空想ではない実際の旅行計画は相当の余裕を持ったものにした方が良い?

今後の状況によってどうなるかまだわかりませんが、私と同じように長いことどこにも出掛けられなかった友人から、ぜひ日帰りの旅を企画して欲しいと頼まれました。お茶をしながらどこへ行きたいか、何を目的に行きたいかという希望をすり合わせていったのですが、様々な思惑がある中で話をすると、どうしても大風呂敷を広げたような計画をしてしまいそうになります。

今回は車での旅ではなく、お手軽に青春18切符のシーズンに往復一回分を使って行く、リーズナブルな旅なのですが、それでも一日まるまる使えるということになると、色々なプランが出てきます。私の最寄り駅である静岡駅からでも始発に乗って行けば普通列車だけでもかなり遠くまで行け、例えば栃木県日光観光を日帰りで行なうことや、その日のうちに群馬県の草津温泉に入って帰ってくることも可能です。

ただ、そうなると行き帰りだけでもかなり電車移動になり、現地での時間を十分に取れなかったりするのですね。私の場合はそういった一部苦行的な旅でもそれなりに面白がることはできるのですが、今回相談を受けた友人の中にはほとんど電車に長時間乗って行くような旅に出掛けたことがない(^^;)人もいるので、さすがにそうした苦行を最初から経験させるのはどうなのか? と思ったので、もう少し条件をゆるくして、旅自体に悪い思い出が残らないような計画を改めて考えているところです。

考えてみれば、当り前に毎年のように自動車・電車・バスを使って旅に出る時にはいかに遠くへ行くかという方を追求しすぎたところがあったのですが、今回は長らくどこにも出掛けていなかったので、自分自身も長旅への耐久性が無くなっている可能性もあるので(^^;)、リハビリを兼ねつつ、今回旅行に出られるとしたら、それほど無理をしないで計画を立てていこうと思います。

こうした考え方をするのは実はもう一つの側面があります。複数回出掛けられるように今回は青春18切符を利用して日帰り旅をする予定なのですが、一回分ではその日のうちに最寄り駅までたどり着けないと、次の日からは別料金になってしまいます。ですから、ぎりぎりに詰め込んだ行程で予定を組むと、人身事故やちょっとした地震で電車が止まったらもう終わりです。

ということで、帰りの行程を組む場合は、その日の最終電車より前に着くような形である程度の余裕を持った計画を立てるようにしないと、私一人だけで出掛けるならそれでも何とかしますが、同行者がいるとなると、たとえ自分のせいで電車が動かなくなったわけではなくても、やはり気まずいものなので、少なくとも地方都市で駅からの路線バスが動いているうちに戻る計画を立てることが大事ではないかと思い、いわゆる「時刻表の逆読み」(到着地・時間から逆に時刻表を見ていき出発時間を決める)を行ないつつ、計画がうまくいきそうな場所をこれから選定していこうと思っています。感染症の状況によってはまた出掛けられないかも知れませんが、こうした制約がある中で同行者に楽しんでもらえるような計画を立てたいですね。ちなみに、どこへ行くにしても基本の交通費は青春18切符一回分しかかかりませんので、うまい接続のできる電車を割当れば、なかなか普段行けないところにも十分行けると思います。皆さんも、旅行の計画を立てる場合には、ある程度の余裕を持って計画を立てることをおすすめします。


カテゴリー: 電車・バス | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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