郵便局の24時間営業も終了?「ゆうゆう窓口」取扱時間の変更

民営化することで過去と比べて便利になったのかということは、国営から民営になった業務全般に言えることだと思いますが、郵便局はどうでしょうか。先日、自宅に郵便の不在通知が入っていたのですが、その通知に混じって付いていたのが、

「ゆうゆう窓口取扱時間の変更に関するお知らせ」

という書類でした。私の住む地域では2017年2月6日(月)からの変更となるようですが、再配達が間に合わなければ、ゆうゆう窓口の取扱時間が変われば当日中の郵便や荷物の受け取りは不可能になります。他の地方でもこんな感じかと思いますが、チラシにあったゆうゆう窓口の取扱時間は以下のように変更されます。

・平日
午前  8:00~ 9:00
午後 19:00~21:00

・土曜日
全日  8:00~20:00
・日曜日 休日

全日  8:00~20:00

郵便局の本局は平日のみ午前9時から午後7時まで開いていますので、今までは実質24時間体制で郵便物の受け取りや、速達・書留などの取扱(ゆうぱっくを含む)の業務を行なってきました。恐らくこのような結果になったのは多くのゆうゆう窓口でクレーマーもどきの人たちが夜な夜な押し寄せ、対応にあたる局員の限度を超えたのかとも考えられますが、郵便のサービスが民営化されたことで、単なる経費節減のためにこうした取扱時間が変更になったのだとしたら残念です。全国一斉に行なわれるのかと思って調べてみたところ、地域によってはかなり早い時期から同様の営業時間短縮を行なっている郵便局はあるようです。

今後私の周りですぐに出てきそうな問題として、高校・大学などの入試関連の書類について、もし当日消印まで申込書類を有効にしている学校があった場合、今までは当日の23時台にゆうゆう窓口に持ち込んでも当日の消印は打ってくれましたが、今後は平日は21日まで、土日休日は20時までに持ち込まないと、直接ポスト投函しないとだめになってしまいます。事前に郵便料金がわからなければポスト投函することはできないので、今後「当日消印有効」という郵便物については今までの調子で夜中に出しに行こうとするとアウトになる可能性は大きくなるかも知れません。

あと、直接問題が出そうなのが、郵便物を取りに行こうとしてもその人の仕事の状況によっては平日の午前8時過ぎか、午後9時までに取りに行けなければ土日休日まで受け取ることができない(一人暮らしで自宅で受け取れない場合)ケースが出てくるかも知れないということです。

書留や本人確認が必要なものというのは色々ありますが、クレジットカードやSIMカードのようにすぐに使いたいものが仕事の都合でしばらく受け取れないというのはつらいですね。でも他の地域ではすでにこの制度が施行されてから数年経っているところもあるわけで、この営業時間でも大きな問題も出ずやれているわけですから、慣れれば利用者もこんなものかと納得してしまうのでしょうか。

最近になってファミリーレストランが24時間の営業を止めることがニュースになっていますが、郵便事業というものは手紙を他の業者が扱うことができないということもあり、全て他に代わりがきくものではないと思うのですが。今後今回紹介したような営業形態が全国一斉に行なわれるようになってしまうなら、早く他の業者にも手紙を配達できるようにしてもらって、例えば夜間から深夜に特化したサービスを出してくる業者が出てくるような感じで競争してもらえると深夜に動かざるを得ない人には有難いのではないでしょうか。個人的にはヤマトなど宅配業者が廃止せざるを得なかったメール便を一般ユーザーでも使えるようにまずは関係者の方々には考えていただきたいですね。

しかし、不思議に思うのは関東の方ではかなり前からこうしたサービス時間の変更が行なわれているのに、在京マスコミの報道からではなく、地元の郵便局からのお知らせが来るまで、私自身がこうした状況を知ることができなかったということです。ファミレスの24時間営業が終わるというのもニュースの種にはなり、私もテレビやネットで見たり読んだりしましたが、報道の頻度が少なかったのか、そもそもゆうゆう窓口関連のニュースは報道されていたのかも気になります。今回の郵便局のゆうゆう窓口の取扱い時間の変更については、単に労働上の問題だということとは違う郵便の通信インフラの低下に関する大きな問題を含んでいそうな気がしますし、本当に民営化して良かったのかというような話にならないように、今後もサービスの充実をはかっていただければなと思います。


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