いつまでも普通にネットのサービスが使えると思っているとしっぺ返しを食うかも?

スマホやパソコンで音楽を聴くのに、昨年は曲数が少ないながらも無料で強制シャッフル再生などはなかったAmazonのPRIMEミュージックのサービスは、強制シャッフルのパターンに変更されてしまいました。PRIME会員であれば、スマホからでもお気に入りのミュージシャンの曲が利用可能であれば、アルバムや自分で作ったプレイリストを聞き流すことができたのですが、それができなくなったのは残念です。

そんな中で、スマホからだと強制シャッフル再生になるものの、パソコンやタブレットからだと途中で広告は入るものの、自分の聴きたい曲を順番に聴くことができるのが(無料で)Spotifyなのですが、先日ちょっと気になるニュースが入ってきました。

Spotify本社では社内の人員のうち6%削減し、コンテンツ事業の責任者の方が退社するということです。Spotifyも例外なく慈善事業ではないので、お金を生まない無料会員の利用範囲を今のままで提供してくれるかというと、それは全くわからず、むしろ有料会員を増やすために無料会員の特典を減らすような動向の変化があるかも知れません。もちろん、それは私の単なる思い込みの類かも知れませんが、インターネットの無料サービスというのは、以前は他の事業で儲かっている業者がサービスしていたり、後から有料化するなど何らかの意図を持って行なわれている場合が多いだろうと思います。

果たしてSpotifyの日本国内での使い勝手は変わるのかどうかはわかりませんが、最悪の事も考えながら自前で音楽を準備するような事も想定していくべきかなあと思います。そうなると、私などはCDという形で音源を持っているものについては、パソコンで音楽ファイルに変換し、そのファイルをクラウドにアップして外でもクラウドにアクセスして音楽を楽しむような形にできます。ただ、そうでないものについてはSpotifyを利用させていただき、音楽を楽しんでいるところもあるので、今からその代替となるサービスを見付けなければならないでしょう。

一番の候補は、動画だけでなく音楽もYou Tube(Music)で楽しむという選択です。You Tubeの場合は、特に昔のレコードを回しているところを動画にしながら音楽をアップしているユーザーの方もいるので、クラシックや昔の歌謡曲というものについては、著作権が切れているものなら今後もアップ数が増えてくる可能性もあるので、特定の音楽ファンには注目すべきサービスです。ただ、新しかったり著作権が切れていない楽曲については、個人が勝手にアップロードしたものというのは、違法となってしまうので安心して楽しめません。

技術的にはradikoなどのインターネットラジオで同時配信されている音楽番組を録音できるアプリを使い、それを音楽ファイルとして保存するというような事もできるでしょうが、今の音楽配信サービスを使うと、そんな手間を掛けなくても好きな曲をまとめてプレイリストを作り、友人や一般にも公開して共有することができるようになっているので、今さら時間を掛けて録音・編集ということ状況が変化するような事にはならないでしょう。ただ、これは動画についても言えますが、気軽に検索して見たい(聴きたい)時に保存せずに流すだけというような利用の仕方なら安く利用できるような事はやって欲しいと思いますね。もちろん現状のように無料でもそこそこの事ができる状況が続いてくれるのが理想なのですが、今後は何もかも値上がりする中で企業は疲弊し、今まで使えていたネットサービスが使えなくなることも頭に入れながらその代替方法についても考えておくべきだろうと思います。

ただ、そうなってくるといくらスマホの通信費が下がっている現状であっても、ネット関連の出費で結果的には通信費が上がるということにもなるので、冷静にネットサービスについては各自で判断し、続けるべきものと止めるべきものをきちんと判断することは大切になってくるのではないでしょうか。個人的には電気料金が今のまま推移し、さらに値上げされるとしたら今年の夏はいくら出費が増えるのかと思ってビクビクしてしまいます。本来は個人ではないところで何とかしてもらいたいのですが、生活防衛やせめて休みの日に出掛けられる余裕を持つために、日々の出費につながる流れというものをしっかり見ていきたいと思っています。


カテゴリー: モバイル関連コラム | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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