首都圏からも日帰り可能プチ温泉旅 その1 御殿場駅からのシャトルバス

連続の旅日記になってしまいますが、4月10日までの青春18きっぷの残りがあるため、今シーズンはまだ色々と出掛ける余地があるので、今回を含めて2回、4月10日までテーマを決めて出掛けて来ようと思っています。
今回のテーマは「プチ温泉旅」で、私の住む静岡市から時間に余裕を持って行くことのできる駅から近い(あるいは現地までの交通手段が確保されている)温泉をピックアップし、ゆったりとお風呂を楽しみながら回ることを目指しました。

静岡からは東へと向かったので、恐らく首都圏から18きっぷで日帰り温泉旅を考えておられる方には多少参考になるのではないかと思います。なぜ東へ向かおうかと思ったかというと、当日の天気が良く地元の静岡市でも富士山の雄大な雪をかぶった姿が見えていたためで、「駅から便利に行ける」「富士山を見ながら入浴できる」「安い」という三拍子そろった公営の温泉施設が「御殿場市温泉会館」なのです。

過去には車で何度も出掛け、露天風呂こそありませんが全面ガラス張りで富士山の裾野まで見える雄大な姿を見ながら入浴できます。料金は500円ですが、JAF会員は団体料金が適用されて50円引きの450円で3時間まで利用できるというのも嬉しいところです。

温泉の場所は駅からちょっと離れているのですが、市が用意した無料のシャトルバスが秩父宮記念公園経由で運転をしているので、シャトルバスの時間を合わせて出発すると、温泉までバス代もかからずに行くことができるのです。

今回はかなり時間に余裕を持って9時30分台の静岡始発の電車で出発しました。御殿場行きは沼津駅で御殿場線に乗り換えることになります。御殿場線とは昔の東海道線で、まだ丹那トンネルがなかった頃に東西を鉄道で結ぶ動脈でした。しかし今は完全なローカル線で、無人駅では後ろの車両がドアが開かないワンマン運転になっています。無人駅で降りる場合には(有人駅ではドアが自動で開きます)前の車両に乗っていないと慌てることになります。

今回の予定では御殿場駅発12時10分のシャトルバスに乗る予定にしていたので、本来なら静岡発は10時15分発でも十分に間に合ったのですが、ちょっと早く駅に着いたため、とにかく早めに電車に乗り、御殿場駅まで一気に着きました。というのも、今回シャトルバスを使って温泉会館に行くのが初めてだったので、バス乗り場はどこかということも事前のネット検索では良くわからなかったということがありました。

御殿場駅の出口には左右二箇所あって、左が「富士山口」という富士急のバス乗り場があり、お店や観光案内所のある開けた方で、右が「箱根乙女口」という高速バスやシャトルバス乗り場のある方の出口になります。ここでは、各種高速バスや、御殿場アウトレットへのシャトルバスや、お風呂や地ビールレストランのある「時之栖」行きのシャトルバスも発車しています。これらのバスには専用の停留所が用意されているようなのですが、温泉会館行きのバスはマイクロバスで、どこから乗ればいいのかまずわかりません。そこで、あえてバス乗り場とは反対の方の出口に出て、御殿場市観光案内に入って聞いてみたところ、時之栖行きのシャトルバス乗り場の手前の「4番のりば」である「一般バス乗降場(下の写真)」であると教えてもらいました。しかしそれならそうと、きちんと乗り場の番号を書いておいてほしいと思ったのですが、事はこの話はそう単純なものではないということが後でわかります。

バスを待つ間、駅周辺を回りつつ情報収集をしていたのですが、御殿場市の推すB級グルメとして、山芋を入れてつないだお蕎麦に、かなり甘めの出汁、さらにけんちん汁のようなにんじん・ごぼう・鶏肉などを入れて食べる「みくりやそば」があります。この「みくりやそば」についてはその存在を承知はしていましたが、実は今回訪れる温泉会館の中にある食堂や、御殿場駅構内にある立ち食い蕎麦屋さんでも提供していることがわかりました。予定より電車一本早く着いてしまったので先に食べて行こうかと思いましたが、食べてからすぐお風呂というのも体に悪そうな気がしたのでシャトルバスを待ち、12時過ぎに来たバスに乗り込みました。バスの写真は頭が切れてしまいましたが(^^;)、こんな感じのマイクロバスです。

