私はパソコン通信時代からネットを使ったコミュニケーションを行なっていますが、長くネットに関わってきて感じているのは、「ネット上でのやり取りで起こったトラブルを収拾するのは難しい」ということです。私自身もブログという形で発信を行なっているので、当然その発言に対して良いと思わない方もいると思います。中にはコメントでご意見をいただく場合もありますが、その際には今まで自分が発言したことを考えながら対処はしていきたいと思っています。
ただ、自分のブログに関係ないところでネット上で気分を害することもあります。それが、自由にネット上で自分の意見を発言するXやブログでのやり取りを当事者としてではなく読んでしまう時などがあります。特にXの場合、なぜなのか自分の興味がないポストでも「話題のツイート」として流れてくることがあります。私はそうしたポストに反応はしませんが、何とかそうした気分を害するポストを減らすことはできないかということで、当該発言の「ミュート」をしています。これで、そのIDから発言が上がっても自分のXの画面上では見られなくなるので、その人の発言からは逃れられますが、同じような発言は消してもきりがないので、今回はそういった事に対応するための、地道な作業について私のやり方を紹介します。
Xの機能として「トレンドワード」があり、パソコンでXを見ると脇に表示されています。その中で、自分のタイムラインで見たくないポストにありがちなワードが出てくる場合があります。その件についてのニュースが出た時だとか、リアルタイムでテレビがその話題に触れているような時にトレンドになりやすいので、自分にとってはあまり良い話題ではなくても、気に掛けておくと良いかも知れません。
その状態で、そのトレンドワードを検索に掛けて「話題のツイート」を表示させると、ワードが入った様々なポストが表示されるのですが、その中にはかなりの割合で自分の見たくない発言をするような人のポストが含まれいる可能性があります。そうした発言者のIDを手動でいちいちミュートしていると、話題のツイートにほとんど自分の好まないポストが出なくなってきます。そうなると、今後もし何かあって私の見たくないポストがあったとしても、発言者はミューとしているので、今後画面に出てくる心配を多少は減らすことができるでしょう。
ただ、一回やって全ての自分にとって見たくないポストをカットできるというものではありませんので、自宅で暇な時にでも、地道な作業ではありますが、パソコンやスマホで時の話題を追っていく中でいやな思いをしないためにも、自分の考えに合わないポスト(善悪の話ではなくあくまで自分の心情に合わないもの)をシャットアウトすることで、自分の生活の中でネットが引き金になって気持ちが落ち込んでしまうことをいくらかは軽減できるのではないかと思います。
私自身は、ネットはあくまで自分の生活を便利に使うための道具という感じで使うのが良いと思います。ネットでの発言にのめり込むような事をするよりも、車で出掛けてそこから新たな情報を皆さんに発信できるように今後も活動をしていきたいと思っています。