月別アーカイブ: 2013年7月

DTI「ServersMan SIM 3G 100」 がカード交換でLTE化

 月額490円で最大100kbpsという低速ながらドコモのデータ通信が使える「DTI「ServersMan SIM 3G 100」が、それまでの3GからLTE通信に移行することになりました。昨日メールにて案内があったのですが、今使っている契約者については、SIMカードを無償で交換するという対応になるそうです。

 既契約者には新たにLTEカードを送ることになるので、普段は手数料3,150円かかるカードの種類の変更(標準SIMとmicroSIM)および、月額150円プラスになるSMSオプションも手数料なしで変更できるとのこと。こうした変更を無料で行なうためには7月25日の午前9時59分までにネット上から申し込むことで変更可能になりますが、何もしなければ元と同じカードが発送されてくるそうです。私と同じようにすでに契約されている方にはメールが来ているのでこうした情報はすでにご存知かも知れませんが、メールをチェックしていない場合は早めにチェックして、必要に応じてカードの変更およびオプションの追加を済ませるのがいいかと思います。LTE通信でどのくらいレスポンスが上がるのかは新しいSIMカードがやってくるまでわかりませんが、もう一つ、既契約者にとっては嬉しいサービスがあります。

 というのも、LTEでどの程度スピードが変わるのか実感させるために、普段なら有料の増速クーポンが100MBお試しで付いてきます。増速オプションがカスタマイズできるようになるとのこと。特定のブラウザを選んだ時だけ高速にするようなこともできるそうです。クーポンOFFの状態でどの程度のスピードが出るのか、そして増速するとどんな感じになるのかということは到着してのお楽しみということで、改めてここでも紹介できればと思います。

 ちなみに私は、カードの種類は変更せずにSMSのオプションを追加しました。これで月々の支払いは640円になりますが、データ通信専用で通話機能を持たないSIMカードで起こるとされる「セルスタンバイ問題」(機種によってアンテナ表示が消えたり、電力消費のスピードが早くなったりする)が解消され、携帯電話なら携帯番号に向けて一通3.15円で送信でき、受信料無料のショートメールを使えるようになりました。

 SMSというのは使わない人は全く使わないとは思いますが、調べてみるとなかなか面白いものです。例えばLINEの認証のため、自分のデータ通信SIM単体に割り当てられた電話番号が使えます。この番号では通話自体ができないため、自分の携帯番号が流出してしまっても極端な話、データ通信を解約してまた入り直せばすむことです。契約はドコモなので、同じ会社であっても送信には料金がかかるのが残念ではありますが、いざという時には役に立つでしょう。この件については別に詳しく紹介させていただきたいと思います。


メール系情報サービスの今後は

これを書いている現在の世の中の状況は、普通の携帯電話からスマートフォンに変えることが素晴らしいような感じで誘導するところが顕著のような感じがしますが、そんな中、この流れを後押しするかのように従来の携帯メールで便利に利用できていたサービスの終了が発表されました。

 今回案内があったのは「ぐるなび」ユーザー限定のメールサービス「月形半平太メール」というもので、登録した地域の天気予報を朝に配信し、雨が降る前に通知メールを24時間配信してくれるものです。このサービスが2013年7月末日で終了というアナウンスが入り大変残念に思っています。ニュース関連のメールサービスというのはそれほど即時性を必要としないので、必要な時にサイトにアクセスしてもいいのですが、天気の情報というのは意外とメール配信される方法に合っている気がしたのです。

 というのも、登録した地域に雨が降ることが予想される場合、事前に予告のメールが来るので、そのメールを受けて窓を閉めたり洗濯物を取り込んだり、雨に対する対策がしやすかったのです。もっとも、この雨予報はそれほど信憑性がなく(^^;)、どうせこのメールの予報も外れるだろうと思うこともしばしばだったのですが。

 ともあれ、終わってしまうサービスについてくどくど言っても仕方がないので、同じようなサービスをさがしていたところ、毎日1回その日の降水確率を都道府県レベルでメール配信してくれる「アメール」を見付けました。雨が降りそうな時にその都度送られてこないのは残念ですが、さしあたって来月以降も雨に関する情報をメールで受信することができそうでよかったです。