平日の昼ということで、誰も乗って来ないかと思いましたが、やはり地元のお年寄りには有難いバスのようでそれなりに乗車があり、温泉へ行くのではなく、途中の秩父宮記念公園へ行くという方もいたりして、バスはかなり混んできました。そんな時に、一人の乗客の方がまさに私が不思議に思っていたバス乗り場の話を運転手さんに振りまして、運転手さんは乗客全員に聞こえるような大きな声で説明してくれました。

4番乗り場というのは一般のバスの乗降場になるので、週末になると多くのバスが停まっていてシャトルバスが停まれない場合があり、その場合にはロータリーの空いている所に停まって人の乗り降りを行なうということなので、必ず4番のりばに停まらないので案内を出せないのだそうです。乗る側としては、一応4番のりばで待ち、混雑を感じたら温泉会館行きのバスを見付けてそこまで移動してもらいたいという事のようでした。

さらに、運転手さんは色々喋ってくれまして、今回の12時台の前に9時台、11時台のバスが有るのですが、イベントや週末・そしてゴールデンウィークの混雑でマイクロバスに補助席を出しても乗り切れない場合があるのだそうです。その際には9時台、11時台のバスについては、積み残した乗客をもう一度ピストン輸送するような配慮をしてくれるとのことです。この事に限らず、もし乗車する際に困ったら運転手さんに質問すると、かなりこちらの事情に配慮してくれる場合もあります。

びっくりしたのが、同乗していた観光客の一人が御殿場駅で友人と待ち合わせをしていたものの、シャトルバスの出発時間と同じ12時10分に御殿場駅に到着する予定の高速バスに友人が乗っているので、何とか少し待ってもらえないかとの話を運転手さんにしたのですが、その際の運転手さんの対応は、無料のシャトルバスなのにかなり融通を効かせてくれるという、個人的に全国を回っていてもなかなかできないものでした。

どういうことかというと、友人とはメールかLINEで連絡を取ってもらい、現在位置がどこなのかを確認してもらい、まだ駅に着かないようであれば、東名高速を降りた所にある御殿場インターチェンジのバス乗り場に立ち寄ることもできるので、友人が駅の手前の御殿場インターのバス停で降りればそこで合流が可能になります。結局その友人はかなり遅れていたようだったので、先に来たシャトルバスの乗客を御殿場インターの停留所(ちゃんと待合室もある立派な建物)で降ろし、友人と合流したら運転手さんの携帯電話に電話をしてくれれば、温泉会館まで行った後で改めて御殿場インターの停留所に戻って来てくれるというまさに「神対応」をされていました。走り書きした電話番号をその乗客に渡し、その人はとりあえず御殿場インターで途中下車しましたが、停留所にはバスは一時停止できますが、何より無料のシャトルバスなのですから、運転手さんのそこまでの心配りがとても暖かいということを感じた一瞬でした。

ちなみに、帰りもシャトルバスを利用したのですが、そこでも同じ運転手さんが、もし御殿場インターの停留所で直接高速バスに乗り換える方がいたら言ってくれれば降ろしますということを全員の乗客に言っていました。こうした行ないに甘えるのは心苦しくもありますが、もしここを読んでいる皆さんが御殿場駅~秩父宮記念公園~御殿場市温泉会館のシャトルバスに乗るような事があって何か問題があった場合は、運転手さんに積極的に聞いてみることをおすすめします。以下のリンクはシャトルバスを運行する「御殿場総合サービス株式会社」のものになりますので、詳しい時刻表などはリンク先より確認してみて下さい。

http://g-sougou.co.jp/modules/info/free_buss.html


カテゴリー: 旅日記 | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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