カテゴリー別アーカイブ: 車中泊とモバイル機器・ノウハウ集

「FREETELでんわ」は「5分かけ放題」と「1分かけ放題」が選べる

2016年に入って、いよいよMVNOのパッケージでも通話に重きを置いた商品が出てくるようになりました。「楽天でんわ」とのセットで5分間の通話を定額にするオプションを付けた「楽天モバイル」が唯一のものでしたが、今回「FREETEL」がその流れに割って入って来た印象です。

2016年3月25日から全国のヨドバシカメラ、ビックカメラ、FREETELオンラインストアで980円(税込)、限定10万パッケージで販売される「FREETELでんわ」が専用アプリからの電話で国内通話に限りますが通話定額オプションが付けられます。

基本の通話料については、オプションを付けなくても通常の通話料の半額になるのですが、オプションとして2つの通話定額を選ぶことができるようになっています。

1.「1分かけ放題」月額399円

2.「5分かけ放題」月額840円

2の5分かけ放題でも楽天モバイルのオプション料金より安く、さらに月額料金が安い1分定額が追加されています。これは、5分も電話を掛けないものの、ちょっとした連絡に無料通話分が欲しいというような場合に向いています。定額分の分数を超えた分も半額で使えるので、ほとんどこちらからは電話することをない人が、それでもちょっとした連絡のために無料通話分があると嬉しいと思われる方はそこそこ絶妙な設定金額と言えるかも知れません。

そして、「楽天モバイル」との競合が予想される「5分かけ放題」ですが、データ通信をホームページ上から高速通信を切り低速無制限での最安運用すると月額999円で維持できるので、これにオプション料金の840円を加えても1839円となり、「楽天モバイル」のベーシックコースに5分かけ放題オプションを付けるよりも安くデータ通信も通話も使えることになります。

10万枚とはいえ、限定パッケージということなので安くてネットも一応できる通話定額付きのSIMが欲しい方は早めに確保すべきなのでしょうが、こういう時に携帯大手三社の2年縛りというのは効いてくるのだなとしみじみ思います。ただ、こうした流れを受けて他社も色々考えてくる可能性はあります。

先日、イオンモバイルが新サービスを発表したことで、DMM mobileが近く実施する料金改定を発表し、1GBの高速クーポンがあるデータ通信SIMの料金を480円としてイオンモバイルと揃えてきました。今回のFREETELのプラン発表も楽天モバイルを意識したものでしょうし、今後の音声通話付きのSIMサービスについては、今後もその料金と新サービスにも注目してみたいですね。


エイビット ホムテル3G はじめてのアップデート

 固定電話の形をした携帯電話であるホムテル3Gについて、しばらくは書くこともないかなと思っていたのですが、ACアダプタに繋いだままそのままにしておき、昨日ちょっと久し振りに発信しようとしたところダイヤルは普通にできるものの、そこから全く発信できずという状態になってしまっていました。改めて電源を入れ直したら復活したのですが、こんなことでは固定電話の代わりとしては全く使えないのではないかと思いつつ、エイビットのホームページを見たら、システムバージョンアップのお知らせが2016年2月16日付で来ていました。動作の安定性を向上させるバージョンアップとのことです。

 私は現在、ホムテル3Gの中にはドコモと契約した通話専用のSIMカードを入れているので、このカードのままではアップデートどころかバージョンの確認もできません。そこでSMSオプションを付けたデータ通信用SIMと差し替えてシステムのアップデートを行なってみました。

 ホムテル3Gでシステムアップデートを行なうためにはAPNの設定が必要ですが、その設定は既に済んでいたのでデータのダウンロードから始めました。高速クーポンが使える状態でダウンロードしましたが、その速度は3Gになるのが原因であるのか結構時間がかかります。おまけに一度ダウンロードを失敗してしまいました(^^;)。そこで、エイビットのサポートページにあるように、「APN設定」→「認証タイプ」をPAPに変更したらうまくダウンロードできました。

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 ダウンロードが完了すると自動的に再起動され、無事にアップデートが終了しました。これで、いつでも安定して待ち受けができるようになればいいのですが、一つ言えることはアップデートをやらないでそのままにしておくと、私が遭遇したトラブルのようになるかも知れません。主に待ち受け用に使っている方は肝心な電話を受けられないケースも出てくる可能性があるので、早めのアップデートを行ないましょう。あと、アップデートには少なくともSMS機能の付いたデータ用のSIMが必要です。さらに利用しているMVNOのAPN設定をして、ホムテル3G自身でネット接続が可能な環境を作らないとだめなので、全く持っていない方はMVNOの安いもので十分なので、用意するなりして自身でアップデートできるようにしておいた方がいいでしょう。

 なお、ホムテル3G アップデート内容紹介ページは以下のリンクからどうぞ。

http://www.abit.co.jp/support/info/ak010.html#panel4


手ごろなガラケー契約はY!mobileの「スマホプランS」にあり?

