ネット配信の「プリペイドサービス」の可能性

ドコモの動画配信サービスである、dTVは正直数々ある動画配信サービスの中においてそこまで多くの人に使われているとも思えないのですが、利用するための手段が増えたということで、改めてその概要を紹介することにします。

というのも、最近のコンビニでは各種プリペイドカードを購入することができますが、その中に動画配信サービスのdTVのシリアルコードの販売が、セブン-イレブンで始まったそうなのです。このシリアルコードではdTVの利用を3ヶ月楽しめるもので価格は税込1,650円になっているそうです(サービスの月額は500円)。

こうした販売方法を取ると、この正月のように今までどこかへ出掛ける予定が無くなったような場合、継続することを前提にクレジットカードで毎月の利用料を払って途中解約するのではなく、とりあえず3ヶ月間見られるような権利を購入し、その後続けるかどうかは状況を見て決めるような事ができるということになります。

2021年はそれなりにブロードバンドが普通に使えるようになり、高速を使い切っても最大1Mbpsという、スマホでなら十分動画配信を途切れることなく見られるようなクオリティのプランが提供されるようになるので、普段はYou Tubeを無料で見ているような人が、著作権的に問題のない映画やテレビ番組の再配信を遠慮なく見るためには、有料の動画配信サービスが使えると便利です。

個人的にはこうした動きが広がり、利用期間がさらに短く、数百円単位でも購入できるようになれば、どうしても見たいコンテンツを見るために、コンビニに走ってプリペイドのシリアルコードの購入をすることも出てくるだろうと思います。

本当は、スポーツの一試合だけを見るためにネットで一番組・一作品単位で購入できるようになればさらにいいですが、今後例えば旅行中(移動中)に見たいとか、里帰り先で見せたい(Androidプロジェクターやスティックタイプの動画視聴用ハードなど持ち運びできる動画コンテンツ再生グッズを利用するなど)映画があるような場合には、休みの時だけでも動画を見られるだけでなく、思い立った時に旅行の途中でコンビニに立ち寄ればすぐに使えるというのは便利だと思うのですが。

すでに同様の動画配信サービスに於いては、huluチケット・U-NEXTカード・Netflixプリペイドカードもコンビニでの購入が可能になっているようです。dTVは毎月の利用額は既存のサービスよりも月額が安いので、見るものが合えばおすすめですが、独自コンテンツの充実しているhuluやNetflixで見たいものがある場合には、お休み期間を利用してプリペイドカードで見るというのも一つの方法かも知れません。私の場合はアマゾンのプライム会員なので、一応それなりの映画などは見られますが、話題作のみを見るために継続して新たな動画配信サービスに加入し続けるよりも、今後はプリペイドカードの購入をして、期間限定で利用することも考えていきたいと思っています。


カテゴリー: 通信サービス全般ニュース | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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