車の中でアイデアが湧いたら音声入力を試してみる

ブログを書くネタだけでなく、車を使っての旅行の際中にはちょっとメモしておきたい次の行動のヒントになるような事があります。車に同乗者がいればメモを頼んだり看板の内容だったら写真に収めてもらう方法もありますが、一人で出掛けている時には車を運転しながらメモを取ったりすると事故だけでなくその瞬間を見とがめられると反則金を課されるような状況にもなり得るのでそんな考え自体を起こさない方がいいでしょう。

過去に、運転中にその場で見た様子や気付いたことを記録するためにICレコーダーを使って自分の声をその都度吹き込むということをやっていたことがあったのですが、この方法は後から聞くとその旅の事を後で思い出すような気持ちになり、これはこれで録音しておくといいとは思いますが、その内容を文字に起こすためにはいったん再生したものをキーボードから打つという二度手間がかかります。専門の秘書がいて自分で吹き込んだ内容を文字に起こしてくれるというならそれでもいいのですが、ほとんどの方は自分だけで一連の事をやらなくてはならないため、面倒だといえば面倒です。

そこで、改めて車の中でアイデアがひらめいた時の事を考えた時、一番簡単でさらに効率もいい方法は「音声入力」ということになるのは当然という事になります。こんな事を改めて紹介するまでもなく、積極的に音声入力を使われている方もいると思いますが、Androidのスマホやタブレットに「Google日本語入力」を使っていれば、文字入力時に出てくるキーボードの右上に出てくるマイクのアイコンをタップすれば、すぐに音声入力モードになります。

私の場合はメイン利用のスマホがAndroidのため「Google日本語入力」を使っていますが、iPhoneの場合も日本語入力のキーボードを出せば、スペースバー左にマイクのマークが出ますのでそれをタップすればそのままスマホやタブレットに向かって喋ればその内容がそのまま入力されるようになります。

そこまでは実に簡単な話なのですが、問題はこうして入力したデータを複数の端末で共有することです。私がこの文章を書いているのはWindows10の搭載されたノートパソコンですが、同時に使っているAndroid搭載のスマホやタブレットだけでなく、自宅で主に使っているiPadmini2で入力したアイデアもそのままノートパソコンで使えるようにできれば便利です。そのために、使うと便利なのが一部無料(クラウドの容量3GBまで)で使えるクラウドサービスの「Dropbox」です。

Dropboxには「ファイルを作成」というメニューがあり、メモに使うなら「テキストファイル」が軽くていいと思います。「iOS」「Mac」「Windows」「Android」の間では文字コードや改行コードの違いがあったり、使っているエディターによっては文字化けする可能性もあるのですが、多くの文字コードや改行コードに対応したエディタを使って、文字コードを「UTF-8」にしていれば私のiPadmini2でもきちんと表示されました。

外で何かいいアイデアが思い付いた時には、スマホやタブレットの「Dropbox」のアプリを開き、事前に用意したテキストファイルを開くかアプリからテキストファイルを作成してその中に音声入力していけばいいわけです。フロッピーのアイコンをタップすれば内容は保存されクラウドにアップロードされます(スマホがネットにつながっている場合)。旅先でのアイデアメモを一つのテキストファイルにまとめておき、車に乗っている時や外を歩いている時だったら音声入力、多少落ち着いてパソコンを使える時にはその内容を補完するような形でキーボードで書き直すのもいいでしょう。現状ではこのようにICレコーダーを使わずに即時に文字起こしされたテキストデータをパソコンでも使えるようにすることができるので、特にお一人で車を使って旅に出られるような方はぜひ試してみて下さい。


カテゴリー: モバイル活用ガイド | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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