 このようなメール配信による情報というのは、同じ天気情報でも竜巻注意情報や大雨洪水警報などを配信してくれる市町村の防災メールや、地域の不審者情報を送ってくれる県警のメールサービスなどを便利に利用しています。スマートフォンでもこれらのサービスは使えるものであるので、全てネットにこちらからアクセスして情報を引き出すのではなく、重要だと思われる情報をメールで配信してくれるサービスもなくならないで続いてほしいものだと切に思います。

2013.8.7 追記

 

 今回紹介した「アメール」ですが、登録はしたもののメールが送られてこないので、別の方法を考えなければならなくなりました。その結果、携帯メールへの直接配信ではなく、スマートフォンへ通知されることで雨情報にアクセスできるような形になります。詳しくは以下のエントリーをご覧下さい。

http://syachu.cocolog-nifty.com/blog/2013/08/goo-12ce.html


天候の急変が起こった場合の対策

 私が住んでいる静岡県地方は梅雨が明け、連日猛暑になっていますが、昨日は夕方あたりから突然の大雨に見舞われ、深夜にはかなり多くの量の雨が降りました。家やホテルの中にいればそれほど不安を感じることはないかも知れませんが、もし車の中で一夜を明かそうとしていたら、突然の天候急変はかなり不安感をあおります。

 それでも、台風の時期とか天気予報が雨で、ある程度の雨が予測されている場合なら事前に対策も立てられるでしょうが、先日の関東地方におけるゲリラ豪雨・大規模な雷被害をピンポイントで予測するのは難しいでしょう。昨日の静岡県地方の雨も、私自身ここまでひどくなるとは思いませんでしたし、暑いからと窓を全開にして網戸にしたまま寝入ってしまい、水びたしになるくらいで収まればいいのですが、駐車していたところが冠水してしまうなんてことも十分考えられます。

 刻々と変わっていく天気の情報をどうして入手するかというのは、以前は大きな問題であったように思いますが、今ではインターネットを使い、さらにGPS機能を搭載したスマートフォンやタブレット端末があれば、今自分がどこにいるのかすらもわからなくても、GPSで特定した現在地周辺の天気および気象レーダーの情報は簡単に入手できます。車中泊する場所を決めたら、まずは周辺のこれからの天候についてしっかり調べましょう。ただ、こうして入手した情報はあくまで予報でしかありません。現地の上空の気候が不安定な場合、都道府県というわりと広い範囲ではありますが「竜巻注意情報」が発表される場合があります。私自身こうした情報を入手して本当に竜巻に遭った事はありませんが、大きな竜巻に直撃されたら車などひとたまりもありませんので、事前にこうした情報を入手できれば車中泊の場所を変えるなどの手段も取れます。

 しかしながら、旅先で竜巻注意情報のような情報を入手するというのは天気予報とは違うので難しいのではないかと思われます。自分のいる場所の天候に不安を覚えた場合は、インターネットだけではなく、こちらから調べなくても情報を速報してくれるメディアの情報を利用することも忘れてはいけません。具体的にはテレビのテロップやラジオのニュースということになるのですが、車の中でとらえる場合は電池で動くラジオの方が簡単だと思います。自分のいるエリアで聞こえる地元ラジオ局(夜間の場合、AMだと思わぬ遠方の局を安定して受信できてしまうので、FM局がおすすめ)を受信し、周辺の迷惑にならない程度の大きさで耳を傾けましょう。もし大雨や洪水、竜巻や土砂崩れの恐れがあり警報が出た場合は通常の番組を中断してその都度警報が解除されるまで知らせてくれます。もちろん、ラジオから警報が出たことを知った場合はそこからインターネットを使って今後の情報を追いかけるという方法も取れます。

 ともあれ、刻々と変わる天候の中で車内での安全を確保したり、いよいよという時にはホテルや避難所に行くためにもいかに効率よく情報を収集するかが大切です。最昨にも書いた通り、全く問題のないような天候であっても、いつ何時天候が急変するかもしれませんので、寝床を作って眠りにつくまでの間に最低限の情報収集はやっておく事ををおすすめします。


