Androidスマホを利用中ならChromebookをセットで使うことのメリットはかなり多い

現在の私はまさに浦島太郎状態で、Chromebookを使っています。私の現在使っているのは、中古PCやスマホ販売のイオシスで中古でないアウトレットを格安で購入したASUSのChromebook Flip M214MA(BU0029)というモデルで、アプリを入れて使うにはちょっと心もとない32GBのモデルですが、ウェブブラウザ上で動くサービスなどを利用しつつ、必要なアプリはAndoridで動くアプリを入れることもできるので、ノートバソコンとタブレット(Andorid)の二刀流的に使えることもあり、現在かなり気に入って使っています。

過去に使っていたCromebookは、Andoridアプリは入らないし、現在はWi-Fi経由でつながっているプリンターであれば普通に印刷は可能なのですが、当時は単体での印刷も難しく、単にウェブブラウザの「Chrome」を使うだけといった感じでした。それでも、OSのベースがLinuxだったので、Linus OSでブートして遊んでいたらフラッシュメモリがクラッシュしたらしく全く使えなくなってそのままChromebookとは距離を置いていたのですが、私の中では使えるマシンとしてかなりまとまってきているという気がしました。

以前ブログで、LinuxについてはブートしなくてもChrome OSが立ち上がっている状態でLinuxアプリを立ち上げれば、並列して使えるようになったので、不具合が出る可能性が少なくなった状態でLinux用の日本語入力環境である「Mozc」を使えるようになったことを書きました。これで、私にとっては最強の文章書きツールへとChromebookが成長したわけですが、特殊な事をせずにChrome OSだけで使っても、モバイル運用ではAndroid OS搭載のスマホとリンクさせることで、かなり使い勝手のよいハードになります。

本体の設定で、Andoridスマホとペア設定をすると、ChromebookとBluetooth接続をすることで、Chromebook上でスマホのアンテナの状態や電池の残量、撮影した写真のリスト表示、メッセージの表示など色々なことをChromebook上で表示できるようになります。それだけでなく、設定の中にはスマホをアクセスポイントとして使うためのスイッチも付いており、スマホはポケットやバッグの中に入れておいても、スマホからのWi-FiテザリングでChromebookをネットに接続することができるようになります。

外でもネットにつなぐことができれば、Chromebookでは常にオンラインでつながっていることになるわけで、ウェブブラウザを使っての作業(クラウド利用でデータのダウンロードや更新もOK)もできるようになります。継続しての利用にはスマホの方にモバイルバッテリーをつなぐなどの対応は必要になるものの、契約しているスマホのプランによっては、動画視聴を大画面のChromebookで行なえます。今使っているモデルはキーボードと画面の取り外しはできないタイプですが、画面を360度回転させることによってタブレットのように手で持って画面をタップして使うこともできますし、平らな面に立たせてスタンド要らずで画面に集中して動画などを見るようなスタイルにすることもできます。本格的にタブレットとして使うことは難しいものの、スマホの小さな画面では難しいことをアプリを導入してできるようにしておくことは可能です。

個人的に便利だと思うのは、Chormeの機能拡張アプリの中に、LINEのトークをChromebookでも使えるものがあり、LINEのやり取りをする中で、さっとメッセージを返したい時にはChromebookでLINEアプリを立ち上げ、メッセージ入力は本体のキーボードから行なうことができるのは大変便利です。相手から見るとスマホの入力では考えられないくらいのスピードでメッセージのやり取りを行なうことができるので、話が長くなりそうな時にはChromebook(実際はChromeの機能拡張なのでパソコンのChromeでも可能なのですが)を開いてLINEのトークを使うことが増えました。

また、今まではちょっとしたメモを書きたい場合にはスマホアプリなどを活用していたのですが、ウェブブラウザで動くサービスをChromebookで使っているうちに、ウェブサービスをそのままメモ書きに活用した方が便利だということに気が付きました。

というのも、ウェブサービスではブラウザを開いた状態でメモ書きのできるサービスがあり、それらはブラウザが開ければ使えるのでOSやアプリを同じように揃えなくても良いわけです。つまり、Chromebookが使えないようなシチュエーションであっても、スマホでウェブサービスのサイトを開き(ブックマークは同じChromeを使っていれば共有できます)、そこでメモをすれば、改めてChromebookで同じページにアクセスすれば、その内容を確認した上で新たな作業を行なうことができるようになります。スマホの場合は、自分で意識していなくても常時ネットにつながっているので、ちょっとしたことをメモするには十分でしょう。

ただ、どうしても特定のソフトを使わざるを得なかったりする場合にはWindowsやMac bookなどのパソコンを持ち出す必要が出てくるかも知れませんが、その場合はリモートデスクトップを仕込めばChromebook上でWindowsやMacOSを操作することも可能です。今のところそこまでする必要性を感じることはありませんが、最近何かと話題のMiniPCとセットにして使うのも今後考えても面白いかも知れませんね。自宅内で使う場合も、開くのはChromebook一台で済んでしまうことが私の場合ではさらに多くなり、場所も取りません。今後のWindows11への移行を考える際に、一台が調子が悪くなっても作業が続けられるように、複数のハードを揃えるのに、両方ノートパソコンでなく片方はMiniPC(小型のデスクトップPCでも可)にし、それにノートパソコンを併用するというのは、もう一つ私にとって便利な点もあります。

外からパソコンの電源を入れる方法として、Wake On Lanの仕組みはかつて私がシグマリオン3という昔なつかしいキーボード付きモバイルマシンを使っていた時に行なっていましたが、設定がめんどくさいというのがあります。最近では外からスマホを使って各種家電の電源を入れるためのSwichbotなる便利な道具もあるので、外出先でどうしてもWindowsOSを使っての作業が必要になった場合、スマホからSwichbotを動かしパソコンの電源を入れて、Chromebookからリモートデスクトップを使って作業するような事も実現は十分に可能です。すでにこうした道具についてはスマートスピーカーと連携して家電を動かすリモコンや、電球を導入していますが、その延長ということで自宅内で使うこともできますし、旅行先から使うこともできるわけで、持っていくものは非力なChromebookだけで良い環境を今後は作っていくことを目標に、徐々ではありますが色々と考えていきたいと思っています。


カテゴリー: ノートパソコン | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

スポンサーリンク

コメントを残す