歩数計とはちょっと違う「Miles」アプリはシニア層にこそ入れて意味があるか

ガラケーでないスマホを持つメリットの一つとして、様々なアプリを使って手元でできることを増やせるということがあるのですが、中にはせっかくスマホにしたのに外にも持ち出さずに固定電話化している私の両親のようなパターンもあります。

たまたま昨日のテレビのワイドショーで、持って出掛けるだけでも「マイル」を貯めることができる「Miles」というアプリが出ているのを知りました。このアプリは、私がすでに入れているコカコーラのアプリのように歩数計の機能を使って歩いた歩数によって自販機で飲み物を購入できるチケットをもらえるのではなく、別の仕組みを使ってスマホ内にポイント(マイル)をためることができるようです。

というのも、スマホの位置情報のデータを使い、自宅をスタートして移動した距離(マイル)によってポイントが貯まるのですが、化石燃料を使わない「歩き」の方が車や電車での移動よりも同じ距離を移動した場合でも多くポイントが貯まるという仕組みのようです。買い物に行くにも自転車で行った方が車で行った場合よりもポイントが貯まるわけで、あとはそのポイントで何が得られるのかという問題はあるものの、とにかくスマホを持って外出してもらうためにはこうしたアプリがあると有難いという一面はあるわけです。

この種のアプリは、いったんセットしてしまうと何の操作をしなくても勝手に移動情報がサーバーに送信されることでポイントが支給されるのだと思います。こうした移動情報がビッグデータとして運営会社に知られてしまうということについて、不安に感じる方もいるかも知れませんが、人に知られたくない場所に行く時には基本的にはスマホを持って行かないか、GPSそのものを切ることで対応することはできます。ちなみに、うちの親の場合はほとんど行く場所が限定されているだけでなく、あまり役に立たない情報ではないかとも思えるので、それよりも、出掛ける時に忘れずにスマホを持って出てくれるモチベーションの一つになってくれるなら、いざという時には外出時でも連絡が取れるようになりますので(今までは自宅にスマホを置いて行かれると連絡の取りようがありませんでした)、このアプリを入れることでどうなるか期待しています。

ちなみに、両親のうち母親はいつも歩数計は持って出ているのですが、このアプリの場合はいわゆる歩数計アプリとは違うので、毎日の歩数については歩数計で計測して、移動にともなう距離だけはアプリで計ってもらうことで、今までの持ち物でスマホだけが増える(代わりに歩数計を使わないという事ではない)ということなので、もしアプリに興味が無くなってまたスマホが固定電話化したとしてもお金が掛かるわけでもないため、かなり気が楽です。

このアプリに新規登録すると、まず300マイルがボーナスとして支給されます。マイルと交換できる特典としては、来年の2月末まで500マイルでコンビニのファミリーマートからペットボトルのお茶飲料のクーポン券(ブランドおよび商品が指定されます)がありますので、まずはそのあたりからチャレンジしていって欲しいと思っています。ちなみに、両親は恐らくクーポン券を発券してコンビニで使うスキルはないと思いますので、ポイント交換の際には私が操作を代行することになるかも知れませんが、それはそれで出掛ける用事が増えますので悪くないと思います。私と同じように、スマホは持ってもらったものの、なかなか持って出掛けない人が家族にいる方は、こうしたアプリ操作をしなくてもポイントが貯まるアプリを活用してみるのもいいのではないでしょうか。


カテゴリー: モバイル関連コラム | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

スポンサーリンク

コメントを残す