミュニケーションが取れ、この店に関する様々な事をマスターが話してくれました。元店主が盛岡に移った後、何とか自分の色を出したお店の営業が軌道に乗ったと思った頃にあの大震災に見舞われたこと。震災後、息子さんから呼ばれて一旦陸前高田から離れたものの、お店を再開するには地元の情報が入る陸前高田の避難所で暮らしたほうがいいと息子さんを説得して戻ってきたこと。瓦礫を掘り起こして店のものを掘り起こすのは、他に何が埋まっているかわからないし、釘などが突き出ているのを踏んで怪我をする恐れもあるということで息子さんにそうした行動を制されたこともあり、元の店のものはほとんど残っていないまま店の再建に着手したことなど、私が初めて聞く生々しい話でした。今の店にあるものは全国から多くの人々の支援があって寄贈していただいたものだそうで、私が求めていた日本人のジャズ演奏家のレコードなども全てなくなってしまってはどうしようもないことがそれでわかりました。で、今はどんな感じなのか改めて聞いてみることにしました。

 陸前高田で営業を続けていた「ジョニー」店舗は盛岡に行かれた店主から今のマスターに引き継がれましたが、元々ジャズに関する詳しい知識が元の店主ほどなく、厨房での仕事が主だった現マスターには以前と同じようなコアなジャズファンの全てを受け入れるだけの気持ちの余裕がなかったというのは十分に理解できることです。コアなジャズを求める客層は盛岡のお店の方へ移っていったとは思いますが、私のように過去のお店の逸話を聞いて訪れるかなりクセのあるジャズファンの相手をしなければならないなど(^^;)、マスターの心の平穏を乱すさまざまな人たちの出入りがあったことでしょう。さらに、お店の名前が売れれば売れるほど、その名前を利用して金儲けを企む魑魅魍魎が出入りすることもあったかも知れません(この点については私の想像です)。しかしながら、マスターの気持ちというのは、あくまでマスターご本人の生活を基本として成り立たせていきたい、そのためには決してジャズだけにはこだわらず、訪れる人たちが楽しめるお店であればいいとのことでした。

 私自身ははっきり言ってコアなジャズファンではあるのですが、陸前高田「ジョニー」はこうあるべきだと自分勝手な思い込みを今のマスターにぶつけても仕方ないと思います。むしろ、地元の人たちの憩いの場ということだけでなく、全国から多くの人たちが集まる空間を今も提供し続けてくれることに対して感謝することはあれ、勝手にがっかりしてくどくどと愚痴をこぼすなんてのは恐れ多くてとてもできません。以前のお店はお正月でさえも無休で頑張って営業してきたということもあったようで、前回私が訪れた際に店が閉まっていたというのは相当運が悪かったのだとマスターには笑って言われたのですが、今後は状況によっては店が閉まっている場合があるとも言われました。しかし、私が「ジョニー」を再訪した際に店が閉まっていたとしても、いろいろ大変なんだとは思うものの、また次の機会に行けばいいやと、おとなしく引き返すことになると思います(^^)。

 そんな話を筆談を交えてしながら、次のお客さんがやってくるまで2時間弱ほどコーヒー一杯で粘ってしまったのですが、店を出て改めて奇跡の一本松の近くの道の駅(現在は施設崩壊のため営業していません)に駐車し、後から後からやってくる震災現場を見に来た人たちの中に入ってみると、やはりちょっとした違和感というものを感じてしまいました。ボランティアで訪れたのではなく、旅行で訪れたような場合、現場の雰囲気を十分感じたとしても、そこに生きる人たちの息遣いまではなかなか感じられないものです。私自身ももし車で通る際に「ジョニー」の看板を見逃してしまったら、被災地について通り一辺倒の感想しかここで書けなかったかも知れません。その意味でも今回陸前高田「ジョニー」を訪問できたことは今回の旅では特筆すべき出来事でした。今のお店は昔とは違い決して入りづらいということもなく、どんな人でもゆったりとくつろげる空間になっていますので、お近くにお越しの際にはお出掛けいただき、その雰囲気に浸っていただけると私も嬉しいです。

