古いDVDナビも盗まれる危険は0ではない

先日、いつも車の整備を頼んでいる車の修理工場の方からちょっと恐い話を聞きました。車の売買を業者間でするにはオークションによる売買が一般的で、その方は先日中古車を出品したのだそうですが、オークションの規約を忘れてしまい、うっかり車の中に入っている説明書や古いカーナビのDVDを入れたまま出品してしまったのだそうです。

なぜこうしたものを載せたままオークションに出してはいけないかというと、車の中に残っているものを目当てに、現車の下見という感じで内部を見ている体を装いながら、狡猾に中の部品その他の盗んで行く輩(同業者である可能性が高い)が出没するからだそうです。その方は入れてあったDVDナビのディスクだけを盗まれたということですが、ナビは10年以上経っている古いもので、素人考えでなぜそんなものを盗っていくのか、理解に苦しみます。

修理工場の方が言うには、中古で購入してきた車の中に今回被害に遭った車と同じナビが付いていて、ディスクが欠品の場合、ハード的には問題がなくてもナビが使えないということで、中古車として売るためにはマイナス評価になるので、古いものでもディスクを入れてナビが動く状態にして売ろうと思って同じナビの付いている車を物色していたのではないかということです。そうだとしたら、かなり悪質な業者であると言えるでしょう。

ただ、中味を入れたままオークションに出したこと自体は出品した側の責任を問われるところでもあるので、単に盗られ損ということになってしまいます。かわいそうに思ったので、残っていた説明書とコンソールボックスの中に取り付けられていたカーナビ本体の型番からDVDディスクが入手可かどうか調べてみることにしました。

古い車なので無料のアップデートサービスもメーカーでは終了しており、最終のバージョンのDVDは2万円くらいするのですが、それまで入っていたディスクと同じくらいの古いものならネットオークションに出品されていないかさらに調べてみたところ、それらしいディスクが送料込みで3千円くらいで出品されていたのですぐに落札して改めて復活なるのか試すことにしました。修理工場の方も全て込みで3千円くらいならだめでも諦めが付くからと私が代理で入札をしてみたのですが、今回のような事例を聞いてみると、自分の車でも対策をしておいた方がいいように思いました。

今回の事例は特殊な場合で、あえてキーを付けて車の状態を下見できる状態の中でディスクだけが盗られましたが、きちんと施錠してある場合、乱暴な窃盗犯の場合は自分の車のナビに入れるディスクを取り出すためだけにナビ全体を持って行ったり壊したり、さらには進入のために窓を壊したりすることもあるかも知れません。

これは新しいナビだから危ないというものでなく、より多くの人が乗っている中古車であっても、窃盗犯の乗っている車と同じような型式で中の装備も同じようだと思われたらそれだけで車上あらしのターゲットになり得る可能性があるということでもあります。

多くの人が通る場所に車を停めている場合は、カーシェードなどで中を良く見えないようにする工夫をしつつ、改めての事ですが、車の中にバッグや貴重品と思われかねないような物自体を残していかない事が大事です。何もない車の中を窓ガラスを叩き割ってまで物色されるというのは怨恨の線が強いでしょうからそれはそれで犯人逮捕に繋げられるかも知れませんが、何も入っていないものの何かありそうなバッグを車内に残しておいたために窓ガラスを割られたのでは、泣くに泣けません。

私自身は今回の話を聞いて、念のためナビに入っているDVDディスクの写真を撮り、いざという時には型番からネットオークションで確実に使えるものがすぐに探せるように一応の対策を取っておくことにしました。現状でナビはスマホのナビの方を使っているので無ければ無いでいいのですが、古い地図とはいえ常に現在地を示してくれるナビが使えなくなったらそれはそれで困るので、そういった事も考えながら対策することも必要なのかなと考えるようになりました。皆さんも車上荒らしに遭わないためだけでなく、もし中の物が取られた場合にどうするかということも考えておきましょう。


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