シェアサイクルを日々活用しているといざという時に役に立つか?

私の住んでいる静岡市において、今多くの場所に「シェアサイクル」が置かれ、電動アシスト自転車で楽に移動できることから、旅行者以外に普段使いで使っている人がかなり目立ちます。私の自宅の周りにはまだシェアサイクルのステーションはないので、自宅から自転車で移動することが多いですが、専用のアプリをスマホにインストールしていると、どのステーションに何台の自転車があり、さらにどこのステーションで返却(基本的にはステーション同士ならそのまま乗り捨てても大丈夫になっています)できるかということまでわかります。料金の支払いもアプリからクレジットカードで支払うことができるので、気軽な交通機関として街に根付いてきたという印象です。

先日の関東地方を襲った震度5強の地震で帰宅難民になりかけた方々のうちで、手早くこの「シェアサイクル」に注目された方もかなりいたと思います。ちなみに、静岡市で普及しているのは「ハローサイクリング」というもので、これは関東にも展開している白い自転車です。他には「ドコモ・バイクシェア」(赤い自転車)、こういう仕組みがあることを知っていて、すぐに使える状況にしておくと、「その場に留まって宿泊場所を探す」「タクシーやバスを待つ列に並ぶ」「とにかく歩いて家に帰る」という選択肢以外の「シェアサイクルで長距離移動して帰る」というパターンが増えることになります。

その際、電車で比較的長い時間移動して通勤通学をしている方は、自宅の近くにステーションがあるかという事も事前に知っておけば、スムーズに利用して家の近くまで体力を消耗せずに移動することができるでしょう。

ただ、こうしたシステムも、シェアであることから常に他の人にも使われる可能性があるということで、早く決断して現在地近くにレンタル可能な自転車が置いてあるうちにゲットする必要があります。今回の地震後の報道によってこうしたシェアサイクルの仕組みも知られることになり、人に先んじて使うことは難しくなるかも知れませんが、逆にこうした利用方法があるということで、日常的に歩かないで短時間でも利用する人が増えることで、シェアサイクルの台数やステーションの数が増える可能性もあります。

ただこうした情報だけを知っていても、いざという時までシェアサイクルの登録もせずスマホアプリも入れていないようだと、使い方がわからずまごまごしているうちに、使い慣れた人に先に使われてしまうような事も起こります。こちらで展開している「ハローサイクリング」は15分70円、12時間1,000円(この価格は静岡市のもので地域によって多少のばらつきがあります)とかなりお手軽に使えるので、いざという場合に慌てないように、今のうちに登録して利用し、その使い勝手をメモしておくなどしておけば、大きな災害があった場合に自分の身を助ける手段として使えるかも知れません。

地方在住の方も、大都市に遊びに行ったもののホテルまで帰れなくなるようなケースもあると思いますので、大手のシェアサイクルのホームベージのリンクを下記に紹介しますので、登録してスマホにアプリをインストールするまではやっておいて損はないと思います。

ドコモ・バイクシェア
https://docomo-cycle.jp/

ハローサイクリング
https://www.hellocycling.jp/

カテゴリー: 防災コラム | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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