サブ冷凍冷蔵庫を購入して普段使いながら非常時に活用することを目指す

今回のブラックフライデーセールで安く買えるというものではないのですが、今回は楽天モバイルのポイントアップがあったタイミングで、以前から買おうと思っていてなかなか思い切れなかった持ち運びのできる冷蔵冷凍庫を購入しました。物は、EENOURのDB01という10Lの容量のポータブル冷凍冷蔵庫です。

早速、電源を入れてみました。持っているポータブル電源とシガーソケット経由で接続することにより、消費電力を少なくできます。冷やし始めは30W台後半くらいの出力がありますが、安定するとメーカー公称の28Wに近づき、設定温度に到達すると、コンプレッサーは動作を一時停止して0Wとなります。

ちなみに、同じようにACコンセントに接続すると、シガーソケット経由では13V弱の入力が14V以上になり、恐らく冷える早さは早くなるのでは? と思います。ただし消費電力も増え、ポータブル電源の出力量を見たら70Wを超える場合もありました。

私の場合、ACコンセントとポータブル電源を接続し、ポータブル電源経由で冷蔵庫を使いましたので、いわゆるパススルー充電で、ポータブル電源の電池を痛めることなく使うことにしています。これだと、ポータブル電源からDC出力ができるので、普通にコンセントに差して使うよりも節電はできていると思います。

注意点としては、最初から目一杯凍っていない保冷剤をまとめて入れた状態で冷やし始めると、最大の-20℃の設定にしていても、-3℃くらいで止まってしまうことがありました。中に入れないで十分に庫内を冷やしておき、保冷剤を入れる場合でも500gのタイプはせいぜい4個(2kg)くらいに抑えておくことをおすすめします。

現状では、自宅の冷蔵庫の中がかなりパンパンになってしまっているので、自分で食べたり飲んだりするものは家庭の使う冷蔵庫には入れず、ポータブル冷凍庫と冷凍庫で冷やした保冷剤を入れたクーラーボックスに入れて、日常使いしようと思っています。

さらに、コンプレッサー起動時でも30W以下なので、基本はコンセント経由で動かしながら停電になっても理論上は8時間くらいは動き続けてくれるので、自宅の災害時の命綱として用意したということもあります。実際にどのような運用をしていくのかというのは、これから考えますが、問題は保冷剤の個数とクーラーボックス内の温度がどの程度低温をキープできるかが鍵になります。その点については現在データを取っていますので、後日もう少し突っ込んだ形でレポートさせていただければと思っています。


カテゴリー: 車中泊のための道具考 | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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