感染者数を減らすためには何らかの規制が必要だがどう減らすのか

新型コロナウィルスにかかってしまった人の数は、今までと比べ最多であるとともに、私の住む地域でも過去最多であることが発表されてしまいました。相変わらず重症者自体の発表についてはほとんどないような状況になっているので、軽いインフルエンザ的な感じなのかなという気もしますが、ここのところ毎週のように前の週と比べて3倍くらいの感染者が出てしまっているのは、普通に皆が外に出ているからなのかという感じもしてしまいます。

今回の波について、より多く感染している年代は、20才以下の人たちや、40代までの人の中で普通にワクチン接種をしていれば打てた3回のワクチン接種をしていない人が感染しているという話です。ただ、3回のワクチン接種をしている人でもその免疫がばっちり効くということでもないらしいので、特に高齢者や持病を持っている人が感染した場合にはまだまだ心配な点があります。

このような感染者数の伸びを見てしまうと、すでに4回目の接種券が送られている人については、きちんと予約して打つことを考えなければならないでしょうし、今まで4回目の対象にならない年代の人についても、打ちたいと思う人は少なくないはずです。

感染者数を減らす一つの道というのは、すべての年代でワクチン接種した人の割合を増やすことであると考えられるので、まだまだ継続して予防接種を受けることについての啓発は行なって欲しいと思います。

そして、現在言われているのが、現在のように野外ではマスクを外し、特に規制なく外出したりレジャーに出掛けられる状況をどうするのかということになってくるのではないかと思います。まだ社会問題化されていませんが、先日もこのブログで書きましたが、職種によってはどうしてもテレワークが無理で、なおかつ世の中を動かすために休むこともできないような仕事が存在します。

医療従事者および警察や消防、役所の仕事だけでなくライフラインを司る電気・ガス・水道、さらに止まったらパニックになることが実証された携帯電話のインフラに関する仕事、さらには物流を担う仕事など、感染者が出た場合人的な補充をすることが難しく、まだ感染していない人が負担を増やすことで対応しているケースも相当あるのではないかと思います。

現状では、たとえ無症状であっても感染してしまったら仕事を休むしかないので、全体の感染者の割合を下げるためには、手洗い・消毒などの感染症全般についての対策をしながら、できるだけ不特定多数の人間と接触をしないような行動を取るしかありません。

ただ、ここ数日の社会の動きを見ていると、まだ当分そうした行動を取るような気配はないため、個人個人の裁量に任せすぎという感じもします。確かに今また行動規制を発表したら飲食業の方々や旅行に関する様々な仕事をする方への影響は計り知れませんが、このままでは来週には感染者数はさらに数倍も増えることになる可能性はあり、そうなると今まで当り前にできていたり受けていたサービスが受けられなくなるような事も起きてくるかも知れません。

個人としては、そうした状況が来る最悪の想定をしながら、しばらくは外に出ないでも済むような準備をするしかないのかなと思っていますが、このままではもし自分が感染してしまった場合、満足な治療が受けられなくなるのではないかという不安も起こってきます。

現状では、そこまで深刻に今の状況を捉えていない方もいるかも知れませんが、今後ライフラインが人手不足のために滞るような事が起きないとも限りません。公の取り組みが遅れている気がする中で、ある程度個人の対策で何とかするしかないという現状を踏まえておくことがこれからは大事になっていかざるを得ないのかなと、ちょっと思います。


カテゴリー: ノンジャンルコラム | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

スポンサーリンク

コメントを残す