究極の暇つぶし 地方アンテナショップめぐり その3 東京駅内外のお店

今回のメインテーマであった交通会館でのショッピングを終え、帰りの列車に乗るためまた山手線で一駅の東京駅に移動してきました。まずは丸ノ内地下出口から出てすぐのところにある、これもある意味アンテナショップと言えるかも知れない「茅乃舎だし」のお店でお土産用のあごだしを購入し、地下通路から八重洲方面に移動してきました。八重洲地下街はテレビ局やお菓子の有名メーカーのショップが多く入っていてかなりすごい人出でしたがそちらはふらっと通り過ぎただけで、さらに駅前にある大丸デパートのデパ地下を一回りしたらそれだけでかなり疲れが出てきました(^^;)。

ただ、大丸入口のところにあった「ほっぺタウン」内の取扱いのある品物を写真付きで紹介しているパンフレットは今回しっかりといただいてきました。インターネットであらゆるところは調べられるとは言え、フロアに入っているお店の名前から有名な商品までがまとまっていることから、このパンフを見た上でネット検索した方が、素早く目的の品を扱うお店にたどり着くことができるように思います。今回のようにお店を回ること自体が目的の暇つぶし的な旅と違い、何か用事があって東京方面に出掛ける場合には買い物はあくまで「ついで」になります。今回いただいてきたパンフレットはそうした買い物のため参考にさせていただくことになると思います。

結局は大丸ではどんなものを買うのか迷うばかりだったので、とにかく早めの列車で帰ることにし、東京駅の中にある全国の有名駅弁が集まる駅弁ショップに入り、その日の夕食を買い出しました。まだ夕方前だというのに、ものすごい人出で、これはいつ東京駅に行ってもこんな感じで混んでいるのですから、やはりオリジナルの弁当よりも有名駅弁を買って食べたいというニーズがあるということがわかります。

このお店では全国駅弁の他に、お相撲の国技館名物のやきとり(620円)も売っています。つくねとやきとりで合計5本という数とそのタレの味は、ビールのおつまみにぴったりです(^^)。もちろん、ビールなしでちょっと小腹が空くような時にはこうしたお弁当未満のやきとりは重宝します。今回はそのやきとりと、神奈川県・大船軒の鶏めしという鶏尽くしのお弁当になってしまいました。高崎駅の鶏めしもそぼろの味付けが絶品で捨てがたい魅力がありますが、鶏のお弁当はリーズナブルに楽しめるので個人的には好きです。

そうして買い物を済ませた後は、帰りの電車が出る東海道線のホームで時間を潰していたのですが、今考えると致命的ではないものの一つの失敗をしてしまいました。まだ東京や上野から全ての列車が出ていた頃は良かったものの、宇都宮・高崎・水戸・成田空港から熱海・伊東・沼津行きなどという長距離を走る列車が出ている現状では、東京からグリーン車に乗ろうとする人もかなりいますし、最前列に並んでいたとしても席に余裕が無ければ多くの人が降りる横浜以降までずっと立っていなくてはならない最悪のケースも有りえます。

今回はかなりの時間を東京駅のホームで過ごしてしまったので、そんなに時間があるなら、山手線や京浜東北線で上野まで行き、同じ列車の上野着のホームで電車に乗り込むようにすれば、もし上野駅で座れる席がなくても、東京駅のホームで並んでいる人より早く空く座席を探すことができました。今回は最初から「熱海→東京」(行き)「東京→沼津」(帰り)という2枚のグリーン券を事前購入したので急に思い立ってはそんなことはできなかったのですが、suicaを使ったグリーン券の事前購入ならそうした急な思い付きを実行に移すことができます。逆に東京から宇都宮・黒磯・高崎・水戸・成田空港へ帰ろうと思っている方は列車の停車駅を確認の上、東京なのか上野なのか、はたまた他の駅から乗った方が座れる可能性が高くなるのかということを考えながらグリーン券の購入を直前まで待った方がいい事もあるような気がします。

そうして乗った沼津行きの普通列車ですが、運の悪い事は続くもので、藤沢駅で駅の緊急停止ボタンが押されたということで6分くらいその場で足止めを喰らいました。恐らくその日は桜が満開だった日なので、花見をしてしこたま酔っ払った人がその列車に乗ったものの気分が悪くなって履いてしまい、泥酔した乗客を降ろすことと、嘔吐物の処理(恐らくホームに散乱したと思われる)をしたために電車が遅れてしまったのでした。終点の沼津から次の電車への待ち合わせは3分しかないので、どうなるかと思われましたが、後発の電車が待ってくれることになったことで何とかスムーズに乗り継げ、午後8時前にはもう静岡に着いていました。

今回の最後の反省点は、単なる花見でも東京には色んな人がいるので影響で電車が止まることもあるので、できる限り東京が花見シーズンの時は出掛けない方がいい(^^;)というものでした。さすかに行きも帰りもグリーン車の乗客には泥酔している人はいませんでしたが、直接列車運行の遅延の原因を作った人と乗り合わせた人は不運だったと思います。実質的には東京には3時間くらいしかいませんでしたが、なかなか楽しめた今回の旅でした。


カテゴリー: 旅日記 | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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