・ジャズタイム ジョニー 岩手県陸前高田市竹駒町字仲ノ沢9
(平成29年に別の場所へ移動する予定とのことなのでご注意を)


陸前高田にある「ジョニー」という喫茶店(1)

 秋保温泉で朝風呂と朝食を買い、仙台南インターからさてどこへ行こうとカーナビをセットする際、とりあえずと目的地として入れたのが大船渡でしたが、カーナビが割り出した到着時間予想を見て気が変わり、目的地を大船渡より比較的早く到着する陸前高田にある奇跡の一本松(地図には高田松原の記載があるところです)に変更しました。カーナビの案内通り高速道路で一関まで進みましたが、さすがにゴールデンウィークと言うべきか、出口のところがかなりの渋滞になっていました。仙台を出発した時点では到着予定がお昼前になっていたのですがこの渋滞によって12時から13時くらいまで押してしまっていたのですが、山道はスムーズに進み、とりあえずは海岸まで出ようと車を走らせます。

 山道を行く間はほとんど震災の影響を感じることはありませんでしたが、突然線路が途切れているのを発見してからはまったく違った景色が現れました。津波の影響で家が流され、瓦礫を除去したことで広大な更地が広がっているという、テレビでは何度も見た光景が現実にそこにありました。お店は営業を再開していましたが、そのほとんどがプレハブで、復興とはまだまだかけ離れているなと実感しました。しばらく陰鬱な気持ちでハンドルを握りながら目的地の一本松へ向かっていたところ、プレハブの店舗の中に「ジャズタイム ジョニー」の文字を見付け、あわてて車を停めたのでした。

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 実は私は、今回紹介する喫茶店「ジョニー」目当てに陸前高田を訪ねたことがあります。その当時(20年かそれ以上前の話です)にはこのお店は単なる喫茶店ではなく、ジャズをこよなく愛す店主がその趣味をそのままつぎこんだようなかなり特徴のあるお店でした。国内外から有名なジャズミュージシャンを招聘したり、お店独自のインディーズレーベルを作ってレコードを販売するなど、交通の便の良い都市ではなく、陸前高田という町でやってしまうというお店のバイタリティは全国のジャズ関係のお店の中でも傑出していたように思います。私は音楽全般が好きですが、特に日本人奏者のジャズはこだわりを持って昔から聴いていました。当時の「ジョニー」は日本ジャズ専門店という看板をかかげて営業していたこともあり、東北旅行で陸前高田のユースホステルに宿泊することになったのを機に、お店を訪れようと店の前まで行ってみたのでした。しかし残念ながらその際には、お店休みだったのか入口が閉まっていて、当時の独特なジャズを奏でる空間に遭遇することはできなかったのでした。そんな風に目の前まで来て入れなかったということもあり、私の中で陸前高田と言えば「ジョニー」というお店の事が気になっていつつも、再訪することができないまま時が過ぎてしまいました。そして、あの大震災の日を迎えたのでした。

 震災によって被害を受けた地方がテレビや新聞で次々に報道される中、陸前高田の状況を見た時、すぐに「ジョニー」はどうなったのかと思いました。もちろん、マスコミではこういったピンポイントの情報など得ることはできませんでしたが、インターネットによってある程度の情報が関係者ではない私にも入ってきます。その際インターネット検索で調べて初めてわかったのですが、陸前高田の「ジョニー」は震災前にはすでに濃いジャズを提供するお店ではなくなっていたそうで、ジャズ好きのマスターは盛岡に移られ、そこで新たなジャズスポットとしての同名店を営業していました。では陸前高田の「ジョニー」はどうなったかというと、以前はお店の厨房にいた店主の奥様だった方が新しいマスターとして営業を続けていたとのことでした。盛岡に移ったジョニー店主氏のブログからは陸前高田の店は津波の被害を受け全壊してしまったものの、マスターの命は助かったという事だけはわかり、ほっとはしたものの、では今「ジョニー」という店がどうなってしまったのかというのは全く存じ上げないままでした。そこに、突然に営業しているらしい「ジョニー」の看板を見付けてしまったのです。この時には奇跡の一本松の事はどこかに飛んでしまい、とりあえず入ろうと店の前の営業時間を確認すると、幸いにも12時からの営業となっていました。もし一関インターでの渋滞がなければ店は開いていなかったでしょうし、入る前からちょっと運命的なものを感じていたのでした。((2)につづく)


