スマホを車内で活用するためのスタンド考

車で出掛ける際のお供と言えば、最近ではやはりスマホの車内利用が当り前に行なわれるようになったのではないかと思います。特に、専用のカーナビ搭載が当り前だった頃には、十数万円を掛けて新品を購入し、そのうちに最初に入っていた地図が古くなって、日常的な役には立つかも知れませんが旅行先に新しい高速を含む道路ができていたりすると、満足なナビゲーションができないという事になっていたことを考えると、ネット常時接続の威力はすごいものです。

私が現在カーナビ用に使っているのは、格安SIM中の格安SIMと言える「ロケットモバイル」の神プラン298円/月(税抜価格です(^^;))ですが、ドコモの3G・LTEエリアで利用が可能で、スピードは最大200kbpsという低速専用ながら、普通にカーナビに使ったり、radikoや音声ストリーミングを車内で楽しむには全く問題なく使えます。逆に言うと、他の格安SIMの契約SIMの中で、「高速→低速」への切り替え機能がある業者であれば、車にセットする時にあえて「低速」に切り替えた上で利用することで、ほとんどのところでは最大200kbpsに制限されることになるので、高速クーポンを消費することなくカーナビをずっと利用し続けることができるわけです。こうした高速から低速への切り替えというのは大手キャリアでは対応していないので、車内で思う存分カーナビや音楽を聴くために利用したいと思われる場合は、格安SIMの会社に引っ越す意味はあるのではないかとすら思えます。

ただ今回の話は格安SIMの選び方ではなく、そうして用意したスマホをどうやって車内に設置して使うかということです。現状で、私はかなり前に安くなっていた時に購入した吸盤で車のダッシュボードにくっつける方式のホルダーを購入し、今も使っています。

しかし、このホルダーには熱に弱いスマホを車内で使い続ける場合に致命的な弱点があります。それは、今の季節ではそう考えなくていいのですが、車内温度が上がる夏の時期にスマホの温度が上がり過ぎて暴走を起こす危険があるということです。私が夏に出掛ける時には直接日光が当たらないようにタオルで影を作るようにしたり、購入したコンビニのアイスコー氷でヒーを飲み終えた後に残った氷で冷やしたりして温度の上がりを抑えていたのですが、年々地球の温度が上がっているという話もあるので、根本的にスマホを車内で使う場合の対策というものを考えたいと思っていました。

今、考えているのは車のエアコンの吹き出し口にセットするタイプのスマホホルダーを新たに購入し、状況に応じてダッシュボード用のスタンドと使い分けるというものです。カーナビとして利用する場合にはスマホを車内のどこかに固定すればいいので、うまく今使っているスマホがエアコン吹き出し口に差すタイプのスマホホルダーが使えるかどうか検討して春のお出掛けまでには環境を整えたいと思っています。

今回のメインはスマホを熱暴走させないためのホルダーという観点から書いてきましたが、今までダッシュボードに設置したスマホホルダーが全く使えないかというとそういう事ではありません。初めから車載用として考えられたスマホはなかなかないと思いますが、ある程度の熱に強いスマホであれば、そのスマホをダッシュボードに設置し、カーナビとして使う他にスマホをドライブレコーダーとして使う場合の設置場所としては十分で、エアコン吹き出し口に設置するスマホでは前方の記録は難しいため、2台のスマホを使ってカーナビとドライブレコーダーをセットする方法についても今後は考えていきたいと思っています。


カテゴリー: モバイル活用ガイド | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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