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毎日持ち歩くバックはやはり背負う形に落ち着くのか? 格安のワークマンデイバッグを購入

日々の出勤で持ち出すバッグについて、お財布やスマホなど限られたものしか入れないのなら簡単なのですが、自分の性格的につい色々なものをあれもこれも入れたくなってしまうということがあり、一時は20Lくらいのバックパックを背負っていました。

ただ、だんだんと中味がパンパンになってくるにつれ大変になったので、少し大き目の片手で持てる取っ手がありつつ、腰に巻くことのできるソフトタイプの11Lくらいのバッグにしたのですが、入れるものを絞ってかなり小さくなったものの、何せスマホやタブレット、モバイルバッテリーなどを入れるので、片手で持ち歩くのはそれなりにつらいくらい重くなってしまいました。

今のまま行くのか、それともバックパックに戻すのか、色々考えていたところ、たまたま別の用事で立ち寄ったワークマンで見付けたのが「撥水スリムデイバッグ」というシンプルなバックパックでした。

写真はウラ面ですが、表面は本当にシンプルで中を開けるとPC用のすぺーすはあるものの、区分けのできるようなものではなく、サイドポケットに入るのも折りたたみ傘やマイボトルくらいが入る程度で、容量も15Lと他のデイパックと比べても小さ目になっています。

今回、ついこのバックパックを購入してしまったのですが、それは税込価格が1,900円と格安ながら比較的作りはしっかりしていて、背中面にクッションが付いていたり、スーツケースのハンドルに付けられるバンドが付いていたり、背負うときに胸の部分でパチっと締めることのできるバンド(これがあると身体と密着できるので多少の重さは気にならなくなります)があったりと、中味はシンプルながらも色々と考えられていると思い、ダメになってもダメージが少ないだろうということで、とりあえず購入して手持ち用の荷物を入れてみました。

当然ながら容量は以前使っていたバッグよりも大きいので、小袋を使って細かいものをまとめて取り出しやすいようにして入れたら、それで十分な余裕ができました。重さも背負ってしまえば気にならず、製品はその名の通り撥水加工がされているのですが、100円ショップで売っているバックパックカバーがぴったりセットできるので、ちょっとした雨の場合はカバーを付けて傘を差して行けば、中味が濡れるような事もないのではないかと思います。

今回思ったのは、小さいバッグに中味をパンパンに入れまくると、いざ中のものを取り出す時に大変になるし、もしかしたら中のものをぶちまけてしまう可能性すらあります。ですから、ある程度余裕ができるように中味を減らしたり、必要最低限な荷物を入れて少し余裕のあるバッグにすることが大事だということが改めてわかりました。今回紹介したバックパックは旅行用としてはどうかとは思いますが、気軽に日常使いするにはそれなりに良いと思います。しばらく使ってみて改めて評価することができればとも思っています。:

(追記)

今回紹介したバッグは、内容的には全く問題ないのですが、私の超個人的なニーズとして、職場にある荷物用のロッカーが、よく温泉施設などにある貴重品用のロッカーか? というくらい小さいので、果たしてこのバッグがそのロッカーに入るのかという(中にはモバイル機器や財布なども入っているので鍵のかかるロッカーに入るかは大問題)問題がありました。

上の記事を書いた翌日に早速試してみたのですが、サイドポケットに物を入れた状態では無理でしたが、サイドポケットに入れていた折りたたみ傘とマイボトルを外した状態で押し込んだら何とかまるごとロッカーに収まりました。折りたたみ傘とマイボトルは、ロッカーの隙間に押し込んで全て入れた状態で扉を閉めて鍵も掛けられたということで、これで晴れてメインの日常使いバッグに決定ということになりました。破損しても安いので買い替えるという形を取れるため、今回一番問題視していたところが解決できたということも報告しておきます。

作業用シューズを日常的に使用する事が難しいかどうかまずはワークマンの安いモデルで試す

仕事から日常生活まで頻繁に使っていたトレッキング用とうたわれたシューズがいよいよだめになりそうになったので、新しい靴を買いに行ってきました。今までの靴は、トレッキング用とは言えかなり軽く、日常的に使うにも十分使えたのですが、もはや表面が破ける寸前で、ソールの部分もかなり破けてきていつだめになってもおかしくなくなったので、重い腰を上げることにしました。

