先月は正月休み明けにインフルエンザA型にかかってしまいましたが、最近になってニュースを見ていると、穏やかではない情報が入ってくるようになりました。私自身は昨年10月にインフルエンザの予防接種を行なったのですが、それを過信するあまり外出した際にそこまでの対策を取らなかったためなのかワクチンを打っているはずがかかってしまいました。ただ、これもワクチンのおかげか薬を飲んだらすぐに体温が下がり、最短で仕事に復帰できたことは幸いだったものの、これからまだ3月までインフルエンザにかかる可能性が十分にあるということなので、今までとは違う考え方でインフルエンザにかからないような生活スタイルを模索しているところです。
実は、インフルエンザにかかる直前に、実生活でもなかなかないようなところで転んでしまいまして(^^;)、怪我には結び付かなかったものの、その時の事を思い出すとやはり多少寝不足で体に疲れがあったのかなと思います。まず大切なことは、普段よりもきっちりと睡眠時間を確保し、疲れを翌日に残さないような生活のパターンを実行することがあるでしょう。どうしても無理をしなくてはいけない事も日々の生活の中ではあるかも知れませんが、もしインフルエンザに感染してしまったら仕事や勉強どころではなくなります。外にもうかつに出られなくなることになりますので、自分の体が悲鳴を上げているのを感じたらまずは十分な休息を考えるべきではないでしょうか。
インフルエンザだけではなく普通の風邪においても、喉の痛みを伴う場合が少なくありません。一般的にマスクは飛沫感染の予防にする場合が多いとは思いますが、鼻や喉を湿らせて乾燥から防ぐこともあるのではないかと思います。もちろん仕事や学校、通勤通学中の感染を防ぐための防御法の一つとしてマスクがあると思いますが、マスクの正しい使い方をしていないと、かえって逆効果になる可能性もあります。以下のリンクは医療機関が監修する正しいマスクの使い方です。個人的には夜寝る時にもマスクをして寝るようにすることで起きたら喉がカラッカラになることは避けられています。
https://www.jichi.ac.jp/center/sinryoka/kansen/taisaku_04.html
そして、やはり一番大切なのが、自分の手の清潔を保ち、安易に手を鼻や口に触らないようにすることです。これは、マスクをしていても同じです。つい手が顔に行ってしまうのが自分の癖なので気が付いたら顔を触っていたこともインフルエンザに感染した原因の一つではないかと疑うところがあります。特に公衆トイレや多くの人が触るドアノブ、エスカレーターの手すりなどに触った後には自分の手にインフルエンザウィルスが付着している可能性があるので、食事の前やトイレから出る際には念入りに手を洗うことを実践しています。手のひらを合わせてゴシゴシだけではなく、手首から指の股、爪の先から手の裏までしっかりと洗うことである程度のリスクは減らせると思われます。手の洗い方についてもネットで調べてみると有用なサイトがあるので、ここではその一つを紹介します。
https://www.jichi.ac.jp/center/sinryoka/kansen/taisaku_01.html
今回紹介した正しい手の洗い方については、インフルエンザだけでなくノロウィルス対策としても有効です。車の旅をしていると衛生的にはキレイとは言い難いトイレで用を足さなければならない時もあります。そうした場所には実に多くの人が出入りするので、ノロウィルスに感染した人が吐いてしまった後にトイレを使用した場合、手にウィルスが付いたまま食事ということも十分ありえますので、春を迎える季節までは十分に気を付けて、さらに一度かかったからと言って安心せずに、残りの冬の旅をお楽しみ下さい。