乾電池が使えるデジカメはやはり有難い

先日、マウスを紹介した時についに私も乾電池採用のものから充電池内蔵のものへとシフトしたかという感じもあったのですが、その後、やはり乾電池が使えた方がいいのではないかと思えるような体験をしました。

というのも、最近はスマホの手軽さと性能アップのせいか、ひっそり姿を消しつつあるコンパクトデジタルカメラ(通称コンデジ)について、売ろうにも売れずに保管してあったものをいろいろ引っ張り出してみたのですが、改めて思うのは性能はまだしもカメラ一つに一つの充電器があるような状態で本体をケーブルに接続して充電ができないタイプのものばかりだったこともあり、実際に動くかどうかという事もすぐに確かめることができなかったのでした。

そんな中、唯一すぐに正常に動作することを確かめられたのが、リコーの「GRデジタル」初代機でした。広角でも歪みにくいレンズを使ったズームのない単焦点機で、当時は高画質をうたっていましたが、手ブレ補正も付かず、高感度にするとノイズが出まくりという、とても今さらメインで使えるようなカメラではないように思います。

ただ、購入した当時からカラーより白黒にして撮影することで、もし高感度でノイズが出たとしても、フィルムカメラで撮影したようなザラッとした質感が出て、それが味になるということが言われていて、あえて今、白黒での風景専用ということで使ってみようかと思ったのでした。

しかし当然ですが中に入っていた充電池も、さらに予備に買っておいた充電池もほとんど放電してしまっていてとても動作確認どころではありません。さらに、この機種の充電器だけどこにしまったものやら、他の充電器をまとめていたところで発見できなかったので、普通に考えると動作の確認どころではないはずなのですが、実はこのカメラにはもう一つの大きな特徴があるのです。

それは、撮影可能枚数は専用充電池と比べると格段に落ちるものの、いざという時のレスキュー的機能として、アルカリ単四乾電池2本でも30枚くらい撮影可能というマルチ電池利用のできる機能が初代GRデジタルには付いていたので、早速満充電したエネループを装着して無事に動作を確認することができたのでした。

ただ、使っているとすぐに電池が切れてしまうくらいの緊急用の使い方ではあるので、もしこのまま専用充電器が出てこない場合に備えて、あえて画面モニターを使わず、初代GRデジタルと同じ28mm換算の画角を持つニコンのデジカメP6000用に作られた光学ファインダーを装着した上でモニターを切って撮影することにしてみました(光学ファインダーの定価は高いものですが、たまたまカメラケースとのセットで安く購入できたものの、ほとんど使っていませんでした)。

この方法だと昔のフィルムのコンパクトカメラのように出来上がった写真だと端が切れてしまう恐れがあるのですが、こちらはデジタルで、必要に応じてこのファインダーと出来上がった写真との相性を見ながら試行を重ねれば、白黒のフィルムカメラを使っているみたいでなかなか楽しそうです。

そんなわけで、後日改めて2GBのメモリーカードを購入したことで(このカメラはSDHCカードは使えない仕様になっています)まさかの単四電池が使えるという仕様のおかげで初代GRデジタルはちょっとした撮影旅行用のサブとして復帰したということになったのですが、それもやはり汎用の乾電池が使えるからこそのことです。

光学ファインダーを装着して撮った写真を一応アップしますが、下手な写真の腕でもそれなりに味わいのある写真になった気がします(^^;)。単三が使えるデジカメは今まで数多くありますが、単四電池が使えるコンデジで、それなりに今でも使えそうなものということを考えると今回紹介したリコーのGRデジタルのシリーズ(I II III IV)のみになるかと思いますので、単四充電池を多く持っている方は、GRデジタルの中古の良品を物色してみるのも面白いのではないかと思います。


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