私の仕事では軽い作業をすることがあるので、あえて運動靴の類を使うことにしています。今まで使っていたトレッキングシューズもその一環という感じでしたが、たまにではありますが重い台車を引っぱって移動する場合もあるので、かつては作業服のお店で安全靴を買って試したことがあったのですが、その時は金属ではなくプラスチックのつま先部分になったものを購入したものの、あしゆびの当たりがきつく、強烈に足が痛くなったので慌てて従来の運動靴に買い替えしたという過去があります。

靴と一口に言ってもそう安くはないので、ここは当たり障りなく今まで使っていたものと同じメーカーの同じサイズのものを買おうかなとは思ったのですが、今回はもし失敗してもダメージにならないように、一足の単価が安いワークマンの作業専用でない靴の中から選ぼうと実店舗に行ってきました。

実際にお店に行ったところ、全体にワークマンの靴は表示サイズより小さいという感じがして、かつてアシックスで自分の足を実測してもらった際には25.5EEEEサイズと言われていて、実際に購入する場合は26.0~26.5のEEEサイズくらいで合う感じだったのが、ワークマンに並ぶ靴は27.0EEE以上でないと合わないくらいサイズが小さいという感じでした。

改めて思うのですが、自分が使っていないメーカーの靴を購入しようと思った場合、やはり何度も試し履きをしてからにしないと、買う前から失敗してしまう可能性があるということがあると思います。今回、とりあえずワークマンで悩みに悩みつつ一足の靴を買いましたが、これも実際に仕事に使ってしばらく様子を見なければ、本当に自分に合うかどうかはわかりません。今回は、購入してみたワークマンの靴について、自分で後から見て色々と次に買い直す時の参考になればと思って、具体的にその内容について書いていきたいと思います。

今回購入したのはワークマンの「アクティブハイクサミットハンター」という安全靴ではないカジュアルシューズですが、かなりつま先の部分が硬いラバーで出来ており、全体的に硬い印象の靴です。特徴は水たまりに足を突っ込んでも水深6cmまでは中が濡れないようになっていたり、靴紐を結ぶのではなくドローコードになっており、伸ばした分はポケットに入れてきちんと収納する事が可能になっています。

かかとの部分にもガードが付いており、履くときの内部はよく滑るので、靴べらを使えばドローコードを緩めなくてもそのまま履きやすいという事もあります。靴べらがなくても靴紐を緩めれば普通に履け、足にフィッティングさせることもドローコードを引っぱることで簡単にできます。個人的に気になるのはつま先の部分ですが、プラスチックや金属が入っている安全靴ではないので、今のところ直接違和感を感じるような履き心地ではありませんが、口コミレビューでは履き慣れないうちは靴が硬いので、足が動いて靴ずれを起こすかも知れないということがありました。

実際そのまま履いてみると、特につま先の部分に硬いラバーが入っているせいなのか、サイズが自分の足に微妙に合わないということがあるのか、両足の小指が痛くなるという、これは安物買いの銭失いという諺そのままなのか? とも思ったのですが、これも製品の口コミにあったように、サイズに合った中敷きを買ってきて入れて改めて履いてみました。

中敷きを入れて履くと、入れずに履くよりも多少マシという感じで、徐々に靴を慣らして柔らかくしていくことで、自分の足に合っていくのかなという気はしますが、全く履けないような事にはならなそうなので、その点にはほっとしています。ただ、新しく買うものが足に合わない時に困るので、今まで履いている靴も、新しい方の靴が慣れてくるまでは捨てないでおこうと思っています。改めて自分に合う靴を探すのは難しいということを感じたここ数日の出来事でした。

LCC利用時には用意しておきたい手荷物ぎりぎりサイズのバックパックをサイズ確認の上で購入

JR各社の乗車券について、往復乗車券・連続乗車券の販売を終了することを発表しました。これにより、往復乗車券を購入する際に一定の条件で安くなる往復割引の仕組みも終了するということです。青春18きっぷの改定もあり、安く鉄道旅行するための裏技が塞がれていく状況には仕方がないと諦めつつ、他の交通機関に本格的にシフトをするために色々と準備の必要性を感じています。

