現在、出掛ける時には二つのバッグ(袋)を用意して、どんなお出掛けかにより持って行くものを変えています。そのようにしたきっかけというのは、お財布を2つ持つようにしたことに関係しています。
以前は大き目の財布をパンパンにして、中にありとあらゆるカード(ポイントカードだけでなくクレジットカードや図書館の利用カードや診察券など)を全て持ち歩いていましたが、ポイントカードはスマホの中にアプリとして入れることによって、カードの利用情報も移行でき、スマホだけでかなりカードを減らせるようになりました。それでも、普段使わないながら常用カードのブランド違いで使えないお店があったり、普段全く使わないながらも、ためているポイントカード(マイナーなお店だとアプリ化もなし)というようなものもあるので、そうした一連のカードを別の財布(というよりカードがほとんど)に入れるところから始まりました。
私は現在は必要と考えるものを全て携行するということはしないので、場合によっては必要となるものをリストアップし、折り畳み傘や予備のマスクケース、書類用のファイルなどを巾着袋に入れ、車で出る時や雨が降りそうな場合は持って歩きますが、最近はそこまで持ち出すことはなくなりました。
現在は、小さ目のウエストポーチに必要なものをまとめて両手を開けて外出しています。その中に入っているのは、小銭と紙幣が入った折りたたみ財布に、小型のモバイルバッテリー、そしてスマホと接続するためのケーブルと有線イヤホンを入れているので、外出先でスマホの充電が必要になっても安心な仕様になっています。
ここに今回加えたのは、写真の折りたたむことができる箸とストローの二品です。普通に生活しているとあまり使うことはない二品なのですが、日常の中で非日常が起こってしまう可能性を考えると、ちょっとしたスキマに入るものですので、持っていても悪くないのではないかと思います。
ストローは、もしペットボトルを分け合って飲む場合に、感染症予防のために効果があるでしょうし、水などをボトルに入れて飲む場合にも、ボトルに口を付けてしまうと洗わないと不潔ですが、ストローを使えば洗うのはストローだけで済みます。このセットには専用のブラシも付いていますので、そこも便利です。
そして、ねじ込むことによって4つのパーツが2つになる金属製のお箸です。ストローと比べると「マイ箸」というのは最近の環境問題が叫ばれる以前から多くの人に普及している考え方なので、そこまで使っていても目立たないと思います。普段は使わなくても常に持ち運ぶものにマイ箸を仕込んでおくと、例えばお弁当を持ってきたり買ってきて、さあ食べようと思った時に箸を入れ忘れたり、お店の人が箸を入れることを忘れていたということも全く起こらない事ではありません。
私の学生時代の思い出として、受験の際に用意しておくものの一つとして、マイ箸でも袋入りの割り箸にしろ、必ず箸を持って行けと当時の先生に言われたことが心に残っています。入学試験は一日行なわれるので、午前中の科目である程度の目処が付く人もいれば、うまく点数が取れなかったので午後の科目で挽回しようと思いながら持ってきた(買ってきた)お弁当を食べるのがお昼休みになるのですが、もしそこに弁当を食べる箸がなかったら、心の動揺はかなりのものになり、午後の試験の成績にも影響してしまうことがあるかも知れません。だからこそ、持って行くお弁当とは別に、マイ箸や割り箸、カトラリーセットなどを用意しておき、いざという時に使うことに躊躇しないということが大事だということです。
今回紹介したマイストローやマイ箸は100円ショップでも簡単に購入できますので、災害時に使うということだけでなく、日常生活のピンチを救うグッズとしても、常に持ち歩くバッグの隙間に忍ばせることを個人的にはおすすめしたいです。
ストローも注意深くなく普通に
使ってしまうと唾液が飲料に
戻ってしまうと思います。
コメントありがとうございます。ストローを使う場合、ボトルの口付近の雑菌増殖を防ぐことはできますが、ご指摘の通り全く大丈夫かというと、そういうことではないので、気を付けたいですね。
あと、マイストローを使っていてもけっこう落とし穴はあるので、ここにまとめておきます。自分の飲み物のために使った後、外でストローの中を洗浄するにしても、ストロー内部が乾かないうちにケースにしまってしまうと、再度使う時に気をつかうことになります。また、使った後はケースとともに洗った上で、きちんと内部の洗浄をしておかないと、前使った汚れをそのまま吸ってしまうかも知れないのでご注意を。