ニトリの新しい「超保温ボトル HEATEX」はキャンプ仕様?

先日、スチームアイロンが壊れてしまったので(^^;)、ニトリの安いスチームアイロンを買いに行ってきました。基本性能はちゃんとしていて千円そこそこで購入できたのですが、その際に近くの店舗では置いていなかったのですが、今ニトリの真空断熱ボトルがすごいことになっています。

過去のブログ記事で、750mlの2Wayボトルの保温性能が95℃以上のお湯を入れて6時間後に82℃をキープするカタログ値があることを紹介しましたが、その製品がラインナップから落ち、今後ニトリは同じようなタイプのボトルを出さないのかと思っていたところ、ネットニュースでは店舗では12月7日から新しい真空断熱ボトルを出すのだそうです。それが表題の「超保温ボトル HEATEX(ヒーテックス)」のシリーズです。

このボトルは、「冬のレジャーでも山の山頂でも」と商品の説明にあり、製品の写真を見ると本体底とカップの底に落下時の衝撃を和らげるゴムが付いているので、今までの日常用とは違ってサーモスの山専ボトルやモンベルのアルパインサーモボトルという一連の商品を意識して作られたものであると思われ、その性能は本当に大丈夫か? と思えるほどのカタログ値を叩き出しています。サイズは500mlから900mlまでの3タイプで、それぞれの保温・保冷性能は以下の通りです(保温は95℃±1℃から、保冷は4℃±1℃から)

・500ml 保温性能 84℃以上が6時間継続 保冷性能 6℃以下が6時間継続
・750ml 保温性能 85℃以上が6時間継続 保冷性能 5℃以下が6時間継続
・900ml 保温性能 88℃以上が6時間継続 保冷性能 5℃以下が6時間継続

ニトリのニュースリリースによると、中栓内部に断熱材(硬質ウレタン)を入れ、従来品と比べて中栓の部分から熱が逃げにくくなったとのことで、この仕組みはモンベルのアルパインサーモボトルと同じです。また、内びんに銅メッキ+銅ホイルをしていることでの保温効果もあるとのことです。また本体は他社のものより少し大きく重くなっています。500mlのものでカタログ値を比べてみると以下のようになります。

・ニトリ  直径7.8cm・長さ22.8cm・重さ約320g
・モンベル 直径7.0cm・長さ24.0cm・重さ約265g
・サーモス 直径7.0cm・長さ23.5cm・重さ約280g

ニトリの750ml・900mlの直径は8.4cmとさらに太くなるので、持っていくことを考えると躊躇するかも知れません。他社と比べるとかさばることはありますし、今の私の湯沸かしセットでは750mlの水を一気に沸かすのは厳しいので、購入するとしたら500mlのものになると思います。ちなみに店頭での税込価格(500ml)は2,990円で、750mlが3,490円、900mlでも3,990円と格安です。

ニトリの場合は、終売時にさらに値引きされることもあると思うので、個人的には先日購入してニトリではサイズ展開のないモンベルのアルパインサーモボトル350mlとセットで500mlを使い、今後の商品展開を見つつ(後継品が出ない可能性もあるので)、他のサイズについては、値が下がった場合には狙っていこうかなと思っています。それにしても、これも2020年に流行語大賞にノミネートされた「ソロキャンプ」ブームのおかげなのかと思ってしまいます(^^)。この製品については近くの店舗受け取りでネット購入(クレジットカード決済)すれば送料はかからないので、早速注文してみました。現品が届きましたら、改めてレポートさせて頂く予定です。

注文していた製品が届いたので、保温性能のテストを行なってみました。興味のある方は以下のリンクをご参照下さい。

https://syachu.net/2020122401


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