 私がメインで通話に使っているのはauのガラケーで、日本国内の固定・携帯電話への通話がフリーで月額2,200円(税抜き)のみで使っています。使えるのは通話とSMSだけで、メールもできないようになっているので、自然とデータ用のSIMを入れたスマホを2台目として同時携行しているのですが、何しろポケットが膨らみますし、基本的なことが一台だけでできるなら、ガラケーのインターネットとメールでもいいとは思っているのですが、2台持ちの方が安く済んでしまうのである意味仕方なく2台持ちを続けています。

 今年の11月でようやく2年になるので、そのあとどうするのかと考えながら通話定額を維持したまま一台で一通りのことができる可能性を探してみることにしました。

 ガラケーにこだわらなければ、楽天モバイルの一回5分間までなら何回でも定額というプランに高速クーポンの付かない低速データ通信を合わせたら月額は2,100円(税抜)で維持はできます。しかし、auの通話定額以前にウィルコムで「だれとでも定額」の一回10分間月間300回までという使い方でも少々追加料金が出るほど話すケースもあったので、とても一回5分では足りないなというのが正直なところです。

 そこで、安く済ますために考えると、同じauで中味はAndroid OSを使っていながら見てくれはガラケーという「ガラホ」契約で、こちらは同じauで通話定額にも対応し、Wi-Fiを使えばデータ通信にかかる費用は基本料300円とパケット定額の最少額500円を上のせしても3千円前後で維持することができます。ただ、メールの着信とちょっとしたことに使っているとパケット料金は知らないうちに増えてしまう可能性があります。せっかく一台におサイフケータイも付いているのに、低速でもいいから通話だけでなくデータ通信もお金の心配をしないで使えないということですんなり移行することは難しいと思ってしまうのです。

 そんな中、Wi-Fiやおサイフケータイは使えないものの、ガラケーにスマホ用の「スマホプラン」の適用を認めている「Y!mobile」が気になり調べてみました。「Y!mobile」の「スマホプランS」は、以下の内容がセットになって、2年縛りの自動更新ではありますが、月々2,980円(税別 ソフトバンクからのMNPを除く)で使えるようになっています。

・通話 10分間までの通話なら、月間300回まで追加料金なし

・データ通信 高速クーポン1GBで、超過した場合は128kbpsに制限も低速運用可

・メールアドレス利用可

 この内容に24時間定額になるオプション「だれとでも定額」がプラス1,000円で付くので、合わせて3,980円(税別)で通話もデータも通話時間やパケット数を気にせずにガラケーが使えます。

 LTE対応でVoLTEによる通話も可能な京セラの2月26日に発売されたばかりの「DIGNO ケータイ」でも他社からの乗り換えで端末代を0円にするキャンペーンがあるそうなので、通話が一回10分以内で終えられ、ソフトバンクのエリアに満足できるならあえて「Y!mobile」に手を出してみるのも手かも知れません。

 ただ、おサイフケータイを使っている人は急に使えなくなってしまうのは困るでしょうし、「スマホプランS」に加入すれば無料で使えるようになる公衆無線LANのサービスがガラケーでは使えないのが痛いと言えば痛いわけで、もし「Y!mobile」がおサイフケータイもWi-Fiもテザリングもできる「ガラホ」を出してくれればと思わざるを得ません。

 逆に言うと、通話24時間定額プラス多少の高速クーポンの付いたデータ通信も使えるプランが、「Y!mobile」と同じくらいの価格でMVNOが出してきたら、本格的に今のガラケーからの乗り換えを考えるでしょう。今後はガラケーやガラケータイプのガラホで通話もデータ通信もできるプランがMVNOからもっと出てきてほしいと期待します。


ASUS VivoBook E200HA 1kgを切るファンレスノート 車でモバイルにも?

