うそという「悪ふざけ」が許される「エイプリルフール」の4月1日に新しい元号の発表がある日にしたことで、テレビやラジオの生中継を見ていない人にとっては、本当に「令和」という元号が決まったのか? と思った人が多かっただろうと思います。インターネットでのニュースの中には「フェイクニュース」もあるだけに、まだまだ新聞・テレビ・ラジオといったマスコミがいらないという風にはなっていないことは確かです。このブログでは「フェイクニュース」を流すということはまずないとは思いますが、今後も書くにあたっては正確な情報や実際に出掛けて体験した事を中心にお伝えしていくようにと改めて思います。個人的に今回の元号発表について思うのは、語感や違和感については時間が経つにともなって慣れていくと思うものの、表記に不安があります。「令」の字について、パソコン上ではだいたい「令」と出ますが、書体や手書きでは違うスタイルの、下が「マ」の字のように書く場合もあります。今回元号に採用されたことで、「令」という字だけでなく「零」「玲」「苓」「伶」「怜」というような字や、よく使う字としては「鈴」についても手書き文字がパソコンで表記された文字に近づいて行ってしまうのかということも気になります。
さて、先日のアンテナショップ巡りに話を戻します。新橋を出発し、山手線で隣の駅である有楽町駅に到着しました。ここでも改札口からすぐに見える印象的な建物「東京交通会館」(以下の表記は「交通会館」とします)へ向かって行こうと思っていたのですが、その交通会館の入り口で、第三のビール「クリアアサヒ」のキャンペーンイベントを行なっていまして、簡単なアンケートに答えるだけで缶一本を無料でいただくことができました。地方に住んでいるとそんな無料のキャンペーンイベントに当たることはない生活をしているので、素直に有難く感じてしまいます。
そして、まず入ったのが北海道のアンテナショップ「北海道どさんこプラザ 有楽町店」で、さすがというべきかソフトクリームには行列ができていました。しかし、生のものや冷凍のものを買っても、帰りは3時間から4時間かかってしまうので、なかなかお土産として買って帰ってこられないのは実際の旅でも体験しているので、一通り回って終わりとなってしまいました。そこから怒涛のごとく
・むらからまちから館
・おおいたアンテナショップ温泉座
・ザ・博多
・秋田ふるさと館
・いきいき富山館
・大阪百貨店
・わかやま紀州館
・兵庫わくわく館
・徳島・香川トモニ市場~ふるさと物産館~
・コウノトリの恵み 豊岡
・丘のまち美瑛
・有楽町ひらど商館
と北海道どさんこショップを入れて12箇所のアンテナショップを巡りました。地下から2階までを階段で行ったり来たりしながら巡ったのですが、やはり場所の制約もあって小さいスペースしか構えられないアンテナショップではなかなかインパクトを来客者に与えるのは難しいのではないかと思われるような感じでした。そんな中では広めのスペースで多くの品を揃えていた富山のアンテナショップと、見るからにおしゃれそうでカフェを併設した北海道美瑛のアンテナショップが印象に残りました(写真は美瑛のアンテナショップです)。
また地方のショップとは違いますが「むらからまちから館」という全国の名産を扱う大き目のスペースもありましたし、交通会館に入っていない地方のものでも購入できる場合があるので、交通会館に入って一通り回るだけでも旅行気分を持たせてくれる場所であることは確かです。
今回、色んなアンテナショップを見ていて思ったのは、とにかく日本酒の地酒というものはどこのアンテナショップにもあり、交通会館を回るだけでも全国の地酒を簡単に揃えることができるということです。個人的には色んなお酒をそれぞれ楽しみたいと思っているので、いわゆるワンカップやミニボトルのバリエーションを増やして欲しいなと思いました。東京を経由して列車で旅を続けようとする方も、日本酒の他に地ビールやワインもありますので、全て東京駅で何でも揃ってしまうということはあるのですが、あえて全国の名産品を肴にお酒をいただきながらの旅をするために交通会館に立ち寄るというのも面白いのではないでしょうか。今回はあくまで全国名産の方をメインで見たので、全てのお酒を見るまでには行かなかったのですが地元のウィスキーやジンなどもありましたので、普通にキヨスクでビールや缶チューハイというのは確かに手軽ですがちょっと足を伸ばすのもおすすめのような気がします。
今回は交通会館を回っただけで東京駅行きの山手線に乗って東京駅に行ってしまったのですが、多くの方がご存知のように、銀座にも数々のアンテナショップがあります。また機会があれば、今度はもう少ししっかりと調べて、自分の興味あるものをピンポイントに見て回りたいと思えるようになりました。その前に、もう少し全国をしっかり回る中で、こだわりの一品は何かということを見付けないと、例えば「ポン酢」一つ取ってもどの銘柄を買っていいのかわからないところがあるので、改めて全国を回りたいなと思った交通会館訪問でした。