まずは、今回の新潟県と山形県の県境の改定を震源とする最大震度6強の地震で被災された方々には心よりのお見舞いを申し上げます。今回は午後10時過ぎとかなり遅い時間に起こり、さらに翌日は被害がひどかった地域に大き目の雨雲がやってくるなど、地震以外の原因によって起こる災害も懸念されますし、何より今回の地震はそのエネルギーもマグニチュード6.8(発生時の推定値)という大きな地震だったので、余震につきましては震源地の場所によってはエネルギーが小さくても震度は本震とほとんど変わらないような事もあり得ます。まずは、とにかく自分および家族の身の回りの安全を確保していただきたいと思います。
さらに、場所がら液状化現象を起こした地域もあり、車がその中で砂にハマってしまって抜けられないような映像をテレビで見ることになりました。車は災害時には大変有難い移動手段になりますし、しっかりとしたフラットなスペースを作ることができれば、多くの人が押し寄せてストレスを貯めがちになる避難所生活よりもプライバシーが保たれるというメリットがありますが、車を停めている駐車場の地盤によっては、液状化現象の発生に巻き込まれる可能性もあります。液状化の危険があるとされている地域にお住いの方は、改めて自分のお住まいおよび駐車場の地盤について調べてみる必要があるのではないでしょうか。
一昨日の私は、実は東海道線を関東から静岡に向かって移動中でした。普段は震えない自分のスマホがその時に震えたので何かのニュースが入ったかな? と思ってスマホの画面を見たら「新潟県で震度6強・津波注意報」という第一報が飛び込んで来ました。実は私の帰りの行程でも、もし電車を一本のがしたら当日中の静岡への到着は無理という状況になるまで出発できなかったため、このニュースを電車内で知ることができたのです。
たまたまその時通っていた場所が長めのトンネルがある小田原~三島間だったので、情報を継続的に求めようとしてもトンネル内では携帯の電波が遮断されてしまうという、自宅で情報を集めるのとはかなり違うことも出てきます。
私の場合ですが、動画を見る場合に利用する7インチタブレットにはUQモバイルの3GB/月のプランにしたSIMを差し込んでいますが、UQモバイルは専用のアプリから高速と低速を切り替えられるようになっています。今回に限らずデータ通信を行なう場合、あえて高速クーポンを使う設定にはしておらず、できる事は低速でできる限り行なうようにしています。今回もまずはAbemaTVのニユース動画をリアルタイムで見ようとしたら低速ではちょっと止まってしまったので、すぐに高速通信には切り替えずに低速のままでも利用できるYouTubeの最低画質で地震情報をライブで流していました(少し時間を置いてAbemaTVの再生を試したら低速のままでも見られる時もありました)。また、こういった災害情報について言うと、なかなか新しい情報が入らないのでそんな時には常に最新の情報を流してくれるアプリ「らじる★らじる」を持つNHKラジオなら、映像のない音声だけのストリーミングなので大手キャリアが速度制限する際の128kbpsでも何とか聴けるようになると思いますので、その当時の各動画サイトへのつながり易さを実際に見ながらサービスの切り替えをし、ライブでの情報収集をはかるべきではないかと思います。
私の場合は通常運転の電車内での話でありますが、実際に電車が止まった場合は改めてスマホを使い続けるためのモバイルバッテリー携行の重要性というものも感じました。今回の私の場合は朝から出掛けていて夜の9時過ぎになると、やはりスマホを使っているとだんだんバッテリー残量が気になってきます。普通のお出掛けなら自宅に戻るまでにスマホのバッテリーが空になっても大丈夫でしょうが、途中で進めなくなった状態でスマホのバッテリーが空になってしまったらどうしようもありませんので、通常使うスマホバッテリーについてもスペアとして日常的に複数持っているくらいの方が、いざという時に対応できるのではないかと改めて思った次第です。
小型でも2個のバッテリーを携行し、通常利用で一つ使い切っても、なお一つ満充電されたものが残っていれば、思いもかけない状況で充電が必要になった時に使えますし、同じバッテリーを2つ持てば、バッテリーをローテーションしても使えるようになります。また、充電しながら使うことが難しい状況も有り得ます。家に帰れない状況が長期に及んだ場合、全くコンセントからの充電が期待できないような場合、折りたたみ式のUSB出力付きのソーラーパネルを災害時の緊急用に使うのも有りだと思っているのですが、その際にもバッテリーが一つしかないと充電中はスマホに給電することができず、太陽光からの充電にも時間がかかるため、一つのバッテリーを使っているうちにもう一つのバッテリーに充電できるようなパターンを作るためにも、日常使いのモバイルバッテリーは複数持って出掛ける方がいいのではないかと思った今回のお出掛けでした。