 モバイルノートというのは小さく薄くなるに従って高くなるというのが当り前なところがありました。大変古い話をして恐縮ですが、私が最初にノートパソコンを買ったのはAppleのPowerBook150という廉価パソコンで、まだ画面は白黒でACアダプタを含めて大きく重く、さらに一つのバッテリーでは数時間しか電池が持たないので、予備の電池を持っていくのですがそれがまた重くて(^^;)、つくづく当時に出ていたMacのモバイルパソコンでカラー液晶のPowerBook DUOに憧れたものです。しかし当時持っていたPowerBook 150が10万円以下で買えたのに対し、当時のハイスペックを誇ったPowerBook DUO 280cは定価で50万円以上もしたのです。とてもそんな高いモバイルパソコンを買うのは無理だったので大きくて重いノートパソコンを担いで出掛けていました。

 現在のモバイルノートの定番、パナソニックのLet’s Noteや、マイクロソフトのSurface Proあたりでも結構なお値段がします。特にSurface Proの場合は、厳密に言えばタプレットに無線キーボードが付いたものなので、個人的にはいくらいいものでもキーボードが電波の干渉による混信でうまく反応しなくなってしまったケースを他のWindowsタプレットを使っていて体験したことがあるので、画面とキーボードが離れなくてもいいので、あくまで普通のノートパソコンでモバイル用途に使えそうなものを物色しているのですが、安くて手軽なノートパソコンといえば、台湾のメーカーASUSのEeeBook X205TAがあります。

 実はそのEeeBook 205XTの後継機として2016年3月に出る予定なのが、ASUS VivoBook E200HAになります。OSはWindows10で、EeeBook X205TAとの違いはCPUがCherryTrail Atom x5-Z8300に変わったことと、USBの一つがUSB3.0に対応したこと、Wi-Fiの11ac対応なったくらいの変化です。

 価格は予約受付中のASUSのサイトでは消費税8%込みで37,584円送料別となり(大型家電店では送料無料のところもあります)、3万円台で購入できるというのが有難いですが、一つ不安なところもあります。メモリが2GB固定というのは仕方がない部分はあるものの、Windows10のシステムが入っているSSDが32GB止まりというのは長く使っているうちに空き容量が圧迫される可能性もあります。

 私が持っているWindowsタプレットはSSDが64GBのもので、どちらにもMicrosoft Officeが付いています。VivoBook E200HAのOfficeソフトはMicroSoft Officeではなく互換性のある廉価版のKingsoftのもので、それでSSDが32GB止まりにしている理由なのかも知れませんが、Windowsの場合、度重なるアップデートが続くと次第に復元のための容量を圧迫していくことになります。アプリケーションをmicroSDカードにインストールし、データは全てクラウドを使ってやり取りするという工夫が必要な分安いと思えばすぐ買えばいいのか迷うところですね。本当は多少価格が上がっても64GB搭載のものが出てくれれば安心して使えそうなのですが。

 ただ言えることは、もし今使っているパソコンが急に使えなくなった場合、とっとと4万円以内で買えてしまうこうしたノートパソコンを買ってしまった方が良さそうということです。そして、改めて思うのは、このくらいの価格だとハイエンドのスマートフォンすら買えないということです。

 11.6インチの薄型で小型のパソコンで、重量も1kgを切り、ACアダプターも小型なので日々の持ち運びにも耐えうるものですが、車の旅で使う場合でもカタログ値で12時間使えるので夜の落ち着いた時間に使うくらいなら充電も必要なく大画面で情報を調べたり、キーボードでプログを書いたりできるので、あると便利です。データをクラウドでやり取りすれば、パソコンで作った書類をスマホと簡単に共用できますし、入力のスピードもはるかにキードードからの両手入力の方が早くできますので、スマホだけでは旅先での情報入手やブログ更新に限界を感じている方は、こうした格安のモバイルパソコンの導入を検討してみてもいいのではないでしょうか。


AEON MOBILE の本気度とは?

 格安SIMのMVNOを使っている人にとっては、インターネット通販以外で早くから店頭販売を積極的に行なっていたAEONグループの携帯電話コーナーの存在は無視することは決してできないでしょう。

 何を隠そう私が以前使っていたNECのMR03LNのクレードルセットを購入したのもAEONの携帯電話コーナーでした。もう少し時間をさかのぼると、まだMVNO業者が限られ、200kbps前後のスピードしか出ない通信カードが月二千円以上していた時に、スピードこそ100kbps以下となっていたものの最初に月間980円という価格で日本通信(b-mobile)のSIMカードを限定販売したのもAEONグループの携帯電話コーナーでした。

 その後、BIGLOBEなど数々の事業者のSIMおよびSIMフリースマホ・モバイルルーターを代理店形式で販売することで、日本における携帯大手三社だけではないMVNOを広く一般にも普及させるのに大きな役割を果たしてきたのがAEONグループであると言えます。

