象印 ステンレスボトル 「タフボーイ」1.00L SJ-SD10-XA

車での旅では、水の確保はちゃんとしておきたいものですが、水と同時にお湯もある程度確保しておくといろいろ便利です。寒い時期には水道の水もかなり冷えているので、歯磨き用として使ったり冷えた手を暖められます。

どのくらいの量を準備しておくのかということは、それこそ一人で行くのか家族で行くのかによっても変わってくるかと思います。ただ、必要だからといってあまり大きなキーパーを持っていったとしても、お湯の補充が大変になってしまいます。そんなわけで、それほど金額的な負担がなく、ある程度のお湯を貯めておけるだけの容量ということで、丁度いいサイズかなと思い選んだのがこの1リットルタイプのスリムステンレス水筒でした。

高速道路のサービスエリアにある給湯器からお湯を補給する際、私が使うのは450mlのマグカップなのですが、このサイズだと3回で中を満たすことができます。混雑しているところではさすがにやりませんが、使っている人がいない時をみはからってやるにはこの位が限度でしょう。800mlというタイプのものもありましたが、それほど大きさが変わるものではなかったので、迷った末に大きめのものに落ち着きました。もっとも、全く空の状態から補充するという状況はそれほどなく、ずっと高速道路を移動するような旅なら、使った分だけ最寄のサービスエリアで補充するようにすれば、それほど周辺の方に迷惑を掛けることもないでしょう。

なぜこまめにお湯を補充することにこだわるかと言うと、基本的に高い温度を水筒の中で維持するためには、中を満たす必要があるからです。例えば、500mlの沸騰したお湯を長時間高い温度に保ちたいような場合は、この水筒に半分入れるよりも、500mlの水筒を満たした方が時間による温度低下を抑えられます。容器全体を満たすことで全体を温められカタログにあるような保温ができるので、お湯の量が少なくなるにしたがって保温力が低下するのです。こうした保温水筒の性能について知っておくことでさまざまな工夫が可能です。

給湯器からどこでもお湯が出るとはいっても、その水質にはかなりの開きがあります。私の場合はあまりそういう事を気にしないので、どんどん補充してしまいますが、水質の違うお湯を混ぜたくないと思われる方は、ちょっとした工夫が必要です。今回紹介した水筒よりも、500mlの水筒2本とか、持っている水筒を複数使いそれぞれにお湯を入れて持って行く方が、違った場所から手に入れたお湯が混ざりません。

今回、象印の商品を紹介していますが、こうした水筒を出しているメーカーについて、個人的には、象印・タイガー・サーモスに加え、国内製造のセブン・セブンあたりから選べば間違いないと思いますが、多少機能に違いがあります。こちらの象印の水筒はほとんどの製品で中がフッ素加工になっています。汚れに強いということで長旅にはありがたいものですが、私は水やお湯しか入れないので、フッ素加工だから購入したというわけでもありません。基本的には入手しやすい価格のものを選ばれてもそう問題はないでしょう。こうしたステンレスボトルは価格の上下が結構あり、ネットで販売価格をきちんと比較してから購入すべきだと思いますが、手に取って見てから買いたい場合でも、特売のチラシなどで上記メーカーの品が意外と安くホームセンターなどで売られることもありますので、一気に揃えないでじっくりと揃えていくのもいいでしょう。

大きめの水筒の場合、直接口を付けて飲むのではなく、写真のようにフタの部分がカップの代用になるようになっています。マグカップなどを用意していない場合、インスタントコーヒーなどならば、水筒だけで飲むことができます。そこが小さめの水筒との違いであるとも言えますが、カップは何個あってもいいので、そのためにこうした製品を選ぶのも悪くない選択だと思います。


カテゴリー: 真空断熱ボトル | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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