心強かった「OCN モバイル ONE ミニマムスタートプラン」

 以前ここで紹介した自宅のADSL回線の不調ですが、実は状況はかなり深刻で、モデムを交換しても状況は変わりませんでした。何とかしばらくはWimaxを使ってネット環境を構築していたものの、家庭内LANにはプリンタがつながっているので、印刷時にはワイヤレスネットワークを変更しなければならないなど、結構面倒でした。

 再度プロバイダに連絡したところ、NTT局内での工事をしてくれるということになったものの、スケジュールの都合でかなり長い間待たされることになったのですが、その際に無線ルータのに繋いだのが「OCN モバイル ONE 」で契約した月980円のSIMカードを使った固定通信システムだったのです。

http://syachu.cocolog-nifty.com/blog/2013/07/post-d134.html

 上のリンクにあるドコモのUSB接続データ端末「L-02C」と、このデータ端末に対応した無線ルータ「MZK-MR150」を使い代替のシステムを組みました。ここから家庭で使っている無線ルータにつなぐと、とりあえずは設定を変えることなくインターネットにつながりました。同じことはWimaxルータとクレードルを使ってもできるのですが、普段無線ルータが置いてある場所ではWimaxの入りが弱いためか、かなり頻繁に切れる状況があったので、かなり長い期間、月980円の回線で複数のパソコンを繋いで作業をしていました。

 もちろんその際には大きいファイルのダウンロードを行なえば、1日の高速通信が30MBまでと制限されていることからだましだまし使うことにはなりましたが、一台ずつ使うようにすれば、単にWEBを見たりブログを更新したりするくらいではほとんど問題は起こりませんでした。最初から遅くなることもあると思っていたからかも知れませんが、いざという時には意外と頼りになるといった印象です。

 通信量によって速度制限がかかる通信サービスではなかなかこのようには使えませんが、名目上だけでも、高速クーポンを使い切ったところで、200kbpsくらいのスピードが保てるならば、WEB閲覧やメールくらいならパソコン上からでも通信量を気にせず使えるという事で安心してしたことはありました。もっとも、多くの端末を同時に接続した場合、複数の端末で最高速度が安定して出るということはないでしょうが。

 ともあれ、これを普段使いの回線にしようとは思わないものの(^^;)、日々の情報を得たりブログを更新したりする程度だったら何とか格安のプランでもやっていけることがわかったことが、今回のトラブルの収穫と言えるかも知れません。今はもう、ADSL接続が復活したので大丈夫ですが、もし今後同じようなトラブルに見舞われ、どうしても大量のデータ通信が必要な場合はWimaxの1Dayを使うなど、状況によって使い分けるのがいいと思います。





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