デュアルSIMが利用できるスマホで楽天モバイルを使う場合エリア外対策はどうするか

私はずっと0円の頃から楽天モバイルを契約してきたのですが、その使い方はモバイルルーターやホームルーターに入れて固定通信の代用として使ってきたので、今回電話番号をメイン番号にして本格的に電話として楽天モバイルを使うにあたって、色々と考えることがあります。

6月1日からauのパートナー回線の制限が無くなるだけでなく、エリアも変わるということですが、逆にパートナー回線が使えなくなった場所ではau回線を再び使えるようにはならないと思うので、普段の生活パターンの中では大丈夫だと思うのですが、旅先などではエリアの穴に入ってしまった場合にどうするかという問題は残ります。

まだ楽天のエリアが整備されていなかった頃は、デュアルSIMが利用できるスマホで通話を楽天SIMにして、データ通信を他のSIM(パートナーエリアの関係からドコモかソフトバンク回線になった)のデュアルSIM運用ということもやっていた方は少なくないと思います。

果たしてこの6月からは楽天モバイルは新しくなったauのパートナー回線とのセットで大体は使えるようになるのかが、個人的には興味深いですが、一応対応策というものは考えています。というのも、私の場合はあくまで通話中心に楽天モバイルの回線を使おうと思っているので、データは3GB未満に抑えるつもりで、その際のデータ専用回線は、外でもそれほどストレスなく使えるデータ通信用のSIMを契約し、それを今まで使っていたOPPO Reno5Aに入れて、動画や音楽・ラジオやじっくりウェブを見たりSNSをしたい場合には楽天回線を使わないようにと考えています。そうした要求に応えられるように、先日書いた通りにNUROモバイルの「NEOプランLite」(回線はドコモのみで月20GBで使い切ったら最大1Mbps)のSIMを申し込みました。何度も書きますが、このプランは2023年5月一杯で新規申込手続完了になるので、興味のある方はお調べになると良いと思います。

今後は電話・LINE・電子決済などを楽天回線の入っているHand5Gで済ませる予定なのですが、電話を主に使う場合に有難いのが、楽天の留守番電話の全ての機能は「Rakuten LINK」アプリを使えば追加料金なく利用できることです。旅行中は車のハンドルを握っている時も多いので、電話がかかってきてもすぐに出られるとは限りません。その場合には留守番電話に切り替わるので、どうしても連絡を付けたい相手であれば留守電に吹き込まれるでしょう。

留守電ありのメッセージが来たら、Rakuten LINKアプリを開き、留守番電話をチェックすればそこから吹き込まれた内容を聞くことができます。ただ、もしその場所が楽天およびauのパートナー回線が圏外だったり通信が不安定だったりした場合にどうするかと言うと、ドコモ回線の入ったもう一台のスマホでテザリングをしてあげれば良いわけです。

そうすると、自宅のWi-Fiを使っているのと同じになるので、テザリングした電波の状態が良ければ、楽天・パートナー回線だけでは通話が難しい場所であっても、テザリングの電波でコールバックをすることが可能になります。もっと言うと、フリーWi-Fiが使える施設がある場合にも、同様にRakuten LINKを使った通話や留守電の内容聞き取りができます。

私の場合、2台体制で(楽天とドコモ)使うことを考えているので、あえてHand5Gにもう一枚eSIMを入れて使わなくても、必要に応じてテザリングすれば、ドコモ回線が使えるところであれば何とかなりそうな気もするので、今後こうした運用で問題がないようなら別回線をあえて追加しない方向でいこうと思っています。

あとは、Windowsタブレットの中にpovo2.0のSIMを入れているので、パートナー回線でもau回線が来ているのに使えない場所でも同様にテザリングで何とかなりそうなので、あえて回線を追加するならソフトバンク系のLINEMO(ミニプラン990円・LINEMOのホームページで動作確認が取れています)が候補に挙がりますが、これは実際に色々と出掛けてみて必要であればという感じですね。

ただ、Hand5GにはLINEも移動させてきたので、LINMOのeSIMでデュアル運用すれば、LINE電話やLINEを使ったテレビ電話を使う場合にはNUROモバイルの「NEOプラン」に「NEOプランLite」から移行するよりも、使い勝手は良くなるのではないかと思いますが、まずは今の2回線でどこまで使えるかを試してみるつもりです。

カテゴリー: モバイル活用ガイド | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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デュアルSIMが利用できるスマホで楽天モバイルを使う場合エリア外対策はどうするか」への2件のフィードバック

  1. ケータイオタク

    rakutenLinkはWi-Fi下で発信すると非通知になることは知られていると思います。ただ楽天モバイルが圏外でもデュアルSIMで他のSIMが圏内で他のSIMgデータSIMか通話SIMであっても通話を楽天モバイルで行うと設定しておけばrakutenLinkの番号が通知されるようです。
    GWにスリランカに行きましたが、スリランカは楽天モバイルも1ahamoもローミング対象外なのでスリランカで使用可能なデータSIMを購入してOPPOのA54 5Gに楽天モバイルSIMと現地データSIMを入れてrakutenLinkで発信したところ番号は通知されました。
    日本国内でOCNに通話SIMと楽天モバイルSIMをデュアルSIMにした場合。通話を楽天モバイルで行うと設定すると番号が通知され、通話をOCNで行うと設定すると非通知でした。
    デュアルSIMで利用報告はあまりないですね。

  2. てら 投稿作成者

    ケータイオタクさん コメントありがとうございました。

    以前の楽天モバイルでは、SIMをモバイルルーターに入れて固定運用をしていても、その前に別のスマホにRakuten LINKを入れてログインしたままにしておけば、番号通知のある発信および着信をWi-Fi接続のスマホでも(SIMなし)できていたのですが、それが番号非通知になったことで、今回のように普段使いの番号を楽天モバイルにという発想になりました。

    前のahiruさんのコメントでドコモの音声付きeSIMでの利用がHand5Gではできないので(ドコモのデータeSIMなら可)、その点は残念ですね。この問題がクリアになるなら、Hand5Gで楽天とahamoのeSIMを一緒に使うことができれば、国内でも海外でも最強の環境を作れるのですが。

    今後、新たなパートナーエリアでどこまで使えるかということを楽しみにしていますが、電波の状態により、Rakuten LINKで受けるか、標準の電話アプリで受けるかというところもあるので、私の場合は着信音をどちらで受けても同じものが鳴るように揃えました。この辺はいきなり他の回線から使うには理解しがたいところかも知れません。
    海外での利用の場合、現地のWi-Fiに頼りっ切りになってしまうと、ここ数日のグアムのように台風の影響で多くの人がホテルのWi-Fiの電波を奪い合うことになった場合、スムーズなネット利用に支障をきたす可能性もあるので、やはり自力で何とかなる現地での通信手段をきちんと確保した上で出掛けるようにしたいですね。番号通知の問題もそれで解決すると思いますし、ahamoほどではないものの楽天でもそれなりに使えるのは今後の事を考えても有難いです。

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