 大手携帯電話会社にはどこへ行っても大きな看板を掲げたお店があり、わからない事があったり端末の不具合が起こったりした場合に気軽にお店に出向いて対応してもらえる安心感があるからこそ、多少高いと思ってもなかなかMVNOに移行する人が増えない現状があります。しかし、もし格安SIMにもそうしたお店が近所にあって、様々な対応をしてもらえるなら初心者でも格安SIMに乗り換えやすくなるでしょう。そうした可能性を考える時、全国に大型のショッピングセンターを展開していて、すでに相当の販売実績があるAEONが大々的に格安スマホおよび格安SIMの販売に乗り出せば、かなりの人が移っていくのではないかと思っていたところ、2016年2月26日からいよいよAEONが本腰を入れて自力でMVNOの事業に乗り出すようです。それが、表題の新しくなった「AEON MOBILE」です。

 新たにMVNO事業者にAEONがなったということで、今までのようにすでにあるMVNO業者のプランを併売しながらお客さんのニーズに合わせるような売り方ではなく、今後は店頭でのお客さんの声を反映したプランを独自設計することもできるようになります。今回出てきたプランは実に細分化されていて、価格も安いものからびっくりするくらい高いものまで様々ですが、これも、ライトユーザーから超ヘビーユーザーまで全て取り込もうとするAEONの戦略が透けて見えます。

 ニュースリリースによると、「AEON MOBILE」のカウンターは全国213店舗に設置され、スマホの故障修理・プラン変更・解約手続きなどをカウンターで直接できるようにし、修理の間には代替機も出せる体制を整えるそうです。そうなってくると、家族で買い物に行っている間にMNPを含む新規契約、機種変更の手続きも買い物をしているうちにやってもらえるわけで、一部の人にはむしろ携帯電話大手のお店へ行って延々と待つよりも快適に手続きを行なうことができ、しかも毎月の料金が安いということになれば、全くMVNOの事を知らない人にも安心しておすすめできる存在になってくるかも知れません。

 さらに、これから店頭で新規契約をして新しい端末を渡す際に、APN設定をした上、わ操作がわからない人にはある程度の操作方法を教えた上で渡すそうです。携帯電話大手のように必ずしも万人に不必要な有料オプションを付けることもなく、後日ユーザーが自分でそのオプションを外すストレスもありません。そして今回の発表で個人的に一番びっくりしたのが、通信契約の中で090をはじめとした電話番号の付いたものでも2年縛りはおろか、他のMVNOでよくある12ヶ月までの解約手数料の請求もないということです。ただMNP転出手数料が180日以内が8000円、それ以降なら3000円という違いはあります。それにしても、単なる解約なら手数料はいらないわけで、入るのも出るのもいつでもできる自由な契約ができるというのはある意味当り前な契約だと思うのですが、それが画期的だと思えてしまうことに、今までの携帯電話契約のおかしさを改めて考えるきっかけになるのではないかと思うのです。

 プラン自体が多くて一つ一つはとても解説することは難しいですが、個人的に多くの家庭で検討に値するのが一契約でSIMカード3枚を使える「シェアプラン」の高速クーポン30GB以上のプランだったりします。基本料金は音声通話SIM1枚にデータ通信専用SIM2枚となっていますが、ここでは全てのSIMカードに音声追加オプションを2枚分付けた場合の料金を紹介します(価格は全て税抜き、音声追加オプションは1枚ごと月700円)。

・シェア音声30GBプラン 8,280+700+700=9,680円(1人あたり10GBで3,227円)

・シェア音声40GBプラン 11,100+700+700=12,500円(1人あたり13.3GBで4,167円)

・シェア音声50GBプラン 15,100+700+700=16,500円(1人あたり16.6Gで5,500円)

 さらに高速クーポンは翌月繰越ができるので実際は毎月利用可能な高速クーポンの量は増えるでしょうし、明らかに子供が使いすぎだと思ったら、高速と低速はユーザー側の操作で切り替えすることができますので、親の裁量で任意に、その都度最大200kbpsの制裁速度にすることも可能です。大手三社のうち3名でシェアする事ができるドコモの場合、月額4,500円くらいまで安くはなりますが、これだけの大量のデータ通信量はシェアできません。通話定額がないというディメリットはありますが、このシェアプランを中学生や高校生のお子さんが持つのなら、LINE電話でも支障は少ないかも知れませんし、仕事などでどうしても通話定額が必要なケースであれば、あえて音声追加オプションを付けないデータ通信専用のSIMを持つ代わりに、別にガラケー専用の月額2,200円の通話定額プランでガラケーをスマホと一緒に持つ2台持ちにするという方法も取れます。