今や格安旅行のための交通機関ということでは、LCCの飛行機を使い、さらにはそのセールで通常料金よりさらに安いチケットを入手すれば、早く楽に遠くまで旅行できます。LCCは通常の飛行機と違って様々な条件があるわけですが、それでも飛行時間が国内であればそれほどかからないので、鉄道や長距離バスに延々と乗り続けるような苦痛もなく、良い時代になったものだと思います。ただ、そんな中で気を付けたいのが、できるだけ基本的なチケット料金だけで済ますような準備です。

特に大切なのは、荷物を預けないで手荷物として機内に持ち込める荷物のサイズと重量についてきちんと把握することだと思います。日本国内で使う機会の多いLCCとしては、ジェットスターとピーチ、そして春秋航空(羽田~広島便がある)あたりになるかと思います。これらの航空会社の機内に無料で持ち込める手荷物は、重量はおおむね7kg以内となっていますが、荷物のサイズが微妙に異なります。

・ピーチ航空   3辺合計が115cm以内(例としてH50・W40・D25)
・ジェットスター キャリーケースがH56・W36・D23
・春秋航空    国内便 H56・W36・D23

つまり、ピーチ航空では大丈夫な大きさの手荷物が、ジェットスターを利用する際には手荷物扱いにならず、別料金が発生する荷物として預けることが必要になってしまう可能性もあります。スーツケースでこの条件を満たすものということになると、キャスターの分とかもあり、ポリカーボネイトを使っていてもそれなりに重量が出てしまうので、LCCをメインに旅をしたいと思った場合、バックパックを利用した方が有利であると考え、これらの規定をぎりぎり満たすようなバックパックを探していました。その中であくまで普段使いではなく、LCCを使った旅行の時だけ使えれば良いと割り切って購入に踏み切ったのが、Inateckの40Lのバックパックでした。

サイズはH55・W34・D20と、上記3社の手荷物の範囲に収まっています。他社のバックバックも、主に40Lのものを検討したのですが、サイズが微妙に小さかったり大きかったりして、高額な海外メーカーの製品でも私にとっては微妙なものでしたが、このバックパックは先日終了したブラックフライデーセールで約5千円で買えることがわかったので、セールが終わって買えなかった事に悩む前にとっとと購入してしまいました。本体の重さが1.6kgなので、中味はだいたい5kgくらい入る見当になります。安いということで、盗難防止用の鍵(TSAロック)やレインカバーは付いていませんが、後から個別購入しても安いものや自分の気に入ったものを後から追加できるので、その辺はあまり気になりません。手荷物として機内に持ち込むなら、TSAロックも必要ありませんので、気軽にLCCを使って旅行に行くにはこのくらいのバッグで十分ではないかと思います。

製品についての口コミを見ると、常用しているとそれなりに傷んでくるという、安かろう悪かろうの評価もされていますが、その辺は十分承知の上で旅行の時だけ使うようにすれば、必要以上にダメージを与えることなくそれなりに使い続けることは可能でしょう。後は、このバックに入れる荷物をどのくらいまで絞り込むかということが大事になってきます。できれば、旅先で買ってきたものも入れて合計7kgに抑えたいと思っているので、これは今後の課題になるでしょう。

実際にものが到着してみると、車の助手席いっぱいに場所を取るくらいの大きさで、これは予想以上でした。縦と横にして片手で持てるようになっており、バックパックとしても使える3Wayです。収納についても、パソコンを入れて持ち運べる部屋が別にあるので、私の場合パソコン関連のグッズと衣類や洗面道具を分けて収納できます。

レインカバーについては、手持ちの20~30Lのザック用のレインカバーがぎりぎり掛けられるようになり、新たにレインカバーを購入する必要がなくなったので、その点は良かったです。今後は主にLCCを予約しての飛行機を使った旅に出る時限定で使っていきたいと思っています。

もはや一生物かとも思えるシヤチハタ「キャップレス9」用の補充インクを購入

荷物の受け取りだったり、サインをするのもめんどくさい中で利用価値がある「認印」の中でもスタンプタイプのシヤチハタに代表されるネームスタンプはいかに現在はハンコレス社会になったといっても、用途は多いですね。さすがに署名捺印するような場合にはきちんと朱肉から打つハンコが必要にはなりますが、そういう可能性のある時には事前にハンコを用意して持っていくような事になると思うので、普段遣いの認印としては、私にとってはネームスタンプで十分なのです。

