TVerの「リアルタイム配信」を家庭のテレビで見るために用意すべきものは

2022年4月11日から、今までは地上波の「見逃し配信」を主に行なってきた「TVer」ですが、ようやく夜7時前後からのプライムタイムのネット同時配信を開始しました。その事については以前のブログで紹介しましたが、外出先でスマホやタブレット、パソコンで見る場合には問題ありません。ただ自宅で「リアルタイム配信」を見ようとした場合には、一つの問題があります。

「TVer」の家庭用のテレビに直接接続して使う「Fire TV Stick」や「Google TV」のアプリを通して使う場合や、更に「Chromecast」のようにテレビ向けのものでは、家にある大型テレビに出力することはできません。スマホではアプリ経由で利用できるので、アプリの仕様がもともとリアルタイム配信に対応していないようになっているようです。こうした仕様は変えればいいと思うのですが、これにはもしかしたら大人の事情がからんでいるのかどうかはわかりませんが、新しいNHK+アプリのように、現状で大型テレビでNHK地上波のリアルタイム配信や見逃し配信を見られるのとは違って、そうはうまく行かないような状況なのです。

ただ、スマホやタブレット、パソコンで全画面表示にしたものをHDMIケーブルで接続して使うことで、パソコンやスマホで出力した動画をそのまま大型テレビでミラーリングして見ることはできます(画象は両方から出ますが音はテレビからだけ出ます)。首都圏で地上波を見ている人には必要ない「自宅のテレビでネットのリアルタイム配信を見るニーズ」ではあるものの、東京の民放をネットしていない地方にとっては、時間帯によっては地上波TVよりもTVerのリアルタイム配信を今後見るという人も増えてくると思われます。その場合、アプリの方で解決ができないなら、HDMIケーブルと必要に応じて変換機器を購入し、ミラーリングで見ることをおすすめします。そしてそれは、旅行中にも結構役に立つ場合があるのです。

私の場合はスマホではなくウィンドウズが入ったノートパソコンにHDMIケーブルを繋いで見ているのですが、このようにパソコンとテレビをケーブルで接続して画や音をテレビから出すことができるようになると、例えば旅行の際にホテルでパソコンを使う場合、特にそれが画面の小さなモバイルパソコンであればなおさら、テレビの画面をモニター代わりに使うことができるようになります。さらに、様々なネット上のコンテンツをテレビで楽しむこともできるようになるので、有料で映画を購入して見なくとも、すでに加入しているものがあれば、Netflix・Hulu・Amazon primeなどのコンテンツを旅先のホテルでも追加負担なく楽しむことも可能です。

私の場合には10.1インチの2in1ノートを旅に持っていくことになると思うので、やはりそこでの小さい文字の読みにくさは正直あるので、小さいといっても32インチクラスのモニターが使えれば、かなり嬉しいです。今回はそうした旅行用にと考えていたケーブルのセットが自宅のテレビでのリアルタイム番組配信を見るのにも問題なく使えることがわかり、多少手間はかかるものの、やはりこうしたケーブルは持っていて常用した方が幸せになれるのではないかと思います。

ただ、汎用のUSBタイプCとHDMIケーブルを接続するアダプタケーブルについては、iOSやWindowsには使えても、Androidスマホには使えないものもあるので注意です。何を隠そう今使っている変換ケーブルは最初、Androidスマホをテレビにつなげようと思って購入して試したものの、私の持っているAndroidスマホでは使えないことがわかり、それを流用して使っているという状態です。私の場合は購入したこと自体が無駄にならなかったので良かったですが、こうした変換アダプタ系は事前にしっかり今使っているハードで使えるかどうかを調べてから揃えるようにしましょう。


カテゴリー: 映像・画像関連 | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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