自分の無意識の行動をコントロールする大切さ

テレビはここのところいつも新型コロナウィルスに関する話を取り上げることで、こちらの方もいかにして感染症から身を守るか? ということについて考えることが多くなってしまいました。しかし、今までの自分の行動を振り返ってみると、自分から好んで風邪を引いたり、インフルエンザに掛かっているわけではありません。

私自身の話をすると、昨年の今頃は実際にインフルエンザにかかって自宅から仕事にも行けない状態を体験したものの、どうやってインフルエンザにかかったのか? という点についてはよくわかっていません。今年もそうですが昨年もインフルエンザの予防注射はしっかりしたのになぜだと昨年は思っていたのですが、今年はインフルエンザのようによくわかっていないウィルスに感染しないためにはというような情報をしこたま仕込んできたので、人の多いところに行く場合にはその方法を実践しようと思っているのですが、たまたま昨日は人が少ない時を狙って地域にある大型ショッピングモールまで出掛ける中で、自分の行動の未熟さというものをひしひしと感じてしまった次第です。

一応、乗り物に人と一緒に乗ってそこから感染しないように自分の車で出掛け、車を停める場所も立体駐車場の屋上に停めました。あまり防御にはならないと言われているマスクを付けて車を降り、モールの中にあるお店へ買い物に行ったのですが、そこで無意識についやってしまったのが、下りのエスカレーターに乗っていて、体がよろけるわけでもないのについ手すりに手を添えてしまったことです(^^;)。この行動は回りを見ていても手すりに手を添えてエスカレーターに乗っている人はしばしば見付けました。頭の中ではとにかく素手で多くの人が触っていそうな場所に触ってしまわないように気を付けたつもりでも、なぜか手をついてしまってからヤバいと思ってはっと手すりから手を離してももう後の祭りです。ショッピングモールにはちゃんと温水が出てエアータオルのある洗面所が完備していたり、各階の所定の場所に消毒用アルコールが用意されているのでいいのですが、なかなか手に付いたであろう菌を付けたまま動くことが感染症にかかる原因の一つであるということをしみじみ思いました。

その時にはさすがに顔のパーツに直接手で触れることは(触れることで菌やウィルスが体内に入ってしまう危険がある)しませんでしたが、エスカレーターであれだけ思い知ったにも関わらず、階を移動するためエレベーターに乗った際、エレベーターのボタンを直接指で押してしまうという失態をさらに起こしてしまいました(^^;)。これもテレビでは十分な注意が呼びかけられていて、お隣の中国ではボタンを押すための爪楊枝が用意されていることを「何て莫迦なことを」と笑って見ていた自分が本当に恥ずかしいです。再度エレベーターを利用した時には、常に持っているボールペンの先でボタンを押すようにして手に何かが付くことを逃れることができましたが、いつもは車移動が中心でエレベーターもエスカレーターもあまり使うことがないので、やはり実際に行動してみないと自分の起こす「問題行動」がどこに出るかという事はすぐにはわからないものだとしみじみ思いました。

今回は、ウィルス対策にマスクしかしていきませんでしたが、さらに花粉対策用のメガネを掛けたり、顔と同じく触るとウィルスが付いている可能性がある頭や髪の毛を触っても大丈夫なように帽子をかぶったり、洗面所の設備がそれほど整っていない所に行った時のためにタオルやティッシュ(どうしても顔を触りたい時にはティッシュ越しに触ってすぐ捨てる)、除菌のできるウェットティッシュを持って行くなど、様々な対策を頭に入れつつ、つい今回のように触ってしまった場合に備えることも必要かなと思います。

実は近いうちに公共交通機関を使って関東に行く用事があるので(^^;)、改めて自分の行動についてチェックしてみたのですが、やはり100%完全に頭の中で考えた事を実行するというのは難しいことだということを改めて思いました。こんなことを書いていると日々満員電車で通勤通学をしている方々に莫迦にされるかも知れませんが、こうした行動を正すということは、例年のインフルエンザやノロウィルスにかからないためにも必要があると思いますので、特になかなか人の多くいるところで生活していない方は、自分で意識した方がいいと思います。自分ができる所は自らの過失で体内にウィルスを引き込まないように気を付けつつ、今後の行動についても考えていこうと思っています。


カテゴリー: 防災コラム | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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