そのための具体的な製品は、一般的なものを最初は使っていたのですが、使った方はわかるかと思いますが、フタの部分を無くしてしまいがちで、その場合は表面が乾いて使いものにならなくなります。私はそうした事にはなりませんでしたが、不安を解消させるためにちょっとした機転で、100円ショップに置いてあったフタを取ったネームスタンプを入れて押し込むと自動的にフタが開いてフタを使わずに使える便利グッズを入手して使っていました。その製品はストラップを付けると首からぶら下げていつでも使えるのがお気に入りでした。

しかし、それが仇となったのか、後付けのケースだったからなのか、何かの拍子にハンコ部分がどこかに落ちてしまったようで行方不明になり、ハンコ本体を紛失してしまいました。これで仕方なくハンコそのものを買い換えることになったのですが、その際メーカー自体がフタのないネームスタンプを商品として売っているのを見付け、購入したのがシヤチハタの「キャップレス9」というシリーズのものでした。

ただ、これが通常のネームスタンプと違って、そもそもフタの代わりにバネ仕掛けで開くようになっているためか、かなり印影が薄くなっていて、かなり力を入れて押したり、下に柔らかいものを付けて押さないと見えにくくなってきてしまいました。もしかしたら、文具店で本体を購入した際に割引価格で売っていたものを買ったので、その分古くてインクも多少蒸発していたのでは? とも思えます。

というわけで、昨日はスタンプを購入した文具店に行って補充インクを探してきたのですが、何を買えば良いか? ということは売られている棚を見ただけではわかりにくくなっています。仕方がないので店員さんに聞いたら、インクには「染料」と「顔料」のボトルがあり「キャップレス9」には「顔料」のものが適合するということだったので、だいたい600円くらい出してそのボトルを買ってきました。

これがパッケージと本体なのですが、実際は実物をお店に持っていって見てもらうのが買い物に失敗しないためには大事だと思います。ネームスタンプには色も種類があるので、入っているものと違う色を買ってしまうと、それはそれで大変なことになってしまいます。私の場合は通常の朱色を選択していたので、その点は問題なく買ってこられました。

インク補充のやり方については、メーカーでも個人のブログでもやり方が紹介されていて、自分もそれを見て行ないました。一回の補充で一滴程度で良いということがわかり、それならこんなに大きなボトルでなくても、せめてハーフサイズのインクを売ってくれればと思ったのは、私が以前からプリンターのインクの高さには参っていたからかも知れません。それでも、このネームスタンプは本体自体が駄目になるまで使うだけでなく、壊れれば買い換える予定なので、一つ買っておいてしっかり保管しておけば、今後はネームスタンプにおけるコストはかからないでしょう。

シヤチハタのネームスタンプは銀行印にはなりませんが、日常生活でも荷物の受け取りなど使うシーンはまだあります。今回は、これも毎日仕事で使うことがある水性マーカー用の替えインクやボールペンの替え芯も購入しました。ボールペンについては先日書いたような、キーホルダーに付けられるような小さなものを探したのですが、なかなか良いものがないため、探す方は継続したいと思っています。

ふと外出先でメモを取りたい場合にはやはり紙とペンが便利なのか?

昨日、ちょっとした用足しのために外に出ました。一応スマホと財布は持っていたのですが、その他のものは全く持たずに出てしまったのですが、その時にたまたま外で居合わせた近所の方にあるお願いをされてしまいました。

それ自体は良いのですが、お願いされた内容をメモしたいと思っても、その場ではスマホしかないので、そこでスマホにメモを取るような事ができなかったのですね。昨日はとにかく言われたことを頭に叩き込んで、別れた後にその内容を改めてスマホのメモで文字化したのですが、やはりスムーズに、しかもきちんと内容を間違えないようにするには、手書きメモの方が良いのかなと思ったりします。

スマホ自体にもアプリを導入して手書きメモを残すこともできますし、最近では100円ショップにも手書きメモパッドが売られているので、それをメモ代わりに持ち歩くのも悪くないかも知れないのですが、それだとちょっと問題があります。というのも、特に年配の方とコミュニケーションを取っていると、スマホは良いにしても、普通には見ることは少ない電子メモパッドを出してしまうと、それだけで引かれてしまうというよりも、新しい機械を使いこなしているように見られてしまい、さらにお願いの種類が細かくなってしまうという過去の経験があるのです。

