ネットに掲載されている内容の真偽はどんな方法で確認を取ればいいのか

外に出て自分自身で体験することが難しいこのご時世に、ちょっとした調べものをネットでされる方も少なくないと思いますが、実はネットの中というものは、正しいことも書いてあるかも知れませんが、真実とは違ったことも本当のように書かれていたりします。そんな時、私たちは何をもってその正確性を確認すればいいのかということを昨日のブログからの流れで考えていた際、ふと見たテレビ番組にそのヒントがありました。

その番組では、新語を積極的に乗せることで学生だけではなく新聞やネットをよく見る人にも役に立つと思われる国語辞典、「三省堂国語辞典」の新版(第八版)が昨年末に発売になったということで、辞書の編集に関わった方に話を聞いていたものでした。私自身は、ユニークな説明文で、今までの辞書の概念を変えた同じ三省堂から出ている「新明解国語辞典」よりも、多くの新語を収録し、簡潔にわかりやすい説明をしている「三省堂国語辞典」の方が好みで、以前の第七版(紙のもの)を購入し、紙の辞書を買った人限定の優待版アプリをスマートフォンに入れて三省堂国語辞典を使っています。Androidのアプリでの第八版はまだ出ていないようですが、出たら今の第七版と入れ替えようと思っています。

編集の方がテレビのインタビューで、辞書を使うことの意義として言葉の成り立ちや語源など、さも真実のように出ていてその説が広まってしまうことが普通にあることを憂いていて、今回の改定で新しく採用された言葉の由来についての解説について、正確な言葉についての情報を辞書に載せるという事に仕事の意義を感じておられるのだそうです。

ネットだけを見てわかったような気になって、本当は間違っているような知識を自分で広める事は普通にありそうな事ですが、今回の三省堂国語辞典の第八版は八年振りの全面改定で、新型コロナに世界が翻弄された時の言葉をきちんと記録しているのではないかと思われます。学校で習うような言葉だけでなく、ネット上でよく出てくるもののいまいち理解が追い付かないような言葉についても相当カバーしていると思えるので、興味のある方はネットでの知識の補完という意味でも手に入れることは無駄ではないと思います。

紙の辞書はどうもという場合には、アプリとしてインストールできるスマホ内にまるまる入ってしまう電子版を利用するのも良いと思いますが、自宅でパソコンで作業をしながら傍らに辞書を置き、疑問を感じたらその時点で調べるのもいいかなと思う自分もいます。ここでは書き切れない新しいトライをされた三省堂国語辞典の概要については出版元へのリンクを張りました。こんな時代だからこそ、一つ一つの言葉についてきちんと吟味され、その内容が信頼に値する辞書の価値は上がっていくものではないかと思います。ただ、今すぐアプリを買おうとして前の第七版を買ってしまうと以下リンクにあるような新機能および、新たに採用された最新の言葉はすべて見られませんので、その点には十分お気を付け下さい。

https://dictionary.sanseido-publ.co.jp/topic/sankoku8/


カテゴリー: モバイル関連コラム | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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