 この4月からドコモでファミリーシェアプランを3名でシェアし、一人あたり月4,500円で使うしかないと思われていたケースなら、上で紹介したシェアプランに入り、キャンペーンで安く購入できる富士通ARROWS M01でも買っておけば、シェア音声30GBプランあたりで手を打てば、通信代の差額は4,500-3,227=1,273円/1台分となり、これが3台分だと毎月のドコモシェアプランとの差額は3,819円となります。AEON MOBILEのキャンペーンでスマホ代もお一人様一台限りとあるのが気がかりですが、もし税抜14,800円でARROWS M01が3台買えれば、およそ1年ちょっとで端末代の元が取れてしまいます(^^)。これこそ、端末料金の実質無料といえるかも知れません。ただ、キャンペーンの条件にある「一人一台限り」という事を厳密にとらえると、2台目から通常価格として売られる可能性もあるので、購入の際には店頭でしっかり確認し、納得の上で契約して下さい。

 ただ、お子さんにスマホを持たせる場合には、この金額にプラスして3台すべてに落下や故障の際に役立つ「イオンモバイル安心保証」は付けておいた方がいいと思います。電話での細かいサポートが必要な場合は、必要に応じて電話サポートも付ける方がいいと思いますが、こちらの方は3回線全てに付ける必要がないというのもシェアプランのメリットになるでしょう。

 あえてこのプランの問題点を挙げるとすれば、最初から大量の高速クーポンを使えることが当り前だと思ってしまう子供を量産してしまいはしないだろうかという心配があるのですが、この点については家族内で十分スマホの使い方について話し合い、その家庭独自のスマホ利用に関するルールを決めるしかありませんね(^^;)。


ついにMVNOでも「2年自動更新」契約 UQ mobile「ぴったりプラン」と「スマトク割」

 「楽天モバイル」が1回5分の通話なら定額というプランを出してきたことによって、他のMVNOでも無料通話の付いたプランが出てきました。と書くといいことずくめなような気がしますが、今回紹介するau専門のMVNOであるUQ mobileが2月19日から契約可能な「ぴったりプラン」と「スマトク割」の組み合わせは内容をよく把握してから加入するのがおすすめです。

 このプランのポイントは、「楽天モバイル」の提供する通話定額の場合は電話番号の前に番号を付ける形で通話を行なうのに対し、UQ mobileの無料通話プランは普通にauの回線を使って発信できる音声通話に無料通話分を付けるもののようです。なぜなら、高速データ通信用のクーポンが1GBの「ぴったりプラン」では無料通話分1,200円で約30分とされているので、30秒20円というau回線での通話料そのままだからです。

 「楽天モバイル」のような自動的に電話番号の前に特定のプレフィックス番号を付けるタイプの場合、通常回線と比べて多少の制限があります。固定電話などの特定の電話機では自分の番号が通知されない場合(楽天モバイルでは通知可ですが、同様のサービスを行なうG-Callでは固定電話への番号通知ができません)も業者によってはあるので、その点やフリーダイヤル・緊急電話への発信ができないので、auの回線を使える安心感はあるでしょう。こうした利用をauが許したのか、それともUQ mobileが頑張ったのかはわかりませんが、安いMVNOを利用している人にとって、通話定額まで必要ない場合にはわずかな金額の上のせで無料通話が使えるというのは有難いものです。

 さらに、この契約をすると、以下の3つのスマホの中から一つを選んで、実質0円でスマホを使うことができます。

・京セラ「KC-01」

・LG「G3-Beat」

・富士通「arrows M02」

 先日のエントリーで紹介したarrows M02も選べるので、テレビはないもののまず満足できるラインナップであると言えます。さらに、毎月の通信料については、使える高速クーポンの量によって金額も違います(以下の金額は全て税別価格です)。

・「ぴったりプラン」(高速クーポン1GB) 月額2,980円

・「たっぷりオプション追加」(高速クーポン3GB) 月額3,980円

 この金額にはスマホの価格が実質価格であると書いたように、スマホの割賦料金や定価からの割引分が入っていると見るべきでしょう。問題なのは、ニュースリリースの中の「契約期間」の欄に「2年自動更新」と書いてあることです。

 賢明なる方は、この料金の中にスマホの本体代金が入っていて、スマホ自体の価格が3万円弱となると、毎月1,000円分くらいを本体の料金(割引分を含めた額)として通信料と一緒に支払っていることがわかるでしょう。となると、2年契約は必須であることはいいとしても、うっかり2年後に解約なりすることを忘れてしまったら、本来払わなくても良さそうな通信代に組み込まれた端末代分をただ払い続けなければならないのか、それとも2年更新した人にはその時点で端末代分の値引きがあるのか、一体どうなるのか気になりますね。

 この点についてはさすがにしれっと同じ金額を請求することはないようで(^^;)、契約更新後の26ヶ月目から通信料は1,000円減額され、「ぴったりプラン」が月々1,980円、「たっぷりオプション」を付けた場合でも月々2,980円になるようです(au及びau系MVNOからの乗り換えを除く)。