そういう意味では、今はスマホがスタンダードになったことでそこまでスマホで何をしても言われなくなりましたが、昔は電子手帳の時代などはかなり周りからすると違和感があったようで、あまりこれみよがしに(自分ではそんなつもりはなくても相手がどう見るかが気になるので)電子機器を使い過ぎないように最近は気を付けています。

今回は本当に軽装で出てしまったものの、スマホを持って出たことだけは良かったと思うのですが、できれば書くための紙は何とかなると思うので、紙に書くためのペンについて、もう少し考えた方が良いかなと思ったりもします。仕事の時にはどうしてもメモ書きが必要なので、加圧式のボールペンを常に首から下げているのですが、なかなかオフの場合には首からボールペンを下げて出歩くということはないのですね。

そう考えると、やはり自然に持ち出せるということになるとキーホルダーに付けてもじゃまにならず、ぱっと見でペンに見えないようなものがあると、外に出る際は自宅の鍵を掛けてから出るので、今回のような時にでも手書きメモをしてその内容を後で見返すことができるので良さそうです。ただ、この種の商品というのは必ず落としてしまっていつの間にか無くなっている(メガネ用のドライバーなどは特に)ということも起こり得るので、色々自分の使い方を考えながら、急な用途にも対応できるペンについて色々と探してみようかなと思っています。

コクヨ キャンパス ジュニアペンシル(赤芯)1.3mm

 学生の時と比べるとなかなか鉛筆やシャープペンシルを使う機会が減ってくることがありますが、先日また増やしてしまいました(^^;)。

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 この製品は主に小学生向きに作られた太字のシャープペンシルで、あえて1.3mmという削らないでそのまま書けるものとしては最も太いタイプの赤鉛筆代わりに使えるという触れ込みのものです。黒と比べて芯の価格は高く、替芯は8本で200円(税別)となっています。

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 基本性能は他のジュニアペンシルと同じで、写真では出ているペン先ですが、安全のため使わない場合にはペン先が中に収納されるようになっていますし、芯を入れる先はキャップが付かず、使い終わったら一本ずつ入れるようになっています。形も鉛筆と同じ六角形で、全体がラバー系のグリップは使っているうちにべと付いてこないか気になりますが、使い始めは軽快です。

 赤を使う頻度がどの程度あるかにもよりますが、私の場合はたまに地図に目的場所の印を付ける時に赤を使うので、この用途だったら当分芯を買い足さないでも使えると思います。鉛筆の場合は消しゴムが使えるので、一部のボールペン以外ではできない消しての書き直しも問題なくできます。消せるボールペンを使っている方にはあえて選ぶ必要はないかとも思いますが、消せるボールペンは学生以外には使う場所を選ぶという問題もあります。役所に出す書類については、後から書き直せるような筆記具を使って書くことはできないので、はっきりと消せるものと消せないものを分けるという意味でも、あえて消しゴムで消せる鉛筆とボールペンを使い分ける方が私にとっては合っているようです。

 いちいち削る必要がなく芯を入れて使えるシャープペンシルは、今までより気軽にメモを目立たせたり新聞の記事に囲みを入れたりと、意外と字を書く用途以外で活躍の場が増えるような気がします。旅先では出先で入手した観光マップに印を付けるにはうってつけです。そうした用途に使うなら、やはり0.9mmより太い1.3mmの方が目立って使いやすいわけで、小学生だけに使わせておくにはやはりもったいないと思います。


胸ポケットに差す用途のシャープペンは意外なところで発見!

