時々刻々と変化する情報に追い付くためにはやはり「紙」よりも「電子データ」よりも「SNS」か

ここのところ、今まで私たちがあって当然だと思っていた常識が必ずしも絶対ではないのではないかと思うことが増えてきました。それは、今後起こるであろう電車やバスのダイヤの変更についても当てはまるのではないでしょうか。

後から考えると全くの取り越し苦労かも知れませんが、新型コロナのオミクロン株に感染した場合、感染した本人だけでなく濃厚接触者についても仕事や学校を休み自宅待機になってしまうようだと、職種によっては社会的な影響が出てくる恐れがあり、その業種の一つが鉄道・バス会社だと言えるのではないでしょうか。

大きな会社の場合は、現在は運転手を引退していても、免許を持ち電車やバスを運転できる人材を再配置して運行に影響を与えることを防ごうとしているようですが、そこまでの人材を持っていないところや、大きいところでも今以上に感染が広がってしまうと、通常のダイヤを大きな天災ではない理由で変えざるを得なくなってしまう可能性があります。全くこんな事は、私自身予想すらすることはできませんでした。

もしさらに市中感染が増え、ダイヤが事前の予告なく変わってしまうとしたら、私たちはどうしてその日に走っている電車やバスのダイヤはどうやって確認すれば良いのかということになります。こうなると一ヶ月ごとに出版されている紙の時刻表は翌月にならないとアップデートできないので、もし電車やバスが本数を減らして運転することになった場合、正確なダイヤを確認することは困難になります。

そうなると、やはりその都度アップデートを反映させることのできるスマホアプリの乗り換え案内や電子時刻表の方が正確なダイヤを表示することができるかも知れませんが、状況は日々というよりも一日の中の時間ごとに変わるというケースも出てくるかも知れません。結局は駅のアナウンスや掲示板に示される最新の情報をゲットしないと最新の運行情報は得られないのではないかという気もしてしまうのです。

ただ、インターネットの世界というのは相互扶助で情報を共有することができる世界でもあります。多くの人々が投稿するSNSを検索して、利用している駅やバス停にある最新のダイヤが書かれた場所の写真を撮って投稿している発言を見付けることができれば、家から出る前に現地がどんな状況になっているかということを把握するには有利になります。

乗り換えアプリの中には、利用ユーザーが投稿した列車の運行情報を口コミ情報として閲覧する機能が付いたものもあります。刻一刻と変わる可能性のある事については、公式アプリよりもSNSにアップされた多くの投稿の中から自分にとって有用な情報を探す方が良い結果が出る場合があります。今後の事を考えると、いかに多くのつぶやきの中から自分にとって大切な情報を切り出していくか、全体をどのようなキーワードで検索するのがいいのかということも考えていくべきではないかと思います。

他の公共サービス(役所や郵便など)についての情報は、さすがに電車やバスのように一日の中で何回も変わる可能性は少ないと思いますので、公式ホームページだけでなく公式のSNSをチェックしてリストを作り、ライフライン情報をまとめて見られるようにしておくことも大事ではないかなという感じがします。特に交通ダイヤの乱れが全国ニュースとして報じられない地方在住者にとっては、地域エリアの放送局よりもネットユーザーからの情報提供が大切な部分もありますので、今からそういった最悪のケースを考えながら掌の中で得られる情報を使いこなすことを考えていきたいと思っています。


カテゴリー: モバイル活用ガイド | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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