 また、2年更新の契約をずっと続けたくないという場合には、基本料金プランに1,000円を足すことによって「ぴったりプラン自動更新なし」プランも選べます。ただ、その場合でも最低利用期間は12ヶ月となります。何とかして端末を安く買いたいという場合、2年使い切っても、自動更新なしプランで12ヶ月後に解約しても、解約金を払ってすぐに解約しても、「楽天モバイル」での楽天ポイントの還元分を含めた実質価格とそう変わりない感じです。むしろ今後もし上記3機種がディスカウントされたらそちらで直接買う方が安くなる可能性が大なので、あまり策を弄し過ぎないようにした方がいいのではないかと個人的には思います。

 しかし、政府が「実質0円」をうたったスマホの売り方を止めようとしているのに、まさに時代に逆行したプランを出すというのもすごいチャレンジャーだなと他人事ながら思います。このプラン自体は、高速クーポンを使い切った場合の低速が300kbps以下と、多少は早く、「ぴったりアプリパック」という「UQ mobile」が厳選したアプリが無料で使えるサービスも付いていて、はまる人には便利だと思いますので、加入しようと思っている方は、くれぐれも契約してから2年後の事を忘れないようにして加入することをおすすめします。


「ホムテル3G」 一般視聴者の反応からわかること

 先日の日曜日(2016年2月14日)TBS系列で全国ネット放送されている「がっちりマンデー」の中で「ホムテル3G」が登場しました。もっとも、紹介されたのは「ホムテル3G」をドコモ回線と一緒に売り出したx-mobileの「スゴい電話」(この名前はx-mobileの販売用の名前で中味は同じものです)としての紹介でしたが。

 すでに自宅で新たに固定電話を引くこともなく、携帯電話が当り前の中ですので、新たに固定電話型の携末を新たに販売すること自体のインパクトということもあったでしょう。従って番組での紹介の仕方も「携帯電話なのに形が固定電話」という事に終始していました。番組にはx-mobileの社長も出演されていましたが、この端末を生かす通話定額のプランも紹介してほしかったでしょうね(^^;)。

 番組自体はTBSの見逃し配信でも見られるようですが、私はリアルタイムで見ることができたので、リアルタイムでテレビ番組を実況するネットでの反応も合わせて見ていたのですが、興味のある人たちと、こんなものいらないという人たちが半々くらいという感じでしたが、その価格が約35,000円ということがわかると、やはり高いという感想が多かったように思えました。ただ、スマホでもこのくらいの価格のものはロースペックではないにしても普通のスマホくらいの価格です。ハイスペック端末はこの倍くらいの値になっているわけで、私などは逆に一般の人がスマホを購入する際の本体価格についての認識の薄さというものを感じざるを得ませんでした。

 番組ではスマホで電話を掛けられない高齢者への需要喚起や、工事現場で常に一ヶ所にいるとは限らない中で誰でも使えるようにしたり、選挙事務所のように限られた期間の中であえて固定電話を引くのにはコストがかかる場合の利用例を紹介していました。ただ、番組で紹介されたのはそこまでで、テレビというのは改めて限られた時間の中で伝えられることには限りがあるなあと思えますね。

 私がホムテル3Gをすぐに手に入れたのは、ドコモとソフトバンクのSIMが使えるSIMフリーの端末であるということと、電源はACアダプター、リチウムイオン電池に加えて出先でも手に入る単三電池4本で動くからです。ちなみに、本体でテザリングできる点については本体価格が安くなるならなくても良かったなとは思いますが、今単三電池を使ってテザリングできるモバイルルーターはこれ以外にないので、災害用としては役に立つでしょう。

 また、すでに企業相手に行なわれていたサービスではありますが、2016年2月からMVNOの日本通信が参入することを発表した、固定番号への着信を携帯電話に着信させ、携帯電話から固定電話の番号で発信できるサービスとの併用により、車で移動するような場合、ホムテル3G自体を自宅の番号が使える上に「移動できる固定電話」として使うことも可能です。日本通信が個人向けにどのくらいの月額でこのサービスを提供するのかが気になりますが、もし固定電話の番号の方が広く認知されているなら、多少お金を掛けてもこうした仕組みを使うのも面白いかも知れませんね。


MVNO使いのスマホ選びは転用も考えて

 今私のメインに使っているスマホは、auの白ロムSHL23と、SIMフリーのNexus5の2台ですが、これからの白ロムの価格がどうなっていくかということも、実質0円という端末が無くなる方向にあるということで、今後手ごろな白ロムが安く手に入るのか不透明な流れは拭えません。