 ついつい太い芯のシャープペンの事について書いているうちに長くなってしまっていますが、恐らくこのエントリーでいったん終了ということになると思いますのでもう少しお付き合い下さい。これからの季節は仕事で使う場合、できるだけ荷物にしないですぐ使いたくなるので、今まで紹介してきたものとは別に、ワイシャツの胸ポケットに差しておけるものも欲しいなと思ってしまいました。今まで紹介してきたものはどれも金属性の先が結構尖っているので、勢いよく胸ポケットに差すとポケットが突き抜けるほどの穴が開いてしまうことがあるので、その点だけが残念でした。ペンケースなどに入れておくといざという時に使えないこともあるので、ペン先が使わない時には本体に収納されるものがあればいいなと思っていろいろ調べていたら、本体の安っぽさを除けば希望通りの製品が身近なお店で売っていることがわかりました。

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 これが、その製品ですがプレスマンで0.9mmシャープペンのノウハウは十分のプラチナ万年筆が出している、パッケージに商品名が付いていない0.9mm芯のシャープペンです。この日本製のシャープペンはしれっと100円ショップのダイソーに置いてありました(もちろん100円商品です)。写真のパッケージには、

「速記に最適な太い芯」
「新ゼロシン構造(連続筆記時残0.5mm) 消しゴム付き」

 とあります。本体構造により、短い芯でも最後まで使い切れる仕組みになっているようです。ペン先は金属ですがその他はよくあるボールペンのような透明なプラスチックで覆われていて全く高級感はありません(^^;)。もしかしたらボールペンと同じ部品を使うことでコストカットしているのかも知れませんが、グリップも安いボールペンに付いているようなゴムが付いています。どちらにしても100円ショップの品ですし、大きな文房具店がないところでも気軽に買えるという意味ではいいものだと思います。

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 実際にパッケージから出してみると、最初に書いた通り、金属のペン先が本体に収納される作りになっています。これならそのまま薄手の生地の胸ポケットに入れても大丈夫そうです。元の値段が安いので気楽に使えますし、使いたい時にさっと取り出して使う用途には十分ですね。

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 さらにダイソーを徘徊していたら、水に濡れても大丈夫という日本製の耐水性のメモ用紙も80枚という結構紙が多いものが100円商品として売っていたので、合わせて購入しました。ここまで、色々な太芯を使うシャープペンを紹介してきましたが、最終的にダイソーのシャープペンを紹介して終わるとは思いませんでした(^^;)。ダイソーには0.9mmも1.3mmも替芯がセットになった製品が置いてありましたが、機能や耐久性で選ぶなら、きちんとしたメーカー表記があるか、日本製の表記のあるものを選ぶのがいいでしょう。

ぺんてる マークシートシャープ 1.3mm B芯

 シャープペンシルは細い字を書くためのものという常識をひっくり返し、鉛筆のような書き心地を実現するために、鉛筆のようなシャープペンシルが結構出ています。そうした製品の太さは0.9mmだったり1.3mmだったり2mmだったりするわけですが、このうち2mmの芯はそのまま使うには太すぎるので、芯自体を削る必要があります。逆に言うと自分で芯を削る手間を掛けずに太字で鉛筆の書き心地を実現するためには0.9mmか1.3mmを使ってみる必要があるわけです。

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 今回購入したのは名前がマークシート試験用という風になってはいるものの、ちゃんと筆記用としても使えるぺんてるのその名も「マークシートシャープ」です。細身の形状で手が触れる部分には滑り止めが付いた子供用ではないデザインと300円(税抜)という低価格に、あえてこちらに手を伸ばしました。

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 製品の種類は2つあって、芯の濃さがHBとBのものがあります。私はBの方を購入しましたが、0.9mmのシャープペンシルで2Bの芯を使っているため、メモ用途として使う場合はBでなく2Bが欲しいところです。ぺんてる純正の芯はBまでしかありませんが、他社になりますが子供用コンセプトの製品を出しているキャンパスプランドのコクヨから1.3mm 2Bの替芯が出ていたのでそちらの方を購入しました。

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 ちなみに、元から入っている1.3mmのBと、0.9mmの2Bで書き比べをしてみました。1.3mmの2Bを使えばさらに濃く太くなってくるかと思いますが、写真以上に2本の差はあって、1.3mmの方はある程度大きく字を書かないと文字がつぶれてしまうかも知れません。それでも、メモにだれでもわかる大きさで書くためとすればこちらの方がいいかも知れませんし、マークシートを塗りつぶす試験や用紙への記入がある方には便利です。

 まあ、個人的には0.9mmの方がある程度細く書きたい場合にも何とか対応可能なのであえて1.3mmを持ち歩かなくてもいかなとも思うのですが、今持ち歩いているバッグには替芯を含めて中に入れておいて、太く書くことが必要になった場合に備えようかなと思っています。

