LINEがスマートスピーカーから撤退しCLOVAデバイスの音声操作機能も終了へ

毎日当り前のように使っているデバイスが、とある時を境に一切使えなくなるということが、私の環境で起こることをネットニュースによって知りました。

未来の生活を考える中で、音声で様々な情報を仕入れたり、連携する機器の操作をすることができる「スマートスピーカー」は、まだまだ発展の余地があり、今後の新製品にも期待ができると思っています。アップル・Google・Amazonという大手に対抗する形で出ていたLINEのスマートスピーカー「CLOVA」のシリーズは、直接話し掛けてLINE電話ができたり、本体に標準的に充電池を内蔵していることで、車内用のスマートスピーカーとして大いにメリットがあり、さらに最初から赤外線リモコンが使える家電製品を使えるモデルがあったりと、かなり使えると思っていたのですが、今月末で販売を終了、音声操作機能も2023年3月末でサービス終了ということになったようです。

ユーザーとしては、今挙げた特徴を持つような製品がないという場合には、確実に不便になってしまいますが、現在はAmazonのECHOスピーカーも併用しているので(Fireタブレットもスマートスピーカーとして利用可能)、全面的に機能を移行するしかないというのがつらいです。

LINEの方からのお知らせによると、音声操作機能が使えなくなっても、Bluetoothスピーカーとして使用するのは可能だそうですが、まだ音声操作が使えるうちにペアリングをしないと、全く使えなくなってしまうというとんでもない仕様になっているようです。元々、音声操作のみで使える仕組みなので、基本的なサービス自体が終了することを考えずに製品を出したのかという感じではありますね。

今さらどうこう言っても仕方ないので(購入して保証が残っている場合には購入金額の払い戻しをするらしいので対象の方は手続きが必要です)、普段使う機器にペアリングをして、その機器が壊れたらもはや製品としての寿命が終了したと考えるしかないということになります。

こんな事にならないように、スマートスピーカーをBluetoothとして使うよりも専用のBluetoothスピーカーを使うようにする方が良いでしょうし、Amazonの場合は単体のスピーカーよりもタブレットをスマートスピーカー化して使った方が色々とつぶしが効き、粗大ごみも出さずに製品寿命を全うさせることができるような気がします。改めて思いますが、こういう、ユーザーの意志と関係ないところで急に製品寿命が終わってしまうというのは切ないですね。今後のスマートスピーカーの動向も気になりますが、現在CLOVAデバイスをお持ちの方は、急に呼びかけに反応しなくなることを考えながら残りの期間使うようにしたいものです。

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