2020年2月現在のマスクについての様々なお話

今の社会はテレビを見なくなった人が多くなっているとは言うものの、やはりテレビニュースの影響力というのは人々の行動様式を変える力があり、すでにマスクの一般向けの販売についてはほとんど入荷せずという状況になっています。

このまま品薄が続くと、医療機関で使用するマスクや消毒用のアルコールについてまで在庫が底をついてしまう可能性があるのだそうで、自分のためでなく転売するためにマスクを買い占めるような事かあると、どうしても使わなくてはいけない所にまでマスクが行き渡らなくなってしまうので、さらに混乱が広がってしまう可能性があります。

さらに、私の所には来ていないのですが、「マスクの無料配布」というような内容のメールを送り付け、そのメールに添付されたファイルを開かせることによってウィルスはウィルスでもコンピューターウィルスの方にパソコンやスマホを感染させて、そこから個人情報を抜き出そうとする輩がネット上にはいるということです。中には、京都府山城南保健所の名を騙ったそれらしい注意喚起のメールの中にウィルスを仕込んだ添付ファイルを付けて送っているようなケースもあるようです。

こうしたメールについては、メールの内容自体は怪しいものではないので、つい開いて見てしまおうと思えてしまうわけなのですが、この場合の予防策は新型肺炎より簡単です。基本的にどんなメールでも、添付ファイルや本文中のリンクをむやみに開かないで、どうしても開かなくてはならないような文面になっていた場合は、その添付ファイルやリンクの内容を改めて調べるようにすることで、感染を防ぐことができます。

私自身は全てのメールをGmailに一元化しているので、自分の受信フォルダ(ウェブメールを利用しています)の中にはすでにウィルスチェックや、文面によるあやしいメールを排除をされて問題ないメールしか入ってこないようになっています。それでも、添付ファイルのあるメールが出てきた場合には、直接ファイルやリンクを調べることになります。

とにかく怪しいファイルをダブルクリックしないように気を付けてダウンロードし、Windowsの場合、標準装備のウィルス対策ソフトや有料で入れた対策ソフトを使ってスキャンしてもいいですし、有料のソフトにはメールソフトで受信する時に警告を出してくれるものもあります。また、そうした用意がない場合でも「オンラインウィルススキャン」とネットで検索すると、ネット上に対象ファイルをアップしてウィルス入りか安全かを調べることもできます。

さらにメール内にリンクがある場合について、そのリンクをクリックせずにメールの書き出しの部分(非リンク部分)をコピーしてそのままネット検索すると、そのメール自体が怪しいメールなのかそうでないのかが、自分で調べることもできます。怪しいメールでその内容も必要のないものだとわかれば、すぐに削除することで安全にスマホやパソコンを使うことができるようになるでしょう。

そして、今後の不安と言えば、新型肺炎だけでなくインフルエンザや花粉症の方がどうしても使いたいのにマスクが医療機関優先になってしまい、こちらの地方ではすでに花粉が飛び始めている中でマスクが使えない人が出てくるということです。

その点について、「買えないなら作ろう」という考えでマスク作りのための型紙を公開しているサイトがあります。

・無料型紙工房ことろ
https://www.cotoro.net/archives/65582745.html

上のサイトにアクセスし、作り方の説明を見ながら次のページに移動するとダウンロードできる型紙があります。サイト管理人のご好意で、自由に型紙を印刷して利用することが許可されています。もし周辺にネットを利用できない方がいる場合は、A4サイズの紙に印刷したものを渡すことについては許可を出しているとのことなので、ガーゼを利用して洗うことで使い捨てにしないマスクを自分で作るという事も考えてみていいのかも知れません。ガーゼで作ったマスクは洗って再利用が可能なので、あてのない旅をする場合には用意しておくと便利かも知れません。

とにかく、人々が困っていることに乗じてお金や情報を得ようとするような輩に心を許してしまわないように気を付けながら、マスク不足の今を乗り切るようにしたいものですね。


カテゴリー: 防災関連ニュース | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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