 ここらあたりの感覚は、両方のシャープペンシルを使い続けていくうちに変わってくるかも知れませんし、このブログをごらんになっている方についてもどちらが常用のメモ書きにふさわしいかというのは、実際に書いて判断してもらうのが一番いいような気がします。この辺のシャープペンシルでは、他にパイロットのドクターグリップのシリーズで0.9mmのシャープペンシルが出たのですが、あの独特なグリップが好みという方はこれらの製品よりドクターグリップ一択になるかとも思えます。どちらにしてもこうした太字のシャープペンシルは数も限られていますので、自分に合ったものを見付けてみるのも楽しいものです。デジタルデバイス全盛の今だからこそ、メモ用のシャープペンシルにこだわるのもなかなかいいものです(^^)。


プラチナ万年筆 速記用シャープペン プレスマン 0.9mm

 0.9mmのシャープペンシルの書き味に改めて感激したので、1.3mmという太い芯のシャープペンシルを買いに行った先でついつい見付けてしまったのが定価200円(以降価格表示は全て税抜表示です)の「プレスマン」という速記用の0,9mmシャープペンシルでした。お店では元々の目的だった1.3mmのシャープペンシルも購入したのですが、たまたま行ったお店がシャープペンシル関連商品が20%オフというセールをやっていたので、相当安く買えるからとついこのシャープペンシルも替芯とセットで買ってきてしまいました(^^;)。発売から30年というロングセラーの商品で、新聞記者や速記者のも利用者が多い製品です。というわけで、先にこの廉価ながら書きやすい一品について紹介させていただこうと思います。

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 このシャープペンシルの特徴はとにかく軽く細いので、手に重さを感じることなくスラスラ書きやすい作りになっています。前エントリーで紹介したTUFFというシャープペンシルは実用的な消しゴムが付いていて一本だけで書いて消すことができて、どれか一本ということだとプレスマンより先に持ち出すようになるかも知れませんが、代替機としても同じ太さのシャープペンシルがあった方がいいですし、これはこれでいつでもメインの筆記具になり得る素晴らしい製品だと思います。

 細かい文字をノートに詰め込むように黒板の板書を写している方には向きませんが、考えながらメモを取るような使い方ではぴったりとはまるのが0.9mmのシャープペンシルだと私は思います。0,9mmという一般的には太いと感じるものですが、この太さのシャープペンシルに興味が出てきた方がまず一本使ってみようという場合の入門用としてもおすすめです。もし自分に合わないと感じれば、どこかに保管しておいて改めて使いたくなるまで待ってもいいですし、太く大きく字が書けることから、年配の方に譲って使ってもらうのでもいいでしょう。多くの方が趣味にしているパズルの解答を考える場合にも、大変使いやすいという声もあります。バズルを試行錯誤しながら解くためには、いったん出した答を消して再び書くことがありますが、やはりボールペンよりシャープペンシルがいいですし、0.9mmの太さで大きく書くことでパズル回答に頭を集中できます。替芯と消しゴムのセットをパズル本と一緒に持ち歩いて、旅行の移動中に頭の体操をしたい方もまずは思考をなめらかにする筆記具からしっかりと選びましょう。

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 なお、この製品には専用の替芯が売られています。写真は、専用替芯と普通の替芯との比較です。比べるとこれだけ長いですが、その分長く使うことができますし、替芯の価格も100円と安いので(本数の違いもありますが、もう一方の替芯の価格は200円です)、鉛筆やボールペンと比べてもコスト安で使い続けられるのが嬉しい価格設定です。世代的にシャープペンシルを使わないという方も多いかと思いますが、気楽に初められるのがこうした安い文房具のいいところです。興味ある方は大きな文具店に行った際、実際にその書き味を試してみてください。


ぺんてる シャープペンシル「TUFF 0.9mm」

 前回のエントリーでパソコンのキーボードによる文字入力について書きましたが、長文のレポートを私が書く場合はいわゆる筆記具を使って原稿用紙に書くことはほとんどなく、長時間にわたってキーボードを叩き続けていてもできるだけ手が疲れないような環境を整えるよう心掛けています。

