たとえ日帰りの旅であっても現地で利用可能な特典をチェックする方が良い

前日書きました旅行計画は、まだ机上のみで実際に行けるかどうかはわからないものの、それなりに具体的なイメージは掴めています。今回は車でなく電車での旅ですので、目的地が決まったら考えるべきところは色々あります。

まず、現地までの交通手段について、単に経路検索アプリを使って調べるのもいいのですが、私の場合は時刻表を利用します。紙の時刻表でもいいのですが、同じ情報を利用できるスマホ用のアプリ「時刻表Lite」を期間利用すると、一ヶ月だと360円、7日間だと120円でネット接続のできる環境で紙の時刻表のデータが利用できます。私の場合は、まず現状での普通列車のグリーン券の料金をJR営業案内のページからチェックし、平日と休日の事前購入での51キロ以上の価格が平日だと1,000円、休日なら800円(休日の方が安いのは、通勤に利用される方が利用する人数が多いため)で利用できることを把握しました。これで、18切符の運賃に往復のグリーン券代を足した基本的な交通費を出すことができます。

さらに、静岡から沼津方面に往復する場合に、できればゆったり座って行きたいので、毎日運行している「ホームライナー号」に乗るための「乗車整理券」がいくらになっているかも時刻表のJR営業案内で確認できます。私の利用したいJR東海の乗車整理券は一回330円になっていて、もしうまく接続して往復使えると先ほど出した18切符にグリーン券を加えた金額にこの分を加えれば、現地までの交通費が出ます。ちなみに、現在の5回(一人で使うと5日分)の価格は12,050円で一人(一回)あたりに換算すると2,410円になります。出発日を平日にして往復ともホームライナーを利用できたとして(条件的に一番高額な場合)、一人あたりに用意すべき目的地までの交通費は合計5,070円になりますが、逆に言うとこの交通費がかなり割安になるような場所まで日帰りで行けるような目的地を設定すれば、それなりに満足度が高くなるということになります。

また、目的地に着いてからのことも考えておかないといけないでしょう。駅前から歩いて行ける観光地・食事処だけであれば問題ないのですが、都市によっては駅前と繁華街が離れていたり、観光スポットが分散しているケースもあります。ということで、ここで目的地が決まれば、その駅からのバス・地下鉄などの便はどうか、観光用の一日乗り放題の切符はあるか、さらに駅前でレンタサイクルが利用できるかということと、その料金について調べておくと、トータルの費用を計算しやすくなります。

ちなみに静岡駅前には過去のブログでも紹介したスマホアプリから利用が可能なレンタサイクル(電動)が完備されています。晴れている状況で静岡駅から周辺の観光地を回るなら、自転車の利用がおすすめですが、バスや電車のフリー乗車券もあるので、現地で何をするかを考える中でどの交通手段を決めるようになっていくでしょう。

さらに、地域によっては一部公的な補助金を使っていると思われる、県外・地域外からの観光客でも使える食事券やクーポンなどを販売・配布しているところもあります。果たして、税金でこうした補助を受けるのはどうなのかと考えてしまう方もいるかも知れませんが、豪華な旅行のできる予算はないけど出掛けたいし、例の18才未満一人あたり10万円の恩恵を受けられない方であれば、公的な補助を使って優遇の受けられる観光キャンペーンを実施している所を中心に目的地を探すというのもいいのではないでしょうか。

とりあえず、自分の中ではだいたいの目的地が決まっているのですが、特に現地まで行く体力(電車に乗っているだけでも体力は使うのです)が自分と他の人とずれていないかというのを確認しながら詰めていくつもりです。そうなると、最初に書きました時刻表アプリを使って、具体的に乗る電車の選定に入ります。できれば、静岡発着の「ホームライナー号」に乗っていきたいので、そのための列車を選んだり、どこで乗り換えるのが一番効率が良いのかということを、紙の時刻表のようにそれぞれの列車の停車時刻を流れの中から一覧しつつ、決めていければと思います。

ただ、こうした行為というのはかなり自分の頭の中で旅行に行った気になってしまうので、同行者は楽しめても、計画をする人にとってはそこまで新鮮な感じがしないというのがちょっと不満な点ではあるのですが、頭の中の計算通りに行かないこともありますし、もう少し緻密に計算をねってみるつもりです。


カテゴリー: 電車・バス | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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