2台持ちを想定した携帯電話プラン選び その2 通話中心プラン

 前回紹介したメール放題のプランとは逆に、メールはほとんどやらないが通話を主にするというパターンもあるでしょう。この場合はプラン選定に3つのポイントがあります。それは通話先が「家族」・「同キャリア」・「全ての通話」になるかによって違ってきます。

 まず、家族同士で通話できればいいという場合は、無料通話分を分け合ったり、家族同士が無料の条件で契約すればいいでしょう。前回紹介したメール放題のプランで家族間通話が無料でできるかどうかショップで確認をすることをおすすめします(ソフトバンクを除く)。家族だけでなく友人とキャリアを揃えている場合は、携帯電話会社ごとに当該プランがあります。

・NTT docomo(Xiのみ同社携帯宛24時間無料)
「Xiトーク24」……「タイプXiにねん(月額780円)」+「Xiカケホーダイ(月額700円)」

・au
3Gの場合……「プランZ(月額980円)」 au同士1~21時まで無料 SMS24時間同社間無料
LTEの場合……「LTEプラン(月額980円)」 内容はプランZと同じ

・ソフトバンク
「ホワイトプラン(月額980円) ソフトバンク同士1~21時まで無料 同社間メール無料(例外あり)

 ウィルコムについては前回紹介したように、

「新ウィルコム定額プランS(月額1,450円)」+「だれとでも定額(980円)」

 のみで一回の通話10分以内、月間500回までの通話が定額になります。ウィルコム以外で固定電話を含む複数のキャリアに掛ける事が多い場合は、「無料通話付き」プランを見直すのがいいでしょう。毎月の利用実態をストアで調べてもらい、実態に合うようなプランへの変更をこまめに行なうだけでも毎月の通信料削減につながります。この方法については毎月の請求金額をしっかり把握することが必要になりますので、通話明細を郵送でもらってないためわからない場合は積極的にストアに出掛けるのがおすすめです。

 以上のように、スマートフォンをキャリアで契約しないで白ロム運用することで、携帯電話自体の基本料金は従来のまま据え置く事ができることがおわかりでしょうか。ここまで紹介した料金プランの見直しによって今まで払っている料金から1,000円程度でも安くなれば、その差額で格安のデータ通信専用SIMカードと白ロムのスマートフォンを持ってもそれまでの負担とは変わらないところまで持って行けるかも知れません。もちろん白ロムによる格安SIMカードでスマートフォンやタブレット端末を使うというのも、人まかせにしないで自分でできることはやらなければなりませんし、端末の補償もないなど値段なりのディメリットもあります。そうしたことを十分考えながら月々の負担は増えても全てをスマートフォンにまとめるか、あえて2台持ちにするかという判断をしてみるか、通信費削減のための参考になれば幸いです。


2台持ちを想定した携帯電話プラン選び その1 メール放題プラン

 これから紹介するさまざまな携帯電話のプラン選びは、スマートフォンを使ったデータ通信を格安SIMカードに任せて白ロムのスマートフォンで運用することを前提にしています。IPフォンよりも安定して通話でき、電池の消費も少ない携帯電話を通話およびメール用として維持することによって、最悪スマートフォンが使えなくなっても連絡は付くようにできるという状況も考えられるでしょう。まずは通話よりもメールのやり取りの方があるような使い方をしている場合について紹介していきましょう。そういう方は既に携帯電話のメール使い放題のプランを使っているかも知れませんが、その際スマートフォンで設定しているGmailに届いたメールを携帯電話のアドレスに転送する設定にしておくことで、サーバーに届いたメールをすぐに携帯電話のメールでチェックできます。私の場合ですが、普段使っているパソコンのメールもいったんGmailに転送しているので、ほぼ全てのメールを携帯電話でも読めるようにしています。携帯電話に届くメールの方がスマートフォンで読むメールよりもタイムラグが少ないので、とりあえずのメールチェックは携帯電話でし、メールの内容をじっくり読みたい場合や返信したい場合は改めてスマートフォンを開けばいいというわけです。この場合、メールチェックだけなら、常にスマートフォンを持っていなくてもいいわけで、タブレット端末との2台持ちをしている場合にはかなりおすすめです。メールがほとんどなのに通話中心のプランを契約している人のために、これから具体的にメール放題で最安のプランを会社別に紹介します(2013年7月現在)。なお、月額の支払い料金については、購入した端末料金の支払いが残っている場合、以下に紹介するプランよりも別のオプションを付けた方が安くなる場合もありますので、販売店で料金について相談されることをおすすめします。(以下紹介するデータ通信用パケット料金については携帯電話専用ブラウザでのインターネット利用の料金で、PCサイトビューアーのアプリを使ったり、スマートフォンやパソコンに接続して使った場合はさらにパケット料金の上限が上がりますのでご注意下さい)

