企業問い合わせの順序は問い合わせフォームから

先日、0570から始まる企業問い合わせの番号に電話するのがいやで(^^;)、とある企業への問い合わせを、ネット上の問い合わせフォームから連絡をしたのですが、その際には全ての内容がメール(こちらからはメールが送れない仕様になっていたので、返信メールをコピーしたものを付けたもので再度連絡しました)で完結し、電話を掛けて内容を説明する手間も、相手からかかってくる電話を待つわずらわしさも感じずに済みました。

そんな事があった直後に、また問い合わせをする必要性が出てきました。実は今回たまたまテレビを見ていたら、ブリヂストンサイクルの前・後輪を一つのカギでロックできるシステムについて、リコール情報を流しているCMがありました。私が毎日利用している自転車にもこのシステムが付いているので、詳しく調べてみたところ、ロック状態を表示する部分に「黒」のシールが貼ってあり、何と点検の上部品を無料交換する対象になっていたのでした(同じところのシールが「白」の場合は今回のリコール対象外だそうです)。最悪の場合、走行中に前後輪がロックし、乗っている人が放り出されて大怪我をする可能性もあります。

テレビCMではフリーダイヤルを掲示し、対象製品を持っている人に電話をしてくれという事を訴えていましたが、一瞬で終わってしまうテレビCMの内容をネットでゆっくりと調べることができるというのは、問い合わせをする場合の心構えも変わってきます。

私の自転車は幸いにして不具合が予見されるような不安な兆候は出ていなかったのですが、ロック状態の表示部が破損していたり、ハンドルを回す際に違和感があるような場合はすぐに使用を中止して欲しいという説明がありました。もしそのような状況のブリジストンサイクルを利用している方はご注意下さい。

改めてネット上から今後の流れについて見ていくと、リコール対象の自転車を持っている人については、車台に付いている二種の番号で確認した上で問い合わせた後、部品が調達でき次第ブリジストンサイクルが提携する販売店まで出向いてもらい、そこで部品の交換を行なってくれるのですが、どの販売店にするかというのは自宅から近い場所の方がいいわけです。電話で問い合わせをする場合は、まずは自分の自転車がリコール対象車なのかの確認から始まり、さらにこちらの住所を口頭で伝え、そこからコールセンターの担当者との打ち合わせでどこで部品交換をするかを決める話し合いになるのだろうと思います。

私自身、フリーダイヤルであることから直接電話しても通話料はかからないものの一連の説明がめんどくさくて、問い合わせフォームを見ると直接話した方がいいような場合はあちら側から電話があるそうなので、これだけはしっかり伝えたい内容については問い合わせフォームに直接入力して連絡待ちの方がいいと思って電話はしませんでした。

ネット上からは現住所から一番近い部品交換のできる販売店を地図で探せるようになっていて、第一希望の店舗を問い合わせフォームに入れられるようになっているので、くどくど話すよりも確実に必要な情報を先方に伝えることができます。これでほぼこちらから伝えたい事は問い合わせフォームへの入力だけで事は済んでしまったので、これはこれで良かったのではないかと思いました。

ちなみに、問い合わせフォームへの入力を送信した場合、問題なく先方に届いたのか不安になりますが、送信直後に正しく受け取られた場合には、登録したメールアドレスに確認のメールが届きますので、連絡が付かないような事もそのメールを確認することで防ぐことができます。なかなかインターネットを使いこなせない方は一連の作業が大変かも知れませんが、できる人が電話連絡をせずに問い合わせフォームを使用することで、電話しかできない人がつながるまでにかかる時間を減らすことができるかも知れませんので、緊急的な事がない限りは電話よりも問い合わせフォームからの連絡を優先するようにしたいと今後は思います。

恐らく、音声通話をする事自体が苦手な人も少なくないと思いますので、企業の方でこうした問い合わせフォームから連絡をした際のレスポンスを早く行なってくれるようだったら、仕事としては大変なコールセンターの負担も減らしていけるのではないかと思います。ただ、それには相手の声が聞こえない文字だけのやり取りの中で、しっかりとした対応をすることが不可欠だと思うので、今後の企業の取り組みにも期待したいと思います。

ちなみに、私の自転車の方はすぐに部品は来なさそうですが、自動車のリコールと同じような感じでもあるので、このまましばらく先方からの連絡を待ちたいと思います。


カテゴリー: モバイル関連コラム | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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