 SIMフリーのスマホはピンからキリまであるものの、やはり今まで使っていたアプリや機能がそのまま使えるものを選びたいですし、防水機能も気になります。今はどちらのスマホも壊れる気配すらないのでいいのですが、いつ起こるとも限りませんので、だいたいの方向性というのをつかんでおかないと後になって慌ててしまい、高くて自分の使い方に合わないものを手に入れてまた買い替えなんてことになってしまったら大変なので、改めてネット上に溢れる情報の中からだいたいの傾向というものをつかんでみることにしました。

 まず結論から言うと、私の希望を全て満たすスマホということになると、auのスマホをauのMVNOで利用するか、SIMフリーのものから探すのが最善なのかなという風に考えます。というのも、本体の設定そのままでテザリング(特にBluetoothテザリング)がMVNOのSIMでできるものというと、白ロムの中ではドコモではなくauという選択になってしまいがちです。SIMフリースマホではテザリングは問題なくできますが、機能が国産のスマホと比べると少し見劣りするというのが今までNexus5を使っていての感想です。

 さらに、今後はドコモだけでなくauのMVNOも含めていろんな業者を行ったり来たりすることが考えられるので、ドコモやauの白ロムではなくSIMフリースマホでドコモとauのどちらのデータSIMでも使えるスマホも出てきているので、その端末について調べてみました。。

 現在、各MVNOでセット販売されているものの中で気になるのが、富士通の出しているSIMフリースマホ「arrows M02/R02」(販売チャンネルによりM02とR02の二つの型番がありますが同じものです)で、これはかなり私の要求を満たしてくれているスマホです。だいたいどんなものかはメーカーのホームページに詳しい説明がありますので参考にしてみて下さい。

http://www.fmworld.net/product/phone/m02/

 さすがに日本のメーカーである富士通が作ったスマホだけあって、おサイフケータイ(2016年2月現在で、主なサービスのうちnanacoが使えないとのことですが、モバイルSuicaは使えます)、防水、画面保護機能というような基本的な機能はクリアしています。さらにSIMフリーなので、ドコモとauのSIMはどちらでも使えます。ただし、通話を伴う契約のSIMの場合、VoLTE機能の付いたauの専用SIMでないと通話ができません(データ専用のSIMはそのまま使えます)。

 ドコモの方はそういった制限はなく、VoLTE機能の付いていない音声SIMでも使えるようです。さらに、ドコモでの利用では、FOMAプラスエリアのBand6とBand19の両方を捉えることができるので、単体での受信性能については言うことないでしょう。

 また、ドコモのMVNOによるデータSIMでまれに発生することのあるセルスタンバイ問題による電池の減りの早さというのは、ネットの口コミサイトの情報ではありますが、SMSオプションのないSIMでも電池の減りにはそれほど影響はないという情報も書き込まれています。ただ、OSのアップデータの適用によって結果も変わってくるかも知れませんので、実際に購入する場合は最新の情報を入手することをおすすめします。

 また、テザリングについてもUSBとWifiの他、Bluetoothによるテザリングも利用可能なようなので、もし今メインスマホが壊れたらこれを買うしかないかなと思っているのですが、一つ残念な事があります。それはテレビ機能がないことなのです。

 複数の端末を持っていれば関係ない事かも知れませんが、今の私のメインスマホSHL23はワンセグではなくフルセグでのテレビ視聴ができるようになっています。このフルセグというのが実はいざという時に大事な事があって、局地的に大きな災害が発生した場合、放送局では臨時的に地上波チャンネルであっても「サブチャンネル」を使って防災情報を流す場合があります。このサブチャンネルはワンセグでは見ることができないので、スマホにフルセグを付ける意義というのは防災面から言えば付けて欲しいところですね。もちろん、フルセグをきれいに映すためには場合によっては外部アンテナに接続する必要は出てきますが、やはりスマホの機能としてテレビは欲しいですし、できればフルセグが使えるだけのスペックがあれば言うことなかったのですが。

 現在、このスマホは約3万円前後で売られているので、テレビ機能はコストカットの中で削られたのだと想像しますが、スマホ初心者の中でもテレビがスマホで見られるなら見たいと思う人は意外と多いものです。個人的には1万円高であってもテレビ機能が付いていれば、十分購入候補となるでしょう。

 ただ、もし今後にテレビの付いた新製品が出てこの製品が安くなってきたら、ドコモとauのSIMの両方のSIMが使えるということで、急にドコモやau契約のスマホが使えなくなった場合の代替スマホとしていざという時に差し替えて使うサブマシンとしての価値は上がっていくものと思われます。電池持ちもメーカーで3日間と豪語するものがあるので、その点でもこの機種をマークしておきながら後継機の動向もウオッチしていこうかなと思っています。


Nexus5 電池持ち悪さの原因は?