・NTT docomo (FOMAの場合)
「タイプシンブルバリュー(780円)」+「パケ・ホーダイシンブル(0~4,410円)」+「iモード(315円)」

・au(3Gの場合)
「プランEシンプル(基本料780円+パケット料金上限4,410円)」+「EZ WINコース(315円)」

・ソフトバンク
「プリモバイル(プリペイドカード最安3,000円/60日)」+「メールし放題(30日300円分プリペイドカードから減額)」……実質月1,500円(通話料がプリペイドカード残額を下回る場合)

・ウィルコム
「新ウィルコム定額プランS(月額1,450円)」……ウィルコム同士の通話も24時間無料

 ドコモとauはほとんど同じですが、携帯電話でネットを使いさえしなければバケット料金はかかりませんので(GPS機能を携帯電話で使うとパケット料金がかかりますのでご注意を)、メール以外のネット通信は全て白ロムのスマートフォンでするようにすれば、端末料金の支払いが終わっている場合、2台合わせても約2千円+通話料ですみます。ソフトバンクの通常契約で他社のようなメール放題の契約はないので、ソフトバンク契約を維持したい場合は新たにプリペイド携帯を持つことになりますので、その点もご注意を。さらに、60日ごとにカードの登録が必要になるなど、かなりめんどくさく、通話料もプリペイドということで高めになります。ただ、プリペイド携帯の場合はドン・キホーテなどでは端末料金が異常に安い導入パックが売っていたりしますし、通常契約では使える携帯電話によるインターネットは、プリペイド契約ではできない仕様になっているので、ボタンの押し間違えなどでパケット料金を請求される危険性はありません。全く何もないところからメール放題の携帯電話を持ちたいと思っている場合はこういう手もあります。ウィルコムは同社間の通話も無料になるというオプションも付くものの、他社から比べると最低維持費が高くなり、エリアも狭いというディメリットがあります。ただし、これからさらにオプションの「だれとでも定額(月額980円)」を付けると、ウィルコムに支払うのは月2.430円でメールだけでなく10分以内で通話が月500回まですべてこの金額でまかなえますので、よく自分から電話する方には興味深いプランかと思います。また、通常の端末ではインターネット接続ができるので、単体でネット接続をしてしまった場合別料金(最大2,800円)が余分にかかります。端末の中にはブラウザを搭載していないものもあるので、最低維持費にこだわりたい場合は、ネット接続ができない端末を選べばいいでしょう。

 今回紹介したプランの問題は、無料通話分がないので通話料が別にかかり、ドコモ・au・ウィルコム(誰とでも定額を付けない場合ウィルコム以外への発信)の場合30秒21円、ソフトバンクの場合6秒9円とかなり高めになります。これをできるだけ安くする方法として、相手への発信番号の前に特定の4ケタの番号をダイヤルすることによって利用できる「G-call」のようなサービスを併用する方法もあります。このサービスには基本料はかからず、こちらからサービスを利用してかけた場合のみ料金(30秒10円)が請求されます。単純計算で約半額ですので、多少かけるが多くはかけないならこの組み合わせも有りかと思います。面倒な最初の4ケタ入力をスムーズに行なうために、「プレフィックス機能」が付いた携帯電話なら、一発で発信というわけにはいきませんが登録した電話帳から直接電話を掛けることができるようになります。お使いの携帯電話で使えるかどうかは説明書などで確認してみてください。

 基本的に、メール放題を主目的にするということは、通話をせずにメールで済ませてしまう方や、自分からほとんど電話しないという方におすすめのプランです。実はこのプランがぴったりとはまる人というのは意外に多いのではないかと思うのですが、いかがでしょうか。


