アースノーマット USB電源式使用でエネループ単三2本用バッテリーKBC-E1ASが復活!

先日、近くのドラッグストアで商品の陳列すらなかったと紹介した「アースノーマット USB電源式」ですが、意外にも自宅から一番近いスーパーの陳列棚にひっそりと置かれているのを発見しました。しかも価格は800円ちょっとと、60日用のボトル付きとしては激安で、すぐに購入してしまいました。今回は改めてこの蚊取りキットの評価をしてみたいと思います。

過去、色々な車中泊で使えそうな電子蚊取り器を物色してきましたが、モバイル用途・電池式は独自のカートリッジとなり、もし出している会社が供給をストップした場合、いくら優秀な機能を持っていてもゴミと化してしまいます。その点、この「アースノーマット USB電源式」は一般的なリキッドカートリッジを使用しているので、コンビニでの購入も可能です。

さらに、前回も書きましたがパソコンのUSB端子から利用可能ということなので、一般的なパソコンのUSB出力である5V 0.5Aという出力でも動くということになります。ただし、モバイルバッテリーで連続運転すると、だいたい手持ちの9600mAhのバッテリーが、多少弱っているものの8時間連続で使っていて半分になってしまうくらい電力を使います。

ただ、5V 0.5Aで使えるということになると、私の中で一つの製品を復活させるチャンスになると思いました。それが、単三2本で主にガラケーの充電に使うことを意識して出されたSANYOのエネループ用充電器・モバイルバッテリーKBC-E1ASです。

単三2本だけだと連続使用に不安はあるものの、いざという時に窓を全開した車内にいても蚊に刺されることを防ぐくらいのパワーがあるアースノーマットを稼働させることができるというのは大きなメリットです。私の場合はKBC-E1ASをすでに持っていたので流用することができますが、現在でもコンビニやネット通販で、乾電池やエネループを使ってガラケーやスマホを充電できるグッズは販売されていますので、こうしたものを今は使わなくても持っておくことは大事だと思います。

というのも、今回の熊本の水災の被災者が避難所で生活をする際、感染症予防のため避難所の窓が開けられているため、蚊の襲来に大変参っているという話が出てきています。最近の避難所はカーテンでパーティションが区切られているので、その中でこのアースノーマットを乾電池やモバイルバッテリーとのセットで使えばその中では蚊の侵入を防げるということになります。

電気を使わない蚊対策としては昔ながらの蚊帳が全パーティション内で利用できるようになればいいのですが、なかなかそうもいかないものです。さらに自分たち家族だけが蚊帳やメッシュの小型テントを設営し、その中で蚊から逃れたとしても、周りからやっかみを買いトラブルになることも考えられます。

このアースノーマット USB電源式でもモバイルバッテリーをどうやって安定的に充電するかという問題は残るものの、いざとなれば太陽電池パネルからモバイルバッテリーに充電するシステムが使えれば、個人では何とかなるレベルではあります。そういう意味では普段使いのものを防災用品として流用できるというメリットを生かしつつ日常的に使っていきたいと思っています。

あと、日常的に使う場合は説明書に付属のコード以外は使わないようにと書いてあるものの、USB端子のあるACアダプターも付属していないということで(この組合せを使うと、自宅での電源を心配しないで使えるようになります)、モバイルバッテリーとのセットでは、かなり短い接続コードを利用した方がコードにつまずいたりする危険性を回避できるので、今ならmicro Bタイプの短いコードも100円ショップで入手しやすいと思いますので、モバイルバッテリー用には短いコードを使う方がいいと思います。

カテゴリー: 車中泊のための道具考 | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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