宮城・秋保温泉のスーパー「さいち」で販売されるおはぎの魅力

 ゴールデンウィークに高速道路を使って出掛ける際に困るのが、食事時になかなか食べられず、あってもかなり割高なものを押しつけられることです。本当はもっと安くておいしいものは提供できるのかも知れませんが、いったんそういった評判が出てしまうとまたたく間に人が押し寄せ、入手自体が難しくなってしまうことも多かったりします。仙台までたどり着いてから、地方の方の案内で名物であるボリューム満点の牛タン定食をおいしくいただいたので、翌日は別の名物をいただくことにしました。

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 今回紹介する上の写真の宮城県の秋保温泉にあるスーパー「さいち」で販売されているおはぎは、ご存知の方も多いと思いますが大人気で、出張販売も宮城県内で行なわれているようですが現地へ行くのが一番確実に入手できるでしょう。日持ちがしないのでお土産には向きませんが、朝食には手軽でぴったりではありませんか。

 スーパーの開店時間は午前9時からですが、事前リサーチの結果、すぐそばにある秋保温泉の公衆浴場が8時からだということで先にお風呂の方へ行くことに。と、書くとかっこいいですが、実は公衆浴場の場所をリサーチしないで出掛けてしまったので大丈夫かなと思っていたのですが偶然公衆浴場の専用駐車場を見付けたので開館直後の空いている時間に入浴することができたのでした。私がお風呂から上がったら私と同じような観光客の方が大挙して押し寄せてきたので湯船に入ることもなかなか難しくなるところでした。

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 そうしてだいたい8時30分ぐらいに店の前に戻ったら、すでに数人の行列ができていました。たまたまその日はテレビの取材まで入っていまして、そのせいなのかわかりませんが開店よりも早くお店が開きました。

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 おはぎは普通のつぶあん(写真右)の他、きな粉(写真中)があり、どちらもたっぷりのあんこときな粉で覆われています。今回訪れたのが5月上旬ということもあって、季節販売(10月~5月上旬)のおしょうゆの付いた納豆をからめた「納豆おはぎ」(写真左)もありました。一個の大きさがけっこうあるので迷いましたが、とりあえずパックが小さい2個ずつパックされたもの(納豆おはぎだけは3個パック)を購入しました。合計7個を朝食にというのはいかんせん無理なので、結局その日の昼食代わりにもなってしまいました(^^;)。おはぎは一個あたり105円(税込み)なので、計7個で735円のみで朝食と昼食を兼ねることになってしまいました。

 そういうわけで、最初にも書きましたが、その日の移動中は道の駅や高速道路のサービスエリアに寄っても物理的に何かを買って食べることはできなかったのですが、改めて物の値段が高く、観光客からお金を取ってやろうという気概がひしひしと伝わってくるのがわかりました(^^;)。このレベルのものが人気はともかくこの値段で出せるのですから、特に人出が多く、沢山の売り上げが期待されるゴールデンウィーク中にはリーズナブルで手軽に食べられるグルメが混雑する観光地でももっと出てきても不思議ではないと思うのですが。

 こうした安くておいしいものがすぐに売り切れてしまうのは仕方のない事かも知れませんが、今回はそれほど気合いを入れて行かなかったにも関わらず、しかもゴールデンウィーク中で人出が予想される中、簡単に入手できたのはある意味ラッキーだったのかも知れませんね。

 定番のあんこやきな粉はもちろんおいしく、ボリュームもあって良かったですが、発売直後の納豆おはぎはまだほんのりと温かく、納豆好きの方にはたまらないメニューでおすすめです。この連休以降に販売を中止し、10月まで買えないのが残念ですが、仙台周辺で車中泊をする場合は、公衆浴場の朝風呂とセットで出掛けるのは、結構おすすめだと思います。


