mineoの最大1.5Mbpsのデータ通信SIMをトンネルが連続する道に実践投入してみてわかったこと

世間は以前のコロナ渦の事など全く忘れたような感じで行楽に出掛けていますが、こちらの方もそろそろ出掛けてみようと思い、近場から時間がある時に出掛けるようになりました。昨日は平日に休みになってしまったので、このブログで色々書いたもののまだ自分の車で通ったことがなかった中部横断自動車道の未開通部分を通りながら、甲府まで出掛けてきました。

以前は、東名高速道路の清水ジャンクションから新東名に入り、新清水インターで降りて国道52号を北上するのがパターンだったものの、開通後には清水ジャンクションからすぐに中部横断自動車道に入ることができます。しかし、今までは新東名の新清水インター手前にサービスエリアがあって、何も用意してこない状況でも体勢を整えることができたのですが、中部横断自動車道の方にはすぐには休憩できる施設がなく、道の駅の施設を使っている「道の駅なんぶ」まで我慢しなければなりません。ただ、この道の駅を利用するにはいったん中部横断自動車道を降りなければならないので、その点は他の高速道とちょっと異質です。現在は、清水インターから山梨県の富沢ICまでが有料で、そこからは無料区間になっていて、いったん「道の駅なんぶ」で休憩した場合、再び中部横断自動車道に乗る必要があるものの、無料区間で富沢IC~六郷ICまでの乗り降りは自由です。

私の目的地は六郷ICで降りても甲府市内まで高速道を乗り継いでもそれほど目的地への到着時間は変わらなかったので、結局清水IC~富沢ICまでの料金しかかからず、普通車のETC料金は880円と格安でした。

ただ、新たに開通した部分の殆どがトンネルだったのは、仕方のないこととは言え、自分が今どこを走っているかわからないようなドライブになってしまったのは残念でした。そんな状況の中で、モバイルルーターに入れたmineoのドコモSIMの最大1.5Mbps(平日12時から13時までを除く)でどのくらいの事までできるかを試してみました。

行きはたまたまAbema TVでMLB中継を行なっていたので配信のスポーツ中継を見ながら移動していたのですが、トンネル続きの道でもきちんとドコモの電波は入っているようで、切れることなくスムーズに配信を最大1.5Mbpsのスピードでも楽しめました。恐らくこれなら他の動画サービスでも電波さえつかんでいれば、普通に動画は見られると思います。

同じルートで帰りには、単なる動画配信ではなく、自宅のTVチューナーに外からアクセスし、テレビ番組をリモート視聴することにチャレンジしました。こちらの方は、トンネルの中や山の中では少々途切れる場面はあったものの、以前自宅ネットに楽天モバイルを使っていた時と比べ、比較的安定していて、止まっても数秒待てば続きを再生するくらいの遅延はあったものの、ギリギリ見られるレベルでした。

これはどういう理屈かわかりませんが、電波が安定して入る都市部に入ってきたら、ほぼ遅延がなくなって止まらずに普通にテレビ視聴できました。自宅回線が光回線にして安定してきたので、この状況であれば、全国どこへ行っても場所さえ選べば、自宅に置いてあるテレビチューナー(地デジだけでなくBS放送の視聴も可)にアクセスしてテレビを走行しながら見られる目処が付きました。

これだけ安定していると、夜のロングドライブにはテレビも良いですがradikoのようなインターネットラジオの放送を聞き続ける事に使っても良さそうです。今回のドライブではAMの山梨放送もところどころで聞いていたのですが、情報番組が放送されている時間は良いのですが、そうでない時間には他地域のラジオ放送も聞きたくなるので、「ラジコプレミアム」に加入していれば、自分の好きな放送局のライブ放送だけでなく、聞き逃した過去の放送を聞きながら移動というようなこともできます。

インターネットを使ったテレビやラジオを車の中で楽しんでいると、特に長距離を移動していると、テレビ・ラジオを見たり聞いたりしながら移動する場合と比べて、地域ごとに周波数を移動せず、ずっと同じ放送を見たり聞いたりできるのは何よりわずらわしさがなく操作に気を取られて事故を起こすようなこともなくなるので、多くの人におすすめしたいところです。


カテゴリー: モバイル活用ガイド | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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