 そんな私が紙に書くための筆記具を選ぶ際に考えるのは、どうしても公式な文書に書いて提出する場合や、カーボン紙に複写で書く場合にはボールペンを使うものの、ちょっとしたメモ書きをするためには筆圧が低くてもスラスラ書ける筆記具であるかどうかということです。

 軽い筆圧でスラスラ書けるというと、水性ボールペンの三菱鉛筆「ジェットストリーム」が思い浮かびますが、私の場合は外へ持ち出していろんな体勢で書くこともあるため、普通のボールペンではインクが出なくなってしまうことがあります。これは、ボールペンの仕組みが重力によってインクを押し下げるので、メモ用紙を手に持ったまま書いたり、壁を下敷きにして壁に垂直に書くようなことを繰り返すとインクが詰まってしまって出なくなってしまう恐れが出てくるのですね。そうしたボールペンの弱点を補う加圧ボールペンなるものもありますが、単なるメモ書きでいいなら重力とは全く関係なくスラスラ書けるシャープペンシルで十分ではないかと思い、筆圧が低くてもスラスラ書ける芯が太いシャープペンシルを目当てに大きな文房具屋さんに行ってきました。

 一般的なシャープペンシルは芯の太さが0.5mmのものが一般的ですが、最近ではメカニカル的に芯が折れないように工夫された製品もありますが、一般的にはシャープペンシルの芯はちょっと力を入れるだけで折れやすくなり、細い文字になってしまうため大きく書いても見にくいなと感じるのが正直なところです。学生の時は0.7mmを使っていたのですが、ノートを取るわけでもなく単なるメモ用とするなら、0.7mmよりも太い0.9mmで、芯の濃さもHBより濃い目の2Bあたりを使うのがおすすめなような気がします。以前は0.9mmというと製図用のシャープペンシルしか見付からない感じでしたが、最近は製図用でないものでも大人の使う鉛筆といったコンセプトで売られているものも出てきています。

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 そんな中、改めて常用のシャープペンシルとして私が選んだのは、定価で350円(以降の価格表示は全て税抜き)とそこそこ安いぺんてるのTUFF(タフ)というシャープペンシルの0.9mmタイプのものです。普通のシャープペンシルと比べると太くてごつく、重さもそれなりにありますが(プラスチック製なのでそこまで剛性はないと思いますが)、さらに様々な痒いところに手が届く機能が付いています。

 まず、グリップにはシリコンゴムが巻いてあり、書いていても滑らず指も痛くなりにくいようになっています。製図用のシャープペンシルの多くは金属に滑り止めの溝が付いているだけのものも多く、長く使っていると指が痛くなりそうなので、このシリコンゴムは私には有難いです。

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 さらにもう一つの大きな特徴は、このシャープペンシルには普通のシャープペンシルでは考えられないくらい大きくてしっかりした消しゴムが付いているということです。本体の上部を回転されることでせり出してくるようになっていて、使っていない状態で最大写真くらいまで伸びます。普通のシャープペンシルに付いている消しゴムはちょっと使うとすぐになくなってしまうので使うのをためらう方も多いと思いますが、これなら別に消しゴムを用意することなく単体で持っていても十分使える印象です。

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 さらに、今回は本体と同時に純正の替芯(200円)と替えの消しゴム(100円)も一緒に購入しました。このシャープペンシルには最初から2Bの芯が3本入っているのですぐに買い足す必要はありませんが、これだけ用意しておけば、まず消耗品関係で困ることはないでしょう。本体が物理的に壊れない限り、これらの消耗品を使い切るまで使い続けたらどのくらい使えるのか楽しみです。ただし、写真でご覧のように文具としては全く可愛げのない実務重視の製品ですので(^^;)、もう少しカラフルなものを使いたいという方は別のメーカーからも様々な製品が出てきているので、大きな文房具店に出掛けてカラフルな色やスタイリングの違いで好みのものを選んでもいいでしょう。

 なお、今回は消しゴムまで実用的に使えるオールインワンなTUFFに惹かれてしまったのですが、鉛筆に更に近い書き味であるという評判の1.3mm芯を使ったシャープペンシルにも興味が出てきてしまいました(^^;)。さらに太いという2mmの芯は書くために芯を削る必要があるそうなのて、一般的なシャープペンシルとして使える最大の芯のサイズが1.3mmという、こちらの方も手に入れて使い勝手を試してみたいと思っています。