車中泊の旅なのに車中泊できないGWには

 旅の途中経過をすっぽかすような形になりますが、何とか無事に帰宅しています。今回の旅は静岡から東北道を北上し、陸前高田市・気仙沼市・南三陸町と東日本大震災の被災地を実際にこの目で見てから自宅のある静岡まで帰り着きました。

 と、文字で書くには簡単なのですが、自宅まで帰り着くのは本当に大変でした。行きには関越道に入ってから断続的な渋滞が続き、さらに東北道でも渋滞が断続的に続きました。渋滞自体は諦めも付くのですが、サービスエリアやパーキングエリアに入るためにも行列ができる始末です。私は一人なのである程度車が集まっていない所までトイレなどは我慢できましたが、同行者が多い車の旅は相当大変だった事でしょう。

 行きの大渋滞にこりごりしていたので、いざ帰ろうと思った際にできるだけ渋滞を避けるためにはどうしたらいいかと考えると、やはり混んでいない時にできるだけ進んでおくしかありません。高速道路の上りの渋滞のピークは5日の夕方に来ると報道されていたので、できれば昼過ぎぐらいに自宅へ戻れるように4日の夜からそのまま進むことにしました。

 今回私が用意してきた車中泊のための装備はシートを倒すだけでなく、荷物を移動してコットを設置するなど手間がかかるので、大混雑するサービスエリアでそうした行動を取ること自体が難しいということもあります。本当は車に積んでおく荷物を最小限にし、ちょっとの時間でもすぐに横になれるようにコットを展開した状態で持って行くべきだったかとも思いましたが、寝るのに最適な環境は逆に危なくもあります。一人での旅では寝ていて起こしてくれる人がいませんので、ちょっとだけ寝るつもりがすっかり朝まで寝てしまうといったことにもなりかねません(^^;)。事実、かなり前の話ですが、四国へ睡眠時間もほとんど取らずに向かっての帰り、淡路島あたりの道端で夕方くらいに睡魔に襲われ、その時には軽のワンボックスで行っていたことから後部座席にひいていた布団をかぶって仮眠を取ろうとしたところ、起きたら見事に翌朝になってしまっていたという失敗談もあります。今回は本当に運転席に座ったまま目を閉じて仮眠を取る程度にしたものの、気が付いたら簡単に数時間経ってしまっていたということも今回の旅ではありました。当然こうした仮眠だけでは完全に体の疲れは取れないのですが、夜通し走ってきたため、5日の昼過ぎには予定通り自宅に着いていたので、それまでたまった疲れを昼寝で癒すことができました。家族で旅行に出る場合は、できたら運転を代わってもらえるようだとかなり楽になると思いますが、今回の私のように一人で運転して帰ってこなければならない旅の場合は、運転できるだけの元気があるうちは、渋滞に巻き込まれる前にできるだけ進んでおくという心構えが結局のところ旅を楽にするのだと今回改めて実感した次第です。

 今回の旅については色々紹介したい話などもありますので、これから改めて書き進めていきたいと思っています。読まれる方にとっては退屈な内容になるかも知れませんが、しばらくお付き合いいただければと思います。


全く目的がない旅だと

 ゴールデンウィークも後半に入りまして、また性懲りもなく出かけてきてしまいました。今回の旅は一人で、もちろん車中泊ありの旅です。以前紹介したキャンプ用のベッドを普通の軽自動車の中で展開し、どんな感じなのか確かめたいという思いもあったので、ちょっと遠くまで足をのばしてしまいました。
 ただ、そうはいってもそんな理由だけでは年間でおそらく一番道路が混むといわれる5月の連休に渋滞を突破してまで進むだけのモチベーションを保つことができません。今回の旅は、東日本大震災の後、なかなか訪れることができなかった被災地を回ろうと思ったことがあり、何とかやってこられました。昨夜はたまたま近くにいる知人と会ってきました。一人旅だと下手をすると旅行中に誰とも言葉を交わさないようなこともあるので、今回はそういうこともなく、気分も晴れやかです。
 詳しい旅の様子やこの旅で試したかったことなどはまた改めて報告したいと思いますが、何しろ今回の旅では持っていく荷物を絞った関係上、パソコンを置いてきてしまったので、そうした状況下でどの程度更新がスムーズにできるのかということも試したいと思っています。一応帰宅は5日中くらいにはしたいと思っていますが、今後の状況によってはどうなるかというところですね(ちなみにこの文章は4日の早朝に書いています)。旅先からでも毎日更新のパターンは続けたいと思っていますので、どうぞよろしくお願いします。


