最高気温が上がる中で「熱中症」と同じくらい注意しなければならないこと

私の住む静岡県では昨日および一昨日はかなりの暑さで、日中に日が照っている場所に足を踏み込むこと自体が躊躇されるような暑さでした。本日も同じかそれ以上の暑さが予想されており、改めて「暑さ」に対する対応が必要ではないかと思います。

これはあくまで私自身の実感ではあるのですが、エアコンによる冷房を付けないでそんな暑さの中で過ごした場合、室内においても熱中症になってしまう危険は出てくると思います。エアコンが使えない(使いたくないと思う場合も含み)場合の過ごし方というのは、扇風機を回しても熱い風が吹き、冷たい水分や氷などを食べて体を中から冷やした場合でも、時間の経過とともにまた暑く感じるようになるだけでなく、そうした冷たいものを体中に頻繁に入れていると、お腹の調子が悪くなってしまう可能性があります。暑いからと水浴びを繰り返したり、水シャワーや水風呂に何回も入っていると、体が冷えてしまって調子を崩す原因になるので、やはり電気料金が上がることを覚悟の上でエアコンを使うしかないですね。あるいはエアコンの効いた施設に移動することも必要でしょう。夏の車中泊の場合、エコノミークラス症候群だけではなく、熱中症にかかる可能性も出てくるので気を付けましょう。

しかし、今は学生の夏休みでもありますし、室内でじっとしていることを良しとせず、集まって遊びに行くような機会もあるかと思います。夏のレジャーというと、海や川に行くようなことが多いと思いますが、あまりに暑い気候の中でついやってしまうことが、十分な準備をしないでその場の流れで水に入ってしまうことではないかと思います。

海や川で遊ぶ場合は当然ながら遊泳が禁止されている場所ではなく、浅瀬で周りに多くの人がいて、いざという時に頼りになる人たちがいる場所を事前に調べてから行くというのが筋だと思うのですが、急に暑くなって、とりあえず友人達と出掛けて、たまたま行った先のロケーションが良いからとその場ですぐ水に入るというのは非常に危険です。海も川も急に深くなっている場所があったり、潮や川の流れが急で、人が簡単に流されてしまう危険な箇所というのはあちこちにあります。

先週私の地元で起こったのは、その場所は危険である(当然遊泳は禁止です)という看板がある場所に入っていき、水の事故が起きてしまったのですが、本来は河原にバーベキューで来ていて、川に入ったのも「度胸試し」という、その場の流れで入っていったということがニュースになっていました。恐らくそんな状況ではライフジャケットを着て川へ入ったとは思えませんし、自然豊かな渓流では自分の意志に反して流された場合、岩場に激突する危険があるので、ヘルメットなど正式な川遊びをするための装備もなく行なっていれば、大きな事故になってしまう危険は大きいといえましょう。

当然ながら、遊泳禁止の場合では川や海に入らない事は当然として、「暑いから水に入って涼みたい」と思うなら、プールやきちんと管理された場所を選ぶところから考え始め、場合によってはライフジャケットやヘルメット持参で行くぐらいでないと、もしかしたら自分が水の事故の被害者になってしまう可能性が出てきてしまいます。ここ数年、新型コロナ対策および熱中症対策をしないといけない夏が続いていますが、簡単に外に出て水遊びをしようと考えるなら、水難事故対策も忘れずに準備した上で出掛けるのが良いと思います。ライフジャケットは釣具店で安いものが売っています。岩場のある海や川で遊ぶ場合、足や手を露出していると岩にぶつけて切ってしまうこともあるので、アームカバーなどを付けて水に入るとか、場所の状況に合わせてどうするかを考えることも大事です。


カテゴリー: ノンジャンルコラム | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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