少し前になりますが、静岡から横浜の中華街に行く場合には金券ショップで回数券を購入するよりも素直に桜木町や石川町までの乗車券を購入した方が新横浜から桜木町・石川町までの乗車券を別買いしなくても済むということを書いたことがあります。今回また中華街方面に出掛けることになったのですが、お金を節約するために全線在来線で行きたいところですが、今回はどうしてもいつも出掛けている時間に出掛けられなくなってしまいました。ちなみに、普段使っている静岡から石川町までのタイムテーブルは以下の通りです(時刻表は2019年の7月1日のものを利用しています)。
一本目 静岡発9時24分発(東海道本線・熱海行)10時47分熱海着
二本目 熱海発10時53分発(東海道本線・高崎行)12時11分横浜着
三本目 横浜発12時14分発(根岸線・磯子行)12時21分石川町着
今回はこの静岡発9時24分発の普通列車に間に合わないそうもないのです。ただ全ての行程を在来線で行こうとするとまだ静岡発9時52分の普通列車に乗れば何とか石川町には12時32分に着くことができます。しかし、できればそこまで時間を切り詰めて行きたくないというのが正直なところです。というのもこの乗り継ぎはぎりぎりの列車を乗り継いでいくため、昼食を途中で買うこともできないのです。
そこで、同じ10時前に出発するスケジュールでも、少しワープすることによって乗れなかった熱海行きの列車に追い付くことができ、さらに三島駅でも時間的な余裕を生み出すプランを考えました。それが以下のプランです。
一本目 静岡発9時53分発(東海道新幹線こだま)10時18分三島着
二本目 三島発10時33分発(東海道本線・熱海行)10時47分熱海着
三本目以降は上記プランの二本目からと同じ
ちなみに、新幹線の自由席特急料金(静岡~三島間)は980円です。昔は静岡と東京をつなぐ急行や特急があり、よく利用したことがあったのですが、今の状況の中では一部新幹線を使って時間短縮を図ることがベストです。熱海や小田原、新横浜までの特急券を買ってもいいですが、本来の予定をカバーするのが目的であり、さらに在来線と違って新幹線の中ならセパレートになっていて食事もできます。さらに、平日の熱海~横浜間の普通列車のグリーン券が980円(事前料金・Suicaグリーン券の場合)なので、この部分を我慢して普通席に座るようにすればその料金で新幹線に乗り、時間的な遅れも取り戻すことができるというわけです。
ちなみに、過去に安く新幹線こだまを利用して旅ができる旅行商品に「ぷらっとこだま」がありますが、静岡から新横浜までの料金はドリンククーポンは付くものの、東京までの値段とは100円しか違わない4600円で、しかも新横浜から中華街までは別料金で買い足しになります(新横浜から石川町まではICカード利用で216円になります)。一部路線を新幹線でショートカットするプランだと、ぷらっとこだまより片道千円以上安く利用できるので、今回もあえて回数券や特別な乗車プランは使わずにその日の天候や路線情報などを入手して一番安く楽に行ける方法を選択したいと思います。