 今メインで使っているauのスマホ、シャープのSHL23はそこそこ使っても一日の終わりに電池が尽きることは全くないくらいの大容量電池が入っていて、メインのスマホとしては満足して使っているのですが、一日のうち画面を消した状態でただ置いてあるだけのサブに使っているスマホNexus5の電池の減りが異常で今まで困っていました。

 何しろ画面を消してあり、ほとんど使っていないのに夜になって画面を付けてみると残りの電池が14%とか、ありえない数値になっているのです。一応SMSオプションは付けていたのでセルスタンバイ問題ではないと思ったのですが、ネットの口コミ情報によるとSMSオプションを付けていてもMVNOによっては電池が急に減ることがあるのではないかという話もあったりして、半ば諦めていた部分もありました。

 それが、今回改めてSIMカードを変えたことで電池の減り方に変化があるか見てみたところ、全く電池の減り方には変化がなかったのでここで改めて電池が急に減る原因について考えてみようと思ったわけです。

 Androidの設定の中で電池のところを開くとどのアプリがどのくらいのパーセンテージで電池を使っているのかがわかるのですが、改めて見てみると、一番最初に出てくるのが以前導入したウィルス監視アプリだったのですが、この数値が高いと言えば高いとも思えました。そこで、いったん疑惑のアプリをアンインストールして別に手に入れたシェアウェアのウィルス対策アプリを入れてみたのですが、改めて電池の設定を見たところ新しく入れたウィルス対策アプリは全く電池の消費をしていなかったので、もしかしたら前のアプリに原因があったのではと思ったのですが、どうやらその通りのようでした。

 この状態で一日使ってみたところ、電池を使い切るようなこともなくなり、電池の減りもゆるやかになりました。さらに、電池設定のところで「バッテリーセーバー」の機能をONにして持ち出したところ、朝から夕方までは何とか充電しなくても持つようになりました。

 メイン使用のSHL23はauのLTEしか電波をつかめないので、圏外になってしまった場合の代替としてNTTdocomoエリアで通信できるBIGLOBEのSIMを入れているので、何とかNexus5を使えるようにしたいと思っていたのですが、これで何とか旅行の際のサブスマホとして使い物になりそうです。

 何よりNexusシリーズはハード的に問題がなければOSのバージョンアップが進み、今はAndroid6にまで達しています。せっかく安く購入できたスマホのため、このまま家の中でだけ使うのはもったいなかったので今回の結果には正直ほっとしました。電池が減って困っているスマホがある方は、ぜひ一度設定のところで電池を消費しているのではないかと思われているアプリを一つ一つ検証し、代替ができるアプリがあったら入れ替えてみてはいかがでしょうか。


Wi-Fiアクセスポイントの自動接続について

 BIGLOBEのデータSIM加入で利用できるWi-Fiサービス「BIGLOBE Wi-Fi」を使うため、普段メインでは使っていないスマホNexus5に入れてみましたが、公衆無線LANのエリアに入ると自動的にネット通信がLTEからWi-Fiにアプリによって切り替えることができるようになりました。これは高速クーポンを節約するためには便利ではあるものの、常にアプリを自動的に接続が切り替わるようにしておくと、接続がうまくいかずイライラするケースが有りますので注意が必要です。

 というのも、一番の問題は移動している最中に起こる可能性があります。例えばスマートフォンをカーナビの代用として使っている時に、渋滞などで公衆無線LANの電波を発信しているアクセスポイントを通った場合、接続を自動にしたままだといったんLTEの接続を切ってWi-Fiの方につなぎに行こうと試みるものの、常に車は動いているためWi-Fiが作動したもののいざWi-Fiにつながるかという時にはすでにアクセスポイントがそこにはなく、また接続を切ってLTEにつなぎ直すような動作を繰り返すことによって肝心なカーナビの動作も止まってしまう可能性が出てくるのです。特に繁華街にはアクセスポイントが多いので、その中をゆっくりと通っているとしばしばカーナビの動きが止まってしまう可能性も出てきます。

 ということで、常に動いている中で安定した通信を保ちたい場合はアプリの方で通信を切り替えるか、そもそもWi-Fiの設定自体を切っておくようにしないと移動のたびにあたふたしてしまう可能性があるということを想定しておくといいでしょう。

 普段の生活の中ではそう頻繁にWi-Fiのエリアに出たり入ったりすることはないと思いますが、頻繁に移動を行なう旅行の時などはLTE固定にするとかの事前の準備をしておいた方がいい時もあるわけです。特に車の中でカーナビに使っていたりストリーミングの音楽やラジオを楽しんでいる場合は、勝手に接続が切り替わってしまわないようにしておきましょう。