2013年GW前半 北関東への旅(3)現地調達の情報で益子陶器市へ

 夕食を取ってホテルに戻り、ホテルには小さいながらもサウナ併設のお風呂があったので、部屋のユニットバスは使いませんでした。私がホテルを選定する際には、温泉でなくてもこのように身一つで入浴できる大浴場があるところを選ぶ事が多いです。できれば朝風呂もやってくれれば言う事はないのですが、今回は夜の入浴だけでもかなりリラックスできました。

 そうしてくつろぎながらご当地のローカルニュースを何気なく見ていたら、その日(2013年4月27日)から益子焼で有名な益子町で春の陶器市が行なわれ、かなり多くの人が出ているとのこと。宇都宮からは車で1時間かからない場所という事もあり、翌日は陶器市にお邪魔することに決定しました(^^)。このようなローカルニュースというのはテレビでもラジオでも地元のイベント情報などを積極的に報道してくれるので、意外と莫迦に出来ません。早速ホテル内のインターネットを使って益子の陶器市についての情報を入手したところ、公式サイトによるスタート時間は9時からで、駐車場は会場近くの場所は有料なものの、少々歩くことを我慢できれば無料で停められる駐車場もあるということがわかりました。

 ホテルの朝食バイキングは午前6時半からだったので翌日は早起きする事にし、ホテルは7時半くらいにはチェックアウトしてしまいました。会場に着いたのはだいたい8時半くらいでしたが、すでに結構な人は出ていたものの、無料駐車場には問題なく停められました。

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 益子町の春の陶器市にはテーマが毎年あるとのことで、多くの窯が今年は「マグカップ」を前面に出してアピールされていました。私は今では手放せなくなっているコーヒーメーカー「ネスカフェ バリスタ」用に少量のコーヒーを飲むために小さいマグカップが欲しかったので、色々さがして背の高い少容量のマグカップを300円で見付け、購入してきました。実際にバリスタにセットするとまるであつらえたようで(^^;)、安く買ってきた割にはかなり気に入っています。

 その後は高速道路を乗継ぎ、首都高速を通っても渋滞に巻き込まれる事なく夕方には自宅に着きました。連休前半のはじめに出発し、休日を一日残して帰る計画にしたのが良かったようです。今回の旅は同行者がいたという事で車中泊の旅にはなりませんでしたが、最初の「あしかがフラワーパーク」以外ははっきり行程を決めていなかった割には充実した旅でありました。連休後半に何もなければ、今度こそ車中泊がらみの旅をしたいと思っているのですが、こればかりは直前になって何が起こるかわかりませんので、まずは前半に旅に出られて良かったです(^^)。


2013年GW前半 北関東への旅(2)宇都宮と浜松の餃子の違い

 足利市からちょっと戻って群馬県の太田市や桐生市に立ち寄ったものの、渋滞に巻き込まれる事もなく宇都宮市内に入りました。ホテルはJRと東武線の駅の間あたりにあり、どちらに行くにも便利な場所にありました。フロントで手続きをしようとしたところ、当日予約のため直近のデータがフロントの方ではデータとして反映されていないという事だったので、予約時に返信されてきたメールをフロントで見せ、予約番号を確認してもらったところ、全く問題なくチェックインする事ができました。公式サイトからの予約の際、最初に登録したメールアドレスだけでなく、別のアドレスを連絡用アドレスとして指定できるので、モバイル環境でも受信できるアドレスで受付完了の情報をいつでも見せられるようにしておく事は大事であると改めて思った次第です。

