プリンターの修理が終わり改めてゴミを出さない社会への貢献を大企業がしているか考えた

カラー印刷に不具合が出た購入1年余のキヤノンのプリンターですが、無償修理を終えて戻ってきました。通常、無償修理は購入時から一年間ですが、専用サイトに製品を登録することで無料保証の期間が2年までに伸びるのです。今回はその恩恵を受けたということになりますが、その中で色々と考えさせられる事もありましたので、今回はその件について書かせていただこうかと思います。

まず、今回の修理に出すきっかけは、インクジェットプリンターで白黒での印刷は問題なかったものの、カラーでの印刷ができなくなり、最初は3色(CYM)とも出ない状況でしたが、システムソフトからヘッドクリーニングを行なうことでイエローとマゼンタは多少出てきたものの、この状態だと年末の年賀状印刷に支障が出るということで修理を決断しました。

延長保証の修理については店頭への持ち込みは受け付けていなくて、専用サイトからヤマト運輸によるピックアップサービスを申し込むことになります。手続きをする日時にもよりますが、普通に申し込めば翌日にピックアップのために取りに来てくれて、ヤマト運輸のセールスドライバーさんがソフトクーラーボックスのような環境に配慮したボックスに入れて、そのまま持って行ってくれます。

修理の内容については特別にこちらにメールが来るわけではないのですが、修理を申し込んだサイトの方からその状況を知ることができます。今回は、向こうで不具合が自宅で使っている時と同じように再現したので、スムーズに修理に入ったようです。カラーインクがヘッドに到達していなかったようで、特殊工具を使ってヘッドを開けてインクを注入するとともに、こちらでは不具合の報告をしていなかった黒色のヘッドについて、印刷品位が低下していたということで、こちらはヘッドの交換をしてもらえたようです。

今後、同じような不具合が出た場合、こちらで専用のプリンタヘッドを用意し、自分で交換することができれば大丈夫になれば良いのですが、念のため年末にかけて黒とカラーのヘッドはそれほど高額ではないので購入しておくつもりでいます。

今回の修理費用は無料ですが、送料だけは修理済みのプリンターが送られてきた時に「着払」で届いたので、その分の料金3,300円だけがこちらの負担になります。それは、きちんと無償修理をしていただけたので良かったのですが、一つ疑問に思ったのが帰ってきたときの梱包でした。

このように、プリンタを購入した時の箱よりもかなり大きくてごついダンボールに入っていまして、修理済みの製品を送るということもあるのか、これ以上ないくらいのかなり念の入った梱包でやってきたので、写真のようなダンボールゴミの処理がこれから必要になってしまうのです。これは、輸送中の振動や荷物の扱いによる不具合を出さないためには必要なことなのかも知れませんが、行きが汎用で何度も使えるボックスを使えていたので、例えばプリンタ本体を厳重に緩衝材で巻くような事は仕方ないにしても、外側のごついダンボールはヤマト運輸の用意した汎用ボックスで代用できていれば、これだけの大きなダンボールが自宅を占拠することもなかったのですが。これはあくまで素人考えでの話なので、やはり、問題なく修理品を使うためにはここまで厳重に梱包しないとだめだと言われれば一言もないのですが、世間ではレジ袋も使わないようになっている中で、さすがにこれだけ大きなダンボールと緩衝材をゴミとして処理するのも大変だなと思ってしまいます。

ただ、プリンターの方は快調に印刷をしてくれているので、修理サービス自体には不満はないのですが、自力でダンボールを処理するのが難しい場合、部屋に大きなダンボールを置いたままになるような事にもなるかも知れません。小さく切るにも普通のハサミではなかなか難しい感じで、その点だけは地球に優しくないような気がしました。


カテゴリー: モバイル関連コラム | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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