mineoの仕様変更は選択肢の一つを潰すのでメリットを感じる人は早めの移行を

現在私は、mineoの通話もできる「マイそく(スタンダードプラン)」に加入しています。このプランは平日の昼間(12~13時まで)には最大32kbpsとほぼ使えないくらいスピードが落ちるものの、その他の時間には最大1.5Mbpsという、スマホやタブレットで動画も見ることができるプランに加入しています。

その前には、この最大1.5Mbpsというのはオプションで付けることができていたので、基本プランの一番安い、月500MBまで高速クーポンが使えるデータ通信専用SIM(現在は契約できません)にオプションの「パケット放題 Plus」(月額385円)を付けて運用していました。こちらの方だと合計の月額は1,200円前後と現在の「マイそく」よりかかるものの、あえて平日のお昼の利用を控え、その事を宣言することで「ゆずるね。」というサービスで、宣言通り実行した日数によって「夜間フリー」の権利や、「プレミアム1DAYパス」をもらえたりする特典を受けることができました。

私の場合、平日昼に使うことは少ないものの、それを事前に宣言し忘れてしまうこともあり、毎月の利用額が安い「マイそく」の回線にしたのですが、今回、mineoが発表したところではシングルタイプ(データ通信のみ)の基本データ容量3GB以下のコースについて、パケット放題Plusを付けることが2022年11月28日までで、その後はセットできなくなるそうです。この組み合わせで契約するなら、実際のところはシングルタイプの1GBコース(880円)にオプションの「パケット放題Plus」(385円)を付けて1,265円で運用するようなことができれば、いざという時には平日昼にもそれなりに使えますし、夜間フリーを獲得できるような程度に「ゆずるね。」を宣言できれば、夜間には1.5Mbps以上の速度でのネットを使えるようにすることも可能でしょう。

今後、そうした選択ができなくなるので、安くてもそれなりに使える回線をと考えている場合には、もうすぐ契約することができなくなるこのプランとオプションの組み合わせを考える方がいい場合もあると思います。

特に、mineoはドコモ回線での契約もできるので、メインの回線がドコモ以外のものだった場合、いざという時に外で気がねなくネットを利用するために加入するというのはありです。「マイそく」は常に最大1.5Mbpsで、それ以上のスピードが欲しい場合は、24時間330円の追加料金を払うようになりますが、シングルタイプのデータ回線とパケット放題Plusとの組み合わせを使い、主に車旅での利用で、ゆっくりネットを使うのが夜間ということであるなら、「ゆずるね。」を活用して「夜間フリー」と日中の最大1.5Mbpsをしゃぶりつくすような事ができます。

恐らく、そのように使われたらmineoの方の負担がかなりかかってしまうというところもあるのだと思います。これは本当に契約した際の使い方にもよると思います。外でのデータ通信をできるだけ安く、さらにパソコンのOSアップデートにも使いたいという場合には、オプションが付けられなくなる前に契約するのが賢いやり方だと思います。

私の場合は、毎月の「ゆずるね。」の宣言を連続ですることに疲れたので、そうした仕組みが最初からなく、メリットが減ったもののその分価格が安いプランにしました。ですから、改めての繰り返しになりますが、データ通信プランにオプションの契約を滑り込みで考えている方は、きちんと「ゆずるね。」の宣言を平日お昼前までに行ない続けるようなまめな行動が必要になりますので、その点を考えた上で自分に合った回線を考えてみてください。


カテゴリー: 通信サービス全般ニュース | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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