 部屋の方はベッドの他にソファーまで置かれているほど広く、この値段でなくでも十分満足できるものでした。部屋の探索もそこそこに、まずは夕食をと有名な餃子専門店を目指すことにしました。

 御当地グルメとしての餃子について、宇都宮は以前から有名でしたが、最近になって突然「浜松餃子」にもスポットが当たるようになりました。これは、その地方に住む人がどれくらい餃子を消費しているかという政府の家計調査の結果で浜松が宇都宮を抜いたという事からだと思いますが、単に家庭での消費量が多いから浜松の方がいいという単純なものではありません。

 浜松の餃子というのは元々はお店で食べるというよりも持ち帰りして家庭で焼いて食べるための持ち帰りが多かったのだそうで、その点では歴史のある老舗があっても観光客が直接店に出向いて食べるようなところまでは考えていなかったのか、これまで全国的に知られる事がなかったのでしょう。それが統計発表とともに思わぬ形で浜松と餃子が結びつき、浜松餃子というブランドで商売している人たちがあふれているような状態になっているというのが現状だと思います。「浜松餃子学会」というところのホームページを見ると、浜松餃子とは、『浜松市内で製造されている事』および、『3年以上浜松に在住して』という条件を満たす必要があるという事です。私は静岡市在住なので、こうした持ち帰りまでして浜松へ行き餃子を食べる事はしなかったので、浜松餃子が有名になったと言っても、今一つピンと来ないというのが正直なところなのです。

 今回餃子をいただいた「みんみん本店」は宇都宮の中でも老舗の餃子専門店で、開店は昭和30年代という事です。宇都宮も統計による餃子消費量が多いことから地域起こし的に餃子の町づくりを進めた経緯は浜松と同じであるものの、ブームとして取り上げられるずっと前から変わらず営業しているわけで、その点では観光客のための町おこしというよりも、地元の人たちの気楽な外食として親しまれてきた歴史があると言えます。

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 気楽な外食という事でさらに言うと、餃子自体の値段が安いという事も特筆すべきところです。私は、まだ本格的に宇都宮餃子がブレークする前にこの「みんみん本店」と「正嗣」で餃子をいただいた事がありましたが、当時は一人前(焼餃子・水餃子)は、うろ覚えですが大体200円前後でした。現在でも一人前240円(みんみん本店での値段)なので、昼と夜との値段の違いもなく安くお腹いっぱい餃子を食べられるという事で、その日も写真のように行列になっているのも頷けます(実際は道を挟んだ駐車場のところに更なる行列があります)。私が入った「みんみん本店」では、一人前の餃子を以前話題になった童話「一杯のかけそば」のように数人で注文している人たちもいて(^^;)、たとえかなりお腹いっぱいの状態でも気軽にその場で食べる事ができるという事もあります。私はさすがにそこまで安く食べようとまでは思いませんでしたが、お店の方としてもお客さんが回転してくれればそれでもいいというスタンスなのかも知れませんね。

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 また、宇都宮が浜松と違う事に、焼餃子とともに水餃子も普通に店頭で食べられているという事があります。もちろん浜松にも水餃子を売りにしている店舗はありますが、一般的な浜松餃子のイメージとして、フライパンで丸く焼いた餃子の上にもやしを付けるというのがあると思いますので、餃子と言うと焼餃子ばかりという方はぜひ一度食してみるといいでしよう。みんみん本店の水餃子は焼餃子と比べても具がパンパンに詰まっており、あっさりしている中にも食べごたえがあります。地元の方の水餃子の食べ方として、水餃子を焼餃子と同じタレに付けて食べるのではなく、単なるお湯が入っている器にタレなどを直接入れて、直接食べるというものです。自分でスープの味付けができるという事もあり、自分の味覚に自信がある方はそうした食べ方にも挑戦してみてはいかがでしょうか。

