行動パターンを変えて実現できること

 車の旅行に出て起こしたくないトラブルの中で、自分の行動を考え直すことである程度予防できることがあります。自分の車のカギを車の中に入れたままドアをロックしてしまう「インキー」については、私もキーを使わないで車のドアを閉めていた時によくやってしまいました(^^;)。対策としては予備キーを常に持っているようにしたり、今は全くおすすめできませんが、車の下バンパーの裏あたりに強力な磁石入りケースに入れておくという方法もあったのですが、やはり日々の習慣としてキーを使ってドアの開け閉めをすることを徹底することで、こうした失敗はしなくなりました。最近では鍵穴にキーを入れて回すことで警報装置が動いてしまう車種もあるので、キーを使ってボタンで解錠することが当り前になっているかも知れません。更に自動的に自分がキーを持っているだけでエンジンまでかかってしまうキーレスシステムもあるので、この仕組みならインキーしてしまうことはなくなるでしょう。ただ、インキーを防止するという点ではいい傾向ですが、こうした高度なキーについては無くしてしまった時がお金や手間がかかるなど面倒なこともありますので、これまで以上にキーの管理には気を付けたいものです。

 もう一つ、日常でもそうですが旅行の際に巻き込まれるトラブルとして、車上荒らしがあります。以前は高級オーディオや高額なカーナビを狙っての犯行が多かったように思いますが、そうでなくても車内にある品物を狙われることはあります。先日、回覧板でこの件について情報が回ってきましたが、トラブルにならないために大事なのは、盗まれて困るものは車内に置かないのが一番とのことでした(^^;)。

 かくいう私も車上荒らしの被害に遭ったことがあります。それは自分の車ではなく、観光地を効率よく回るためレンタカーを借りてやられてしまいました。その際はそれほど人が多くいない観光地の駐車場に車を停め、ちょっとだからいいかと思って貴重品の入ったバッグを車の中に置いたままで出掛けてしまったのです。もちろん施錠していましたが、後で警察に届出をした時に警察官の方からあることを指摘され、なるほどと思ったことがあります。

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 これはよくある車のドアの鍵穴の部分ですが、普通の車の場合はこのように鍵穴の部分にはきっちりと閉まっています。しかし、私が借りた車はこのようにはなっていませんでした。

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 このように鍵穴を入れる部分が開いてしまっている場合、その理由は何回も鍵を挿入し使われたことによるものであることが多いですが、このようになった車の中にはまれに、外から針金などを使って解錠を試みられている可能性もあるとのことでした。もちろん新しくセキュリティがしっかりした車でも強引に窓ガラスを割られるなどして被害に遭うことはあるでしょうが、ある程度年数が経った中古車を購入する場合や、レンタカーを借りた際にこうした車であった場合は通常よりも十分に気を付けることが大事だと思います。

 私自身の今後の対策は、基本ですが財布や通信機器の入ったセカンドバッグを車内に機放置せず、常に手元に置くようにするのを徹底しようと思っています。そのためということもないのですが、今持っている電話機はBluetooth経由で別の電話機やスマートフォンとペアリングを行なうことで着信および発信をまとめてできたり、スマートフォンに届いたメールを通知してくれるようになっています。その際、Bluetooth通信の圏外になった場合には電話機のバイブレーション機能で知らせてくれるように設定していますので、つい忘れたまま行動しようとしてもすぐにわかるようになっています。インターネットについても、Bluetoothテザリングができるモバイルルータを使っていますので、ネット確認用にということで小さくて携帯しやすいiPod touchを使うためにはモバイルルータの入ったバッグを忘れたまま行動するわけにはいかなくなっています(^^;)。そんなわけで、Bluetoothを使った通知をうまく使って、車上荒らしの被害を生まないよう何とか今までの行動を変えていきたいと今は思っています。


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