ペットボトル キャップの違いにも注意

 夏の水分補給用のボトルとして、ペットボトルの空き容器を使おうと思い立ち、改めたいろいろなボトルをさがしてみました。今、もっとも一般的で扱いやすいのは500mlのボトルだと思いますが、ラッパ飲みのようにして飲んでいると、私の場合では一日持ちません。

 それ以上の量のペットボトルということになると、さすがに1.5リットルや2リットルというのは持ち歩くには大きすぎます。スーパーの売り場をいろいろ見ていくと、1リットルのものの中には、高さは500mlのペットボトルと同じくらいの全体的に太いボトルもありますが、持ち歩くには少々かさばります。

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 そんな中、見付けたのが写真のミネラルウォーター「エビアン」の750mlのボトルでした。これも高さは500mlのボトルと同じくらいで、その分全体が太くなっています。それでも、何とか片手で持てるぐらいの太さなので、500mlでは少々心もとないと思われる方は、こうしたボトルを再利用されると専用ボトルよりもコスト安で水分補給用のボトルを確保できるでしょう。

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 ただ、同じペットボトルとは言え、国産のペットボトルとエビアンのペットボトルには微妙な違いがあります。それが写真のキャップの部分なのですね。個人的には100円ショップで売っているようなペットボトルのフタの代わりに使うグッズをこのボトルでも使えたらいいなと思っていたのですが、それらの品々はエビアンのボトルでは使えません。ストローを差して少しずつ水分補給をしたかったのですが、その場合は国産のボトルで500ml以上のものを改めて探すしかなさそうです。ただ、キャップなどは変えずにそのまま使うなら750mlという容量は結構魅力的なので、粉末のスポーツドリンクを水と混ぜたものを今シーズンいっぱいという割り切りで導入するのも一つの考え方です。

 あくまで私の場合ですが、一般的に売られているボトルに味が付いた飲み物を入れてしまい、飲み終えた後の洗浄を怠ると、どうしてもわずかに残る以前入れていた飲み物の匂いが気になってしまいます。お茶やコーヒー、麦茶のようなものの場合は、専用ボトルとして使い分ければいいのですが、スポーツドリンクというのは夏の時期だけということになるので、専用ボトルとしてキープするよりも、ペットボトルの再利用の方が私には向いているかなとも思えます。これからますます暑くなり、熱中症になる危険も増しますので、ペットボトルを再利用した水分補給の方法についてもいろいろ考えていこうかなと思っています。


USB接続ACアダプターのすすめ

 ウィルコムのイエデンワ用に付いてきたACアダプターは専用のものではなく、microBの汎用アダプターで、スマートフォンやタブレット端末の充電用としても活躍してくれていました。しかし、ちょっとしたことでコードを引っばってしまい、断線はしなかったものの気が付いたら銅線がむき出しになっていました。

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 この部分を絶縁テープで塞いで利用することもできるかも知れませんが、さすがに発火事故の可能性があるものをそのまま使い続けるわけにもいかず、代替のアダプターを探すことにしたのです。

 ただ、最近はスマートフォンなどや周辺機器を動かすためのアダプターは写真で紹介したような一体型ではなく、USBのコードを繋げて使うタイプが増えてきました。いろんな通信機器を増やしている関係上(^^;)、実はまだ使っていないUSB経由で充電できるアダプターをたくさん持っているので、dtabに付いていたかなり太くて安心感のある白いmicroBコードを繋げてみました。ちなみに、出力はタブレットには少々少なめの5V1Aで、問題なく使うことができました。

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 写真に写っているアダプタでもう一つのものは5V0.5Aのものなのですが、これはガラケーの充電に使うには十分なので、100円ショップで売られている黒の細いコードの充電ケーブルをつなぎ、ガラケー充電に使っています。今回問題を起こしたと思われる強い力で引っ張るようなことがあっても、ACアダプターとコードが分かれるだけで済む確率も多いでしょうし、もしコードがだめになったとしても、その多くが100円ショプへ行けば調達できるため、ACアダプター本体が壊れるというところまではいかない事が多いだろうと予想できます。もちろんつなげる接点が増えるため、使用中の安全確認は欠かせないものだとは思いますが、銅線むき出しのまま使うことを考えるともう少い早く移行した方が良かったかなと思います。

