様々な「明かり」について考えるオールインワンよりもセパレートで用意する事の意味

災害用および旅行用(主に車中泊用)として用意する明かりについてはしばらく決まった形のものしか考えずに、主にLEDを利用した電池を使ったヘッドランプとランタンを用意することで固定していました。

基本的にはモンベルで売っている単三電池一本で使えるヘッドランプ一本あれば、手に持てば懐中電灯的に使え、首から掛ければランニング用のランプのようにも使えます。頭に付けて両手を使わずに目線の先に光を当てる使い方もするとして、最後に上を向けて白いビニール袋をかぶせれば、光が拡散してランタンのように広い範囲を明るくすることも可能です。

ミニマムセットの場合にはこれだけで何とかしますが、私は基本充電できるエネループ対応のランタンも持っていて、テント内や車中泊時の車内で使うなら火事にならないためにもLEDランタンの電球色を使うのが一番いいと思ってきました。車中泊で使うのは、暗がりの中で物を落としたような場合に使うことがある、車の鍵といっしょに持ち運べるキーライト(これも単四のエネループ一本で動くものにしています)があれば、大抵のことは間に合うのですが、最近になってちょっと思うところがあって新しいライトを購入しました。

写真にしてみると改めて大きいのがスマホとの対比でわかりますが、単三電池4本が中に入るマグライト型のLEDライトなのですが、やはりその明るさは半端なく、夜にはサーチライト代わりにも使えるレベルのものです。これだけ明るいと、夜間でもかなり明るく遠くまで照らせますし、車のエンジンルームを開けて中を詳しく見られたりします。単三2本使用のマグライト型LEDライトも持っているのですが、これだけ強力だと自宅でもタンスの奥に入ったものを見付けるには無いよりはあった方がいい気もします。今後は自宅用の非常用ライトとして使うことを考えているのですが、この他にも明かりについては別のアプローチを考えるようになってきました。

というのも、この夏の冷房にかかる電気代はかなり上がっていることもあり、この冬の暖房についても色々と考えています。ちなみに、私の住む静岡県中部は冬でもほぼ雪は降らないので、最悪停電になっても上着を着込みお湯を沸かして湯たんぽとともに布団にくるまれば、何とか朝まで過ごすことはできるのですが、もし停電したような場合、LEDライトを付けたとしても、部屋の中を暖かくすることはできないのです。

そこで、現在導入を検討しているのが石油ストーブと同じ灯油を燃やして室内の明かりになる灯油ランタンだったりします。匂いがしたり倒したら火事になる危険はあるものの、ちょっと肌寒いような時に点灯させて部屋の中を暖めることも多少はできるようになります。部屋の中で石油ストーブやファンヒーターを使うと部屋の中が温まりすぎてしまうことも起こるのですが、石油ストーブと同じ燃料を使っていざという時の明かりと暖房を兼ねて使える灯油ランタンは、一つ買っておいても良いと思っています。

今までは常に充電された電池を用意し、必要に応じて太陽光パネルを使った充電をして明かりには電池式ランタン・ライトに一本化していたのですが、雨が続けば充電はできませんので、日が短い冬に、特別な用意をしなくても使える明かりとして一つ灯油ランタンを用意しておくのは悪くないのではないかと思います。今後、その候補を物色しながら暖房器具を出すシーズンには使えるようにしたいですね。


カテゴリー: 車中泊のための道具考 | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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