IIJmioとOCN モバイル ONEのサービスの差とは?

2016年7月1日からサービスの変更を発表するMVNOが少なくないのですが、日本を代表するMVNOであるIIJmioとOCN モバイル ONEでもそうした発表がありました。この2社が昔から様々なサービスを先導してきたようなところがありまして、今回の発表はどちらの方が魅力的なのか、確認してみることにしました。

まず、IIJmioですが、月5GBまでのバンドルクーポンが利用できる「ライトスタートプラン」について、クーポンが7月1日から6GB/月に増えます。これは、OCN モバイル ONEとの比較というよりも、6GBのプランのあるBIGLOBEあたりを意識しているのかなという気もするのですが。もう一つの変更点は、3GB/月のミニマムスタートプランと、ライトスタートプランにおいて、SIMカードを1枚追加し最大2枚での運用が可能になります。なお、SIMカードを追加する場合は月に400円が余分にかかります。

他のMVNOと比べるとそれほどびっくりするような変更はなかったような感じですが、OCN モバイル ONEは、考えようによってはかなりすごい付加サービスを開始することになったのです。

それは、今までトライアルサービスとして提供していたWi-Fiスポットの接続サービスを正式なサービスとして開始するということです。合わせてスポットの数も飛躍的に増やし、主に西日本が中心になりますが全国で約82,000ヶ所で利用できるようになります。

今でもスターバックス、Pronto、タリーズコーヒー、ロッテリア、セブン-イレブン、ローソン、イトーヨーカードーをエリアとしてかなり使えるWi-Fiスポットを提供してきましたが、今まではトライアルサービスだったため、期限後にサービスを止めるのか有料のオプションサービスになるのかが見えていませんでした。

さらに7月15日から「DoSpot」のエリアでも使えるようになるなど、MVNOでのWi-Fiサービスの中では一番の充実度を誇ると言ってもいいでしょう。さらに、このサービスを利用できるのはプリペイド契約を除く全てのプランで、千円以内のデータプランでも追加料金なしで利用できてしまいます。

こうなると携帯大手三社の提供するWi-Fiサービスとは何なのかという感じになります。携帯大手三社では基本料金が安いプランに加入していてもWi-Fiサービスを使わせてくれません。それがOCN モバイル ONEでは最安の千円を割るプランでも使えるわけですから、今まで携帯大手三社のWi-Fiサービスが使いたいと思って離れられずにいた方も、乗り換えがしやすくなるでしょう。

このように見ていくと、IIJmioとOCN モバイル ONEの差というのか客観的に見てかなり開いたかなというのが正直な気持ちです。今までは低速に切り替えても最初だけ高速で通信できるバースト転送の機能はIIJmioとその系列のMVNOだけが使えていたのですが、OCN モバイル ONEでもバースト転送が使えるようになりました。

またIIJmioは低速でも3日で366MBを超えると更なる規制がかかるのに対し、OCN モバイル ONEでは低速での利用に関しての規制は行なっていません。同じ3GB/月のプランではかろうじてIIJmioの方が安いものの、1日110MBのプランの方が使い易いという人がいたら、通信品質に相当の差を付けないとサービス面ではもはやIIJmioは太刀打ち出来ないのではないかと思ってしまうほどです。

これから夏に向けて、ロケットモバイルが通話プランに参入し、さらに夏にはLINEモバイルが新たなMVNOとして参入してきます。ますますMVNOの競争は激しくなっていくと思うので、個人的にはIIJmioにはもっと頑張ってもらって、見ているこちらがびっくりするような新サービスであったりプランを出して欲しいと思うのですが。


カテゴリー: モバイル関連コラム, コラム | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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