 ただ、基本的にこうしたACアダプターの出力に応じて使用する機器を選ぶようにすることに気を付けなければなりません。一般的に、

・ガラケー 5V 500mA(0.5A)
・スマートフォン 5V 1A
・一部のタブレット端末 5V 2A

 こういう感じになるでしょう。特に気を付けたいのが、ガラケーに5V 2Aという高出力のアダプターを付けて充電すると、短時間で充電が完了できるかも知れませんが、電池が発熱や爆発を起こす可能性も否定出来ません。逆にタブレット端末に5V 500mAのものをつないでも大丈夫でしょうが、その分満充電に至る時間がかなりかかりますし、ほとんど空になったバッテリーの状態から充電を開始できないという場合も起こり得ますので、使用する機器に合わせてアダプターを揃えるのがいいでしょう。


ペットボトルの再利用もサイズと便利グッズから選ぼう

 様々な給水用のボトルを使っている私でも、その扱いやすさおよび利用範囲が広い、普通のペットボトルを再利用する場合もあります。それは、例えば飲料用ではなくガラスに付いた水滴を取るための器具であったり、手を洗うためにジョウロとして使うような場合などです。少しずつ水をジョウロから出したい場合、かえってプラスチックやアルミのボトルではうまくいきません。押すとへこむことによって圧力で簡単に水が出る容器はいろいろありますが、飲料用に使わないのなら使い古しのペットボトルで十分でしょう。

 また、車のガラスの水滴を取る器具に付けて使う場合、一般的な500mlのペットボトルを使う場合、かなり使いずらくなってしまいます。これは実際に作業をしてみればわかるのですが、家庭のガラス窓の場合は問題なくても、自動車のがらすというのは斜めに付けられているので、地面側まで水滴を取っていくと、ペットボトル自体が車のダッシュボードにつかえてしまってなかなかうまくいかなくなります。

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 そこで、同じペットボトルでも小さくて取リ扱いがしやすい200mlのものの利用価値が出てきます。写真のものはとあるスポーツドリンクのものですが、私は空のボトルを使いたいがために購入したりします。また、ペットボトルの材質によっては薄くなっていて簡単につぶれるようになっているものもありますが、ジョウロとして使うためにはこのようなものを再利用した方がいろいろと扱いやすいのではないでしょうか。

 このように、さまざまなペットボトルの再利用の方法にともなって変えていくために、ペットボトルの種類についていろいろ知っておくと便利です。今回紹介した大きさ(容量)の他に、炭酸飲料が入っているロケット型のものは明らかに違いますが、この他にも耐熱構造を持つホット飲料用のもの、逆にお茶やスポーツドリンクを凍らせて売っているものなど、そうした用途によっても再利用の仕方も変わってくるでしょう。

 また、水分補給に使う場合でも、うまい具合にペットボトルのフタ代わりに使え、飲み物をストローで吸えるアイデア商品が100円ショップに置いてあることがあります。直接口を付けて飲むよりも衛生的ですし、ストローからの方が飲む量を調節しやすいということもありますので、今回紹介した以外のものでも、ペットボトルを利用したさまざまなグッズから利用するボトルの種類を選ぶというのも面白いかも知れません。


真夏のクーラーボックス ちゃんと閉まっていますか?

 真夏に壊れたらへこむ家電製品のうちで、個人的にエアコン以上ではないかと思うのが冷蔵庫だったりします(^^;)。もしエアコンが壊れた場合でも氷枕を冷凍庫で冷やし、首筋に当てながら休めば何とかなりますが、冷蔵庫が冷えなくなると食中毒の危険性が出てきますので。同じように災害時に長い期間にわたって停電が続いた時には、明かりや情報はすぐに何とかできますが、冷蔵庫に入れた食品だけはとりあえずクーラーボックスに移して早めに消費することを考えるしかなく、中に入れた保冷剤の効き目がなくなったらそれまでです。そうしたことも想定し、複数あるクーラーボックスのうち一つはそこそこの能力を持っているものを置いているのですが、これからの季節、むしろレジャーや旅行で使う機会が多くなってくるでしょう。しかし、いくら性能のいいクーラーボックスでも、ある事を守らないと全くその機能を果たさないということも起こり得るのです。

 実は昨日、自宅の冷蔵庫がだんだん冷えなくなり、冷蔵室の天井に水滴がたまってぽたぽた落ちてくるので、たまらず購入店経由で修理依頼を出し、修理の方に来てもらいました。こうした症状が出たと同じ頃には冷蔵室のドアもぴったり閉まらなくなり、大きめのクーラーボックスでドアを押さえながら、以前このブログで紹介した6℃で固まる「冷気まもる君」を2つずつローテーションし、冷蔵室の温度上昇を防いでいました。普通の保冷剤と比べると、冷凍庫で固まるまでの時間が少なくて済むので(冷凍庫は何とか冷えていました)、今回のトラブルにはかなり役に立ちました。

 このようにドアを押さえながらでもしっかり閉じているにも関わらず、相変わらず天井に水滴がたまって中も保冷剤を入れておかないと温度が上がってしまうということだと、本格的に冷やすためのユニットがいかれているのかなと思ったのですが、一通り見てもらったメーカーの方の結論は、「ドアが完全に閉まっていないから」という事に尽きるということでした。押さえつけて完全に閉めているようでも、一部のパッキンに隙間があるとそこから暖かい空気が入り、天井に水滴がたまる原因になる(つまり冷蔵室が冷えない)とのこと。私自身は半信半疑ではありましたが、直って完全に密閉できた冷蔵室の中は確かに購入時のように冷えていました(^^)。

 これは、冷蔵庫だけでなくクーラーボックスでも同じ事が言えます。ついうっかりしてクーラーボックスのフタは閉めたものの、きちんと止め具をかけずに長時間放置したという場合には、真夏には特に中のものを傷めてしまう可能性があります。また、クーラーボックスに物を詰め込みすぎてわずかに隙間が開いているというのも危ないと思われます。

 私の今回の冷蔵庫のトラブルは、もしそれが冬だったら中の温度はそれほど上がらず、問題に気付かなかった可能性もあります。ここのところの暑さによってわかったとも言えるわけですが、夏の暑い季節にクーラーボックスを持ち出す場合には、必要でない場合には極力開けないこととともに、少しでも隙間が開いている状態で放置しておかないということが大切です。長時間かけて目的地に着いていざクーラーボックスを開けたら中がなま暖かくなっていたなんてことになったら泣くに泣けませんので、十分確認してから出発するようにしましょう(^^)。


Nexus 7 その10 純正の「Nexus 7 ホルダー」を使うメリット

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 たまたま立ち寄ったお店で、Nexus 7純正の充電ホルダーを中古で発見し、相場の確認もしないまま購入してしまいました。後で調べたところ、こうしたホルダーには縦置きのものもあるそうですが、そちらは純正ではないという事でした。

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 私の好みとしては横置きの方が安定しますし、何よりキーボードを繋いで使う場合に便利です。そして、ホルダーの方から充電をするようにすれば、本体にあるmicroBの端子にホストケーブルを使ってキーボードやマウスを使うことができるので、充電しながら無線でないキーボードを使うことが可能になるというのが私には嬉しい点です。

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 今までならパソコンを持って行っていたような旅でも、Nexus 7だけでホテルなどで落ち着いてネット閲覧や文字入力をパソコンのようにしたい場合、ホルダーとの組み合わせなら内蔵電池の残量を気にしないで文字入力できます。本体にも電力を使い、その都度Bluetoothの設定をする必要のあるBluetoothキーボードをやめて、USB接続の有線キーボードにした方が突然接続が切れてやきもきすることもありませんし、別の周辺機器の利用にも期待が持てます。

 また、日常的な利用の場合も、充電をするためにはホルダーに置くだけで充電が開始されるので、端子を傷める恐れは減ります。定価でもそれほど高いものでもないので、毎日の充電のたびに端子を傷めるのではないかと不安に思っている方や、旅先で周辺機器をつなげたまま充電したいと思われている方には特に購入すると便利でしょう。もちろん、Bluetooth接続のキーボードを使っている方でも、このホルダーは純正ということでロゴもあり、ちょうどいい感じでNexus 7を使えるように考えられているので、充電機能付きのスタンドとして使うだけでもいいとは思います(^^)。