 今回はあくまで夕食として餃子をいただいたので、ライスがメニューに用意されている(ビールもあるので、餃子をつまみに一杯も可)みんみん本店の方を選びましたが、純粋に餃子だけしか置いていないのが「正嗣」です。こちろの方も夕方に店の前を通った際には行列になっていました。食事が終わり、それでも午後7時過ぎくらいにどうなっているのかと再度店の前を通ったところ、相変わらず行列はありましたが、最後尾に「本日の営業は終了しました」の札が付いた椅子が置かれていました。今回の宇都宮訪問はその日の午後に決めたということもあって正嗣の餃子を食べられなかったのは残念でしたが、お昼あたりからなら二店の餃子を歩いて移動し、食べ比べする事は比較的簡単です。ただ、どちらの店も行列に並ぶことは覚悟しなければなりませんので、それなりに気合いを入れて、十分にお腹を空かした状態で訪問される事をおすすめします。


2013年GW前半 北関東への旅(1)ルート設定ととりあえずの目的地

 例年、4月終わりから5月始めにかけてのゴールデンウィークに車で出掛けるというのはある程度の覚悟を持って出ることになります。行楽地が人であふれていることはもちろんですが、目的地に着くまでの渋滞も考えなければなりません。車中泊の旅の場合、渋滞予想時間にその場所を通らないように時間調整が可能ではありますが、場合によっては深夜の方が渋滞がひどくなる場合もありますし、あえてゴールデンウィークには出掛けないという方が多いのもわかります。

 ただ今回は、なかなか連続した休みが取れないという事もあり、連休前半初日の4月27日朝から出掛ける事にしました。私一人でなら前日夜から出掛けてしまうところですが、今回は同行者がいましたので、さすがにそのまで過酷な旅を強要することはできませんでしたので(^^;)。

 それでも、自宅を6時半頃出て同行者をピックアップし、とりあえず入ったのが卵かけご飯が200円で食べられる牛丼チェーン店の「すき屋」でした。朝早く出る場合はあえてこうした割り切りを持って出た方が時間短縮になります。

 さて、今回とりあえず目的地にしたのは栃木県足利市にある「あしかがフラワーパーク」です。素晴らしい藤を育成していて、ゴールデンウィークにピークを迎えるという話を聞いていたので、一度は見に行きたいと思っていたのでした。私のいる静岡市から向かうには、全ての行程に高速道路を使わずに行く方が東京都内に入らず、渋滞を避けられるように思えたので、以下のルートを使う事にしました。静岡県富士市より西にお住まいの方は参考にしてみて下さい。

東名静岡(東名高速)清水JCT(新東名)新富士(西富士通路~国道136号線)河口湖(中央高速)八王子JCT(圏央道)鶴ヶ島JCT(関越道)高崎JCT(北関東自動車道)足利

 途中で高速を下りましたが、それでも途中休憩を含み約5時間程度で到着しました。心配していたフラワーパークの混雑も臨時駐車場にスムーズに駐車出来まして、ゆっくりと園内の藤や写真のつつじを楽しむ事ができました。このあしかがフラワーパークは本当におすすめですので、ぜひ一度は訪れてみていただきたいですね。

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 さて、フラワーパーク園内で今後の日程をどうしようか考えたのですが、以前のエントリーで紹介しましたがその日は日帰りにはせず周辺のビジネスホテルを当日予約することにしました。スマートフォンを使い検討した結果、ゴールデンウィークに関係なく夕食を安くおいしく食べられるだろうという事で、餃子専門店が軒を連ねる宇都宮にホテルを取る事に。当日プランが安価に出ることもあるので注目していた「ホテルニューイタヤ」さんの公式サイト(よくあるホテル案内サイトでは手数料の関係か、若干高くなりますので公式サイトからの予約がおすすめです)から予約し、予約完了のメールを受け取ったところで初めて今回の旅の形が見えてきました。フラワーパークを見ただけでそのまま帰るのか、翌日のための観光拠点がはっきりしたという事では旅の全体像もかなり違ってきてしまうので。とりあえずその日は前回のエントリーで紹介したとなり町にあるスバルに関する和菓子をお土産用にしこたま買い込んでから宇都宮に向かいました。(つづく)