結局いつまで今の生活が続くのか

私の住んでいる静岡県ではすでに緊急事態宣言が解除されており、スポーツジムやパチンコ店への休業要請を本日あたりから解除することになったそうです。ただ、そこまで安心はしていないというのが正直なところです。

ここのところ週末のランチは家で作らずにテイクアウトを利用しているのですが、当然お店の人が感染症に無症状で感染している可能性もあり、テイクアウトした食品を食べることでこちらも感染する可能性は0ではないことをわかっていて利用はしているのですが、昨日テイクアウトしたお店では、今回の緊急事態宣言解除を受けて時間短縮をした上で営業を行なっており、かなり多くの人がお店を訪れているのを垣間見てしまいました。

お店の方では十分、衛生に気を使って準備しているのだとは思いますが、感染を広げてしまう可能性が指摘されていた「サラダバー」を行なっているのにはちょっとびっくりしました。一応、サラダバーのコーナー全体を覆うように透明なビニールシートを掛けてはあったのですが、サラダのところに置かれたトングは使い回しているようでしたし、何かの拍子で利用したお客さんの中に一人でも感染者がいたとしたら、そこから伝染する可能性もあるので、個人的にはまだサラダバーありのお店で食事をしようとは思いません。

私のこうした行動は、お店を利用している人からしたら気にし過ぎという風に思われるのかも知れませんが、そもそもまだ根本的な新型コロナウィルスに対しての防御法もわかっていないのですから、自分で気を付けられるところは付けるべきだろうと思います。

では、どうなったら私自身も車中泊の旅に出るなど以前と同じような生活に戻そうと思うかというと、職場でも学校でも、はたまた健康保険に入っている人が抗体検査を受けられ、そこで自分の中に新型コロナウィルスの抗体があることがわからないと、表立っての活動は難しいと思います。なかなか感染した覚えのない人間にまで検査の幅を広げられない状況であることはわかっていますし、恐らく外出を控えている分、自分が軽い新型コロナウィルスにかかって抗体ができているとはちょっと思えず、今の状態で検査を受けてもあまり意味がないとも思います。そうなると、結論としてあるのは、できるだけ早く、インフルエンザと同じようにワクチンが開発されて予防接種ができるのかどうかだと思います。

もし、今後新型コロナウィルスに感染して肺炎を起こしたとして、早期治療を受け、自分にも免疫力があればそこまで重症化しない病気であったなら、日本中の人々が普段の生活を行ないつつ少しずつかかっていって、そのうちに多くの人の体内に抗体ができるので収束への道は見えてきます。その際、きめ細やかなデータを取っていれば患者の数が増えていかない事がわかりますし、私たちもそのデータを参考にして生活していけばいいと思うのですが、先日起きた20才の力士がお亡くなりになった経緯を見ていくと、まず自分がそれらしい症状を起こしたとしてもすぐに検査が受けられるのかすら怪しい状況になるので、そもそも風邪すらも引かないような家に籠もる生活になっているというところもあります。

これはあくまで個人としての感覚に基いた意見であることをお断りしつつ、今の自粛だらけの生活から変えていく方法について考えてみたいと思います。まずは、少なくとも日常生活の中で体調が悪くなり、かかりつけ医の検診を受けて新型コロナウィルスの疑いを否定できない場合にはすぐに検査できる状態ができる体制をまずは整えてくれればと思うのですが。もちろん、現場の方々の大変さというのは重々承知していますが、そうした環境があって初めて、体力があって治癒する可能性の高い人が仕事に戻っていくことで、多くの人々の生活の立て直しに動くことができるわけでしょう。個人的にはその前提がある中で不用不急の外出を控え、手洗いやマスクの着用、うがいでの自衛を行ないながら、ワクチンが実用化され接種できるようになるのを待つしかなさそうです。

もし、今年の秋から冬にかけて新型コロナウィルスの第二波がインフルエンザとともにやってきて、その時までにワクチンが間に合わなかった場合は、今と同じ状態が来年も同じように続く最悪の状況も考えておく必要もあると思います。今は、治療薬およびワクチンの早期開発を関係者の方々にお願いするしかありませんが、現状どこまで活動してもいいのかを考えながらその可能性を探るような生活をしばらくは続けていく覚悟を個人的にはしています。


カテゴリー: 防災コラム | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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