Google Home Miniが半額で購入できたので使ってみた

楽天やビックカメラ・ヨドバシカメラなど家電量販店で6月21日までの期間限定のセールがGoogle Home Miniについて行なわれていて、定価の半額の3,000円(税抜価格)で購入できるというので早速注文してみました。少し前にLINEのClova friendsも同じ価格で購入しているので、とにかく安くならないと買わない(^^;)ということが自分については言えると思いますが、これらAIスピーカーは一つよりも複数あった方が使う場所や状況を分けて使うことができますし、さらに他社の機能が違うものであれば、どれかがコケたとしてもそのうちの一つは長いスパンで使い続けることもできるだろうという感じでAIスピーカーを増やしているというのが現状です。

こうしたAIスピーカーは一つあれば良いと思う人も多いと思いますが、現代のテクノロジーやクラウドに様々な情報が入っていたとしても、いざという時にはなかなか目的の情報が得られなかったりします。現時点ではAmazonとLINEの二つのスピーカーを持っているわけですが、6月18日朝の大阪付近を震源とする地震の情報を得るために「地震の情報を教えて」とそれぞれのスピーカーに語り掛けてみたところ、AmazonのEcho Dotの方は単にフラッシュニュースを読み上げるだけだったのに対し、LINEのclova friendsの方はきちんと地震の基本情報について教えてくれました。性能的にはAmazonのものの方が高いと思っていただけにこの結果は意外でしたが、それだけ状況に関してどのスピーカーに聞いた方がいいのかというところから、自分に合ったものを選ぶことも可能になります。

今回購入したGoogle Home MiniはそれまでのAndroidでの音声入力のノウハウとGoogleマップなどの位置情報というような他社にない情報を持っていることもあり、これからはAppleを除いた3社のAIスピーカーを使い分けたりそれぞれの特徴を生かした使い方を考えていこうと考えています。

注文してから割とすぐにGoogle home Miniが到着し(一番左のものがそうです)、他の2つ(Amazon Echo DotとLINE Clova friends)と並べてみました。結構コンパクトで置き場所には困らない感じです。本体の設定についてはすでに自分のスマートフォンに設定用のアプリ「Google Home」が入っていたのでかなりスムーズに行きました。特にWi-Fi接続についてはスマホの設定をそのまま引き継ぐことができるようになっていますのでルーターのパスワードを入れ直すようなことをしなくても大丈夫なので、一番設定としてはやりやすかったです。

最後に、キーワードである「OK Google」と「ねえGoogle」という言葉を2回ずつ認識されます。Google home Miniに個別に声を登録することで誤認識を減らす効果があるのかなと思います。

実際の動かし方については、他の2つと違って物理的なスイッチはマイクをオフにするスライドスイッチがあるだけで、音量の上下は電源コードが差さる側を上とすると左側面にタッチするとボリュームが下がり、反対に右側をタッチすると上がります。デフォルトの音はかなり大きいので、私はすぐに下げましたが、単体での使用に限ってはかなり大きな音が出るかなという印象もあります。また、本体真上の部分をタップすると一時停止、長押しのようにそのまま触ったままにするとGoogleアシスタントに話し掛けるスタンバイ状態になります。ボリュームの誤作動を防ぐという意味でも、手に持って部屋の中を移動させる場合はコードの出ている側から上下に持って行なうようにしないと、急にボリュームのレベルが変わってしまうかも知れませんので、その点には注意しましょう。

スピーカーとして使う場合、どうしても音楽を聴くために使いたいと思うところがありますが、私の場合はAmazonのプライム会員だったこともあり、Amazonプライムミュージックが使える状態にあったため今まではAmazon Echo Dotを音楽用に使っていたのですが、このGoogle home Miniでは細かい曲やアーティストは選べないものの、Spotifyの無料サービスのアカウントをデフォルトの音楽サービスとして認識させることができます。ざっくりとしたジャンルを言ってもちゃんと反応してくれますし、その時の気分で音楽を聴きたい場合にはAmazon Echo Dotよりも、Google home Miniを利用するような形で使い分けることができそうです。まさに個人的趣味の範囲で聴く分には最強の組み合わせだと言えるのではないでしょうか。

はからずもGoogle home Miniの購入で3種類のAIスピーカーを持ってしまったということになるのですが、Clova friendsはLINE電話の発信・着信が単体でできるという他のスピーカーにはできないメリットや、唯一本体内に電池を内蔵しているのでコードレスでも利用可能というメリットもあります。またAmazon Echo Dotは本体のスピーカーで満足できない場合にはケーブルで接続して大きなスピーカーからの出力も可能になります。それぞれのスピーカーの特徴を生かして使い分けながら、今後の状況を見きわめつつこれからの生活の中で便利に使いこなしていこうと思っています。特に今は最初に紹介したように各社がシェアを取るためにたまに本体価格を下げて売るようなこともあると思いますので、そうした機会を利用して購入してみるのも面白